交渉人 真下正義のレビュー・感想・評価
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踊る〜の世界観を逸脱していないけれど、本編や室井映画の「上との軋...
踊る〜の世界観を逸脱していないけれど、本編や室井映画の「上との軋轢」がなく、終始現場目線で進行するので上層部への苛立ちを感じずに済むところが見ていて気持ちがいい。テンポよく、長時間を感じさせないし、犯人が特定されていないのも秀逸だった。
やる時はやる男なんです
ネゴシエーターになった真下くんが大活躍するスピンオフ!
真下くんのスピンオフがあるなんて、と驚きました。
もしかして踊る3の時に真下くんが配っていたDVDはこの作品?(絶対違うけれど爆笑)
犯人のヒントをすぐに調べられるあのパソコンいいね!
私も欲しいー!
結局犯人の姿を目にすることができなくてモヤモヤ。
交渉人の敵ということもあって対面で戦う相手じゃなかったから?
クモの巣みたいにいろんな仕掛けを張り巡らせた緻密な犯行で痺れると同時に現代でもありそうな事件で怖かった。
踊るで唯一恋愛が進展している雪乃さんと真下くん。
告白こそ最低(笑)だったけれど順調にお付き合いが進んでいるみたいで良かった。
最後のプロポーズはネゴシエーターとは思えない、スマートさのカケラもないものだったけれど、真下くんの良いところが詰まってて、雪乃さんもなんだかんだこういうところが好きなんだろうなー、って思って見てました笑
キャリアだって優遇されていっぱい勉強していたのは伊達じゃなかったなぁーって思って見てました笑
面白かったー!
スピンオフ第一弾!意外にカッコいい真下正義!
「踊る」シリーズの中でも特に大好きな一本です。あの、真下正義が、メチャ良い!
警察で初めての交渉課、それを束ねる課長として、おとぼけた感じそのまんまの真下が捜査の指揮をとる。
真下の手足として、東京中を駆け回る木島刑事が、また良い!如何にも昭和って感じで、作品に華を添えてます。
地下鉄構内を走り回る謎の列車。SATまで登場して、ホンっと大掛かりな事件が、クリスマスイブで浮かれる街を巻き込んでいく。
お馴染みの湾岸署の面々もチラホラでてくるし、お約束の小ネタの数々も忘れていない。まさに「踊る大捜査線」ファンへのサービスも充実した一本です。
【ネタバレ】
お笑い要素も満載で楽しませてくれる中、犯人とのやり取りが緊迫した雰囲気を盛り上げます。
ヒントとして名前が挙がる数々の映画。マニアには、たまらないニヤリニヤリの連続です。
そして、この作品の特異な魅力は、最後まで犯人が明らかにならなかったところ。犯人逮捕に至らないってのが、刑事ドラマとして異質ではあるのですが、面白いから良いんです。ラストまで気が抜けなかった。
ただね、ドラマとは言え、ユースケさんと水野さんが結ばれるのが腑に落ちない。
何で、真下とゆきのさん?
踊る大捜査線のイメージで観ると好き嫌い分かれそう
踊る大捜査線の脇役、真下正義主演のスピンオフ作品。
本作よりもコメディー要素は少なめだし、本編の映画みたいに複数の事件が絡んで進んでいくわけではない。
ただ、個性的なキャラクター達は本作同様魅力的で寺島進さん演じる木島はいいキャラしてた。
ネゴシエーターという設定上、アクションよりも犯人との駆け引きがメインになっている。
踊る大捜査線のイメージで観ると「なんかちがうな」と思うかもしれないが、面白かったし個人的には好きだった。
面白いけど、腑に落ちない点が多数
この映画はかなり昔に映画館で観てから何度か見ていますが、いくらか腑に落ちない点があって観るたびにモヤモヤしています。
とりあえず以下に挙げていきます
(順番が時系列と前後するかもしれません)
①クモが爆弾を積んでいるかどうかわからず犯人との電話で真下が爆弾を積んでいると判断しSATの狙撃を中止させる、だが線路がカーブしていてクモのアルミボディがホームの壁に激突した際、クモが爆発しなかったことから爆弾を積んでいないと判断→木島が「真下のやろう読み違えやがったな」と言う=爆弾はクモには積んでいない事が確定する
なのに途中のシーンで真下が「クモに爆弾は積んでいない」と言うと地下鉄マンが「そしたらなぜSATの狙撃を中止させたんだ」とアホ発言をする…
また一番最後のシーンでも木島が真下に「何でクモに爆弾を積んでいないと分かったんだ?」と矛盾発言する…
②木島と一緒に行動してる部下の浅尾が「無いものはないんですよ」とキレるシーン
こんなキャラじゃないのに急にキレるのが意味不明
③犯人が昔に勤めていたというビルに木島が行き真下との電話で「少し室井さんに似てますね」と言われると木島が「バカヤロウあんな奴と一緒にするな」と室井のことを知っているかのように返すがその後真下に「お前の上司室井って言ったっけ?」と聞いているのであまり知らない間柄のはず…
④最後のシーン手前で木島が再三勘で言っていた、爆発は3回起こるが的中し、車の中で浅尾が「本当に3回爆発が起きましたね」と木島に言うと木島が「そんなもん当たらなくていいんだよ」と返す、しかしその後最後のシーンでまた、浅尾が「爆発は3回あるって言ってましたよね」と重複するセリフを木島に言う←何でまた聞いた???
そして木島が「俺の勘は当たるんだよ」と返すと「でも爆発しない方が良かったですよね?」と言い返し木島が「まあな」と言うシーン、ハッキリ言って意味不明…
⑤冒頭のシーンで元アリキリの石井がコーヒーとミルクを使って一つが機能しなくなると一気に衝突の連鎖反応が起こるという説明を分かりやすくしているのに、真下は「意味わからない、何でコーヒー?」と突っ込む
とてもわかりやすい説明なのに何故理解できないのか?…
以上が私が個人的に観ていて思った矛盾点と意味不明点です
無駄に長い。
交渉人という割には交渉していない主人公。モヤモヤ感が残るエンデイング。無駄に長い作品。存在感があるのは寧ろ國村隼と寺島進か。水野美紀は(今でも好きな女優の1人だが)この頃は本当に綺麗だったと思う。波多野貴文が助監督、ムロツヨシがチョイ役など時代を感じる。
主人公、何かしましたか?
先日の、『逃亡者・木島丈一郎』が割りと気に入ったので、その続きってことで見てみたけど。
なんか、このシリーズの中では、真下ってキャラ薄いような気がする。
気のせい?
今回も木島さんは最高でしたけど♪
いや~、好きだな、ああいう照れ屋な強面(笑)。
個人的には、ボレロのヒントを見抜けた点は大満足でした。
うーん。いまひとつすっきりしない。。
うーん、ちょっといまひとつですね。
登場キャラクターは、新キャラやゲストキャラ含めて、個性的でよかったです。演じ手の俳優さんたちも◎。特に、木嶋さんとかいいキャラしてましたね。
ただ、脚本の方がいまひとつ・・。本編作みたいに複数の事件が起こって、同時展開していくわけじゃなく、地下鉄事件一本で進んでいくのでどうしても話としてのボリューム不足が否めない。一つ一つのシーンが間延びしがちで、長さの割に展開が乏しい印象でした。本庁の捜査本部の描写がなかったので、いまひとつ事件のスケールの大きさが伝わって来なかった。しかも、脇線や新線など後出し要素が満載でイマイチ気持ちのいい驚きは少なかったです。犯人の動機がイマイチ分からなかった上に、結局犯人は誰か分からなかったという結末もスッキリしなかったですね。。
そして、コミカルな演出も。。そもそも、笑わせようとするポイントがことごとく面白くない。
愛する者のために走れ!
"踊る大捜査線" スピンオフ映画シリーズ第1作。
DVDで鑑賞。
スピンオフの概念を広く認知させた大ヒット作!
日本映画には珍しいスペクタクルに満ちたパニック・エンターテインメント。クリスマス・イブに起きた前代未聞のテロ事件に警視庁初の交渉人、真下正義が挑む!
暴走する実験車両「クモE4‐600」に爆弾は積まれているのかいないのか。犯人の目的は何か。真下くんと姿の見えない犯人の攻防戦がとてもスリリングでした。
TTR総合指令所での密室劇と、SITの木島さんが東京中を奔走するアクション・パートが交互に配置され、緩急の効いた見事なストーリーに引き込まれました。
結局犯人は何者だったのか…?
[余談]
木島さんが不審者と間違われて警官に止められる件と、シンバル担当を羽交い締めにするシーンは何度観ても面白い!
[以降の鑑賞記録]
2006/? ?/? ?:DVD
2006/10/14:土曜プレミアム
2007/10/19:金曜プレステージ
2011/? ?/? ?:DVD
2017/? ?/? ?:DVD
2019/11/17:DVD
※リライト(2023/08/27)
正義の交渉人VS凶悪犯‼️
東京SUBWAY「クモ」暴走に、阻止しようとした交渉人VS凶悪犯の攻防戦の活躍に共感しました❗️
ですが、最後の最後でもコメディ要素も取り入れるのは流石だなと思いました。
※あと、犯人が一体誰だったのか素顔も見せてくれたらなと思いました。
こんなことまでが出来る犯人っていったいどんな人だろうか
総合:65点
ストーリー: 55
キャスト: 65
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 70
交渉の中で駆け引きがあったり、電話の話の中で相手の情報を集めるためのさりげない努力をしていたりという、交渉人という仕事とその映画として基本的な部分は押さえていた。しかし物語は、犯人の目的もよくわからないままの犯人の提示するゲームの謎解きがあり、また彼の仕掛けた爆弾の解体があり、そして複雑な電車の路線の話があり、複雑になっている。これは良く言えばいろいろ詰め込まれているのだが、悪く言えば散漫になっていて集中できる部分がなかった。だから映画の中で犯人に示された映画「ジャガーノート」「サブウェイ・パニック」に登場した、爆弾解体のための張りつめた緊張感や周到な計画と実行の迫力を、本作品からは強く感じることはなかった。「愛と哀しみのボレロ」の音楽といい、名作のいい部分を抜き出して取り入れようとしたのだろうが、必ずしもいいとこどりにはなっていない。
犯人に関しては納得いかない部分が多い。簡単に犯人像を書いてみると、犯人は普通の人が知りえない地下鉄のことについてあまりにも知り過ぎている。工事中の路線のことにまで知っているし、試験中の新車両のことにまで知っている。そしてそれを遠隔操作で自由に操ることが出来る能力まである。だけど携帯電話を遠隔操作の端末にしていたが、地下鉄の路線の中って電波が常に届くんだっけ? そんな遠隔操作を正確にするような装置を独力で作ったうえに、車両に人知れず設置した? しかもこれだけの爆弾、いったいどうやって作って仕掛けたの? 地下鉄の運行システムにスリーパーウイルスが潜んでいたということだし、この複雑な計画も含めて、これ一人でやったとすればあまりに超人的でまるでゴルゴ13なみ、それなのにやっていることは日本初の交渉人と頭脳勝負したいというだけの幼稚さ。いったいどんなやつが犯人なんだろう。
そう思って期待して見ていたのに、この終わり方はあまりにひどいんじゃない? いくらなんでもそれはないだろうと思って唖然とした。結局のところ脚本家や製作者側にもそんなことが出来る人物像を探して作り上げることが出来なかったから、最後まで正体不明ということにして責任放棄して逃げたのだとしか思えない。地下鉄の複雑さや爆弾の話を織り込めば視聴者受けはいいのかもしれないが、それが出来る犯人を用意出来ないのならば本末転倒。それならばもっと実行可能な普通の犯罪にして、交渉人の仕事をより細かく見せてくれたほうが良かった。
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