劇場公開日 2004年4月17日

ロスト・イン・トランスレーションのレビュー・感想・評価

全72件中、1~20件目を表示

3.0オリエンタリズムな眼差しに晒されたトーキョー

2024年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

ソフィア・コッポラ監督作品で、第76回アカデミー賞脚本賞受賞作品。

今観ると、ひと昔前のトーキョーをオリエンタリズムな表象で描いた作品だなと。

ビル・マーレイ演じるボブ・ハリスやスカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットがトーキョーに馴染めない様は人間関係の分かり合えなさを表現しているんだなと、観終わったあとに思った。確かに言語や文化の違いでより象徴的に表せる。

ボブとスカーレットは結局、恋愛関係になってしまうんかいと思ってしまった。

あとエンドロールで「風をあつめて」が流れてなんかいいなと思った。
カラオケでSex Pistolsの「God Save The Queen」歌うのもよかった。

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まぬままおま

2.5マシューTVが懐かしい

2025年1月12日
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鑑賞方法:VOD

ビル・マレーが東京の町に戸惑う話。スカーレットヨハンソンがかわいい。若い時のダイヤモンドユカイとかマシューTVでの藤井隆がとても懐かしかった。しかし、ただの東京、京都の観光紹介映画にしか見えなかった。寺、パチンコ、カラオケ、東京タワーなど出てきて、ハリウッド映画には必ず日本の象徴としている。文化の違うアメリカ人にとっては興味深いのであろう。

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ケンジ

3.5迷子の男女のオシャレ映画。でも抽象的すぎない

2025年1月11日
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外国人から見た日本について、字幕化するとこういう表記になるんだな〜と勉強になった。

オシャレ映画は雰囲気だけの難解モノが多いけど、この作品は何を伝えたいのかきちんと伝わってきた。どこか満たされない思いを抱えた男女が英語の通じない異国で出会い、心の隙間を埋め合っていくうちに、見失っていた自分を取り戻していく…。

洋画でよく出てくる謎日本ではなく、ありのままの日本が描かれているところも良かった。確かに客観的に見たら日本のここって変だよな〜と気付かされた。(性接待やら、自分の名前を叫んでいるだけの選挙活動やら…。)

エンドクレジットではっぴぃえんどの「風をあつめて」が流れていたし、この監督、言葉が通じなくてもセンスの良いものちゃんとセレクトしてくるな〜!エグゼクティブ・プロデューサーには親父さんの名前が。父親譲りの才の持ち主だわ。

藤井隆のマシューの扱いは少し雑だったけど…!あの人もっと面白い人なんだってば〜!!

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ぽぽ

3.5最早懐かしい日本を切り取った映像としても価値の高い映画になってる。...

2025年1月6日
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最早懐かしい日本を切り取った映像としても価値の高い映画になってる。映像がきれい。

必要とされていない2人が必要とされつつ、絶妙な距離感を保っているところが良かった。

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わたろー

5.020年前に観てなくてよかったのかもね

2025年1月4日
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鑑賞方法:VOD

映画「ロスト・イン・トランスレーション」長い間、もう観てたと思ってた😚

Amazonプライムからレコメンドされて鑑賞

ソフィア・コッポラ監督が2004年アカデミー脚本賞貰った、ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンセンが主演した東京を舞台にした大人のラブストーリー🗼

20年前に観ていたら、若過ぎてなんだか分からないだけでなく、映し出される日本の光景や場面に気を取られ過ぎて、この作品の深みや味わいには到底気づくことはなかったろうな

「己の正体と欲望がわかって来ると 大抵のことは平気になる」
佳い台詞だなぁ

ロストイントランスレーションとは通訳でこぼれ落ちてしまうニュアンスのこと
言語のことだけでなく人間関係にも当て嵌まる

今夜はとても沁みてくるよ♪
ふぁいふぁいふぁ〜い(=^x^=)

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あさちゃん

4.0ソフィア・コッポラ監督の日本

2024年12月22日
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鑑賞方法:映画館

藤井ちゃん(藤井隆さん)が出るんだな〜くらいの前情報で観ました。
舞台は新宿のパークハイアットホテルと、TOKYO!

パークハイアットは一度だけ泊まったことのあるので、わぁーーとなりました。

ホテルの景色と、ビル・マーレイ演ずる中年俳優と、旦那の仕事で日本に連れてこられた若妻。

ホテルの窓辺からの新宿の街並。

大御所コッポラ監督のお嬢さま、ソフィア・コッポラ監督。
彼女の日本での実体験がかなり使われているそうで、すごく日本の表現がリアルでした!

カラオケ、京都、渋谷…
オシャレなシーンがたくさん。
見覚えのある街並みが出てくるのも
テンション上がります。
Bunkamuraで見てよかったです。

あとで解説を見たら、渋谷のスクランブル交差点や、撮影許可の降りない東海道新幹線なんかもゲリラ撮影したとか!

あ、マシューだぁ!
大好きでした、マシュー南!
20年前なのかぁ…遠い目

エンディングの「風をあつめて」といい、

今の気分にとても合ってました。
観に来てよかった。

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osinco

3.0散策や旅行好きは楽しめると思う

2024年5月19日
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鑑賞方法:VOD

電子看板の光が映える新宿や渋谷、京都の風情ある街並みなど、日本の景色が美しい映画。パチンコ屋やゲームセンター、寺など、日本人にとっては見慣れた光景を、外国人視点を通じて新鮮な気持ちで楽しめる。散策や旅行好きは実際にそこに居るような気分で楽しめると思う。

ストーリーは孤独感を持つところが共通点の男女の恋愛を描くものだが、起伏も無く単調で面白くない。せっかく東京や京都で撮影しているのだから、2人の恋愛パートを減らして、日本の美しい風景の撮影に重点を置いた方が良かったのではないかと思う。

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根岸 圭一

4.0失われた訳 そう言えば、この映画の日本人の女性通訳は役立たず♥

2024年3月26日
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アンドロイド爺さん♥️

3.5ソフィア・コッポラ監督作を初めて観た

2024年2月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今観ると日本のポップカルチャーが古臭く見えてしまうのは仕方が無い。それにしても東京が不思議な都会で、業界人にへんてこな人が多く、日本人が優しく丁寧で子どもっぽく、ハリスとシャーロットが浮いてる感じがする。上手く日本に溶け込んでる人達もいるが なんか共感できない。
ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンは良かった。

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ナイン・わんわん

4.5ソフィアの見た東京、日本の優しい姿がある。

2024年1月31日
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誰でも住み慣れた場所から離れると
バリアを張りたくなるほど緊張する。
特に見知らぬ海外は特別になる。

この映画では不安なシャーロット
同じくボブという別夫婦の心情、
行動がよく表れている。
彼らを優しく包み込み日本の姿は
彼らの視線からはっきりとわかる。

ソフィア・コッポラは良い脚本を書き
良い演出をしたと思う。
この映画は彼女の中の優しさだと思う。

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星組

4.5皮肉とユーモアとあたたかさと。

2024年1月7日
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鑑賞方法:映画館

Bunkamuraで鑑賞。

ワンショット目のスカヨハのお尻のシーンからぐっと惹かれる。
日本の(定型化された)おもてなしがとても、皮肉めいて描かれており、とてもとても面白い。
対比して描かれる、ボブとシャーロットのアメリカンジョークがなんともオシャレでこちらも面白い。

スターであるボブに対して、妻のようにぞんざいにでもなく、日本人のように丁重にでもなく、尊敬をもってフランクに接してくれる、シャーロットとその仲間に心が打ち解けていく。

日本という異質であり、(外国人からしたら)不思議な世界の中でそれにきづいていく。

京都のショットはひたすらオシャレだし、病院でのおばちゃんとのやりとりもサイコーだ。

最後はしっかりあたたかくしめる。

二十年前に、思いを馳せながら、素敵な作品を観ることができた。

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ひでぼー

5.018才

2024年1月4日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

ソフィア・コッポラ監督の代表作と聞いていたし、色んな雑誌の映画特集でも取り上げられていることが多い本作。

ビル・マーレイの作品を観ている人からしたら、本作での細かい演技に、吹いて笑ってしまうと思う。
スルメのような噛めば噛むほど感じ。

スカーレット・ヨハンソンの落ち着いた演技も良い。
あと、めちゃくちゃ可愛い。
彼女の一番ベストの時じゃないかな、ローマンホリデイにおけるオードリー・ヘップバーンのような。
役の設定上はイェール大学を卒業して間もないとなっているが、後からチェックしてみたらこの時の実年齢18才ということを知り、びっくり!

またカラオケのシーンが印象的だが、スカーレット・ヨハンソンが歌うBrass in Pocket, ビル・マーレイが歌うエルビス・コステロやロキシーミュージックなんかの選曲のセンスも、さすが。
2人の感情の交わり具合を機微に描いたココのカラオケシーンは、作品の最大の見どころだと思う。

スクランブル交差点、新宿の靖国通りのネオン看板、新宿西口の雑踏など、見覚えのあるシーンがたくさん出てきて、観ていてうれしくなってしまう。
エッチなシーンも出てきそうな雰囲気だが、全く出てこないのも潔い。

パークハイアット、サントリー響とコマーシャルもしっかり入れ込んでいるのは、プロデューサーの手腕ですかね。
今じゃ欧米人にとっては日本の代名詞となってるし。

映画館で大きなスクリーンと良い音響の会場で観れて良かった。
女性ウケが良いとは思うが、男の自分からしても幸せな気分になる。

20240103 ル・シネマ渋谷宮下

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デビット・ボーイ

3.5東京ストーリー

2023年12月5日
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今の観光客が求めている「東京」の原点なのかな。ウイスキーも高くなったしね。
避けようのない孤独と少しの安らぎがよく描かれている。2人の心が少しずつ通い合っていく過程も丁寧。

エドワードヤンの台北ストーリーみたいね。東京のホテルが出てくるのはヤンヤン夏の思い出か。

東京の夜遊び。HIROMIXや藤原ヒロシなんかもいて、私には近くて遠い世界だったなあ。

やる気なくてもCMで200万ドルももらえたらうらやまし。東京の西洋コンプレックスを批評的に捉えていたと思うし、私たちにとっての東京の発見にもなったんじゃないかな。

パークハイアットはもうちょっと設備が古くなってきたけどなかなか良いホテルにみえる。新宿という地も、ちょっと孤立した立地も映画に合っている。ホテルはだいぶ得したんじゃないかな。

スカーレットヨハンソンは声がいいんだね。

これ、日本語わからないでみたらもっと面白いんだろうなあ。

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hyvaayota26

4.0何時間でも観続けられる稀有な映画

2023年11月27日
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鑑賞方法:映画館

ココが変だよ日本人の劇場版。
めっちゃ笑った。

でも最後は……
駆け引きぢゃないけど、そーゆー時のドキドキとかその後のニヤニヤとか絶対幾つになっても変わらないんぢゃないかと思う。
しっかりキュッと〆てくれてよかったー。

とても好きな映画になりました💜
SUNTORY TIME🥃

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らまんば

3.5ドキュメンタリーのよう!"東京"の中で過ごすアメリカ人

2023年11月25日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

東京、新宿、渋谷、こんな感じなんや

そう言われてみれば
映画館を出てからの渋谷パルコの周辺の
景色は、そのままでした

で、そんな東京で退屈に、ストレス満載で
時間を過ごす2人

家庭、仕事、恋人、家族、ホテル、バー
もう、いたるところが、ストレスばかり

これが、日常ということなんだね!

では、ストレスレスは?
の答えは、映画では答えてくれませんでした

ソフィア・コッポラ監督の視点が
素敵でした

あ、そうそう
CM撮影シーンに、眞木準さん(コピーライター)が、ぽろっと出てましたね(笑)

「ハッピーエンド」がかかるとは!
👍
誰のアイデアでしょうか?

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SkyLock

4.5雰囲気映画

2023年11月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

(外国人から見ると)東京ってこんな感じ、日本ってこんな感じ…
結婚って、(離れてみると)こんな感じ…

色々きりとって、うまくつなげたなぁと思いました。20年近く前の作品ですが、古さは感じませんでした、

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Mikikar

4.0Lost in translation

2023年10月18日
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単純

萌える

We need a connection, not a bar or shopping mall.

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Wave 🌊

3.0lost in translationって...

2023年10月8日
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鑑賞方法:VOD

 ソフィア・コッポラ監督が主演のスカーレット・ヨハンソンに自分を投影させてTOKYO、日本にきて感じたことをそのまま綴ったドキュメンタリー的作品、といったところだと思います。彼女の気だるい外国人の視点、女性の視点でTOKYOの滑稽なポップカルチャーや男性社会、エンタメ業界のアホらしさを皮肉っています。時折出てくる誇大化された日本人像。ユーモアのつもりかも知れないけれど日本人の私には苦笑いが精いっぱい。思わず「切り取るところ間違てるやろっ」とつっこみたくなる部分もチラホラ。原題からしてこばかにしてますよね、lost in translationって...いずれにせよFFコッポラの娘だからこそ成立した映画と言って差し支えないと思います。そんな感じで、いろいろ背景想像しながら観ると結構楽しめたりします。

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おまつ

3.5言葉はいらない….?

2023年9月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

「言葉はいらない」と言う表現がありますが、人間の最も手軽かつ深いコミュニケーションをとる方法は「言葉」なのだと感じさせられた。
20年前の作品で携帯電話はあるがスマートフォンやSNSは無い。今異国に居てもスマートフォンで情報を調べ、SNSで地元の友達とも気軽にやりとりが出来る。
今ではもう感じることの出来ない「寂しさ」の形を見事に描いています。

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Kei6

4.0客に料理させるしゃぶしゃぶ

2023年9月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

知的

男(ビル・マーレイ)はハリウッドスターで、日本の洋酒CMを撮るために来日、女(スカーレット・ヨハンソン)はカメラマンの夫の仕事に同行して来日した。
同じホテルに泊まっている二人は、なかなか寝付けず、ひょんなことから夜の東京を彷徨うことに。
日本のポップカルチャーを面白がり、敬意を払いながら日本の独特な文化を切り取っている。
コッポラ・ファミリーの作品で、脚本はアカデミー賞を獲っている。

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いやよセブン