「軽快なストーリー」ザ・メキシカン プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
軽快なストーリー
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組織に属するブラピは最後の仕事を失敗し、もう1仕事するハメになる。
それはメキシコに行ってある男から伝説の拳銃を受け取ってくるという物。
すぐに手に入ったが、車ごと盗まれる等の不運が続く。
恋人のジュリア・ロバーツもまた組織の別のメンバー(実は偽者)に軟禁されるなど巻き込まれる。
拳銃を取り戻したブラピは先の偽メンバーの件においてボスを信じられなくなり、
大ボスに直接会いに行く。大ボスは刑務所暮らしのうちに改心していた。
そこで「その拳銃を作った男は親方の娘に恋をしていたが、勝手に貴族と娘の結婚を決め、その際に貴族に納めるためのものだった。男は細工をして貴族の試し撃ちが失敗するように仕組んでいたが、その恋心を貴族に気付かれ殺される。悲しんだ娘はその拳銃で公衆の面前で自殺をはかる。細工されていた拳銃が何故か火を吹き、死んでしまった」
という話を聞く。だからその親方に返したい一心で拳銃を探させたのだ、と。
ブラピは大ボスに拳銃を返すためそれを持っているジュリアのもとに戻ったが、ボスの差し金によりピンチが訪れる。ジュリアはボスの手下を撃った。この時も何故か拳銃は火を吹いて手下死亡。
その際に銃弾と一緒にリングが飛び出した。そう、職人のした細工とはこれだった。
ブラピは拳銃は返したがこのリングは貰い受け、ジュリアへの結婚指輪とした。
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上記のようなストーリーだったが、半分コメディなのできっちり話が進んでいくわけではない。
が、マフィアなのに一部を除き登場人物がいい人ばかりで、またテンポがよかったので見やすかった。