ロング・エンゲージメントのレビュー・感想・評価
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DVDゲットシリーズ200円。 「アメリ」の監督・主演と同じという...
DVDゲットシリーズ200円。
「アメリ」の監督・主演と同じということで続けて。
婚約者の戦死を知らされた主人公が諦めきれずにその消息を追う。
良い作品だとは感じるが、登場人物が多いせいかどことなく分かりづらい。いや、フランス🇫🇷流にわざとわかりにくく描いているのかも。もっと単純に感動できる作品が好み。フランス🇫🇷にはないのかな(笑)
奇跡はおきるのよ。
しばらくぶりで泣けた。
あまり多くを語れないが、また、
『僕ならって』話はしない方が良いが、僕はシ・スーでありたい。自分が生きるためなら、ノートルダムでいたい。
でも、多分、徴兵された段階で、僕なら逃げると思う。『命をかけて』逃げる。
ガキの頃『瀬降り物語』って映画見た時、全く別の解釈で、サンカ(山高)になりたくて、四国の石槌山へ巡礼した事があるが、理由は戦争には行きたくないって、単純なガキの思いだった。
話がそれた。
『アメリ』の様に少しコミカルでいて、物凄く悲惨な塹壕。その対比が、時間軸を無視して絡まるので、話がとても複雑になっている、だから、今2回目を見ている。よく噛み締めて見ると、ファンタジーなフィクションだが、また、何一つシャレたことしていないが、傑作だと思う。
ハリウッドのハッビーエンドではない凄い終わり方だと思う。
言うまでも無いが、ペタン元帥が登場した時は、鳥肌が立った。
1920年と言う時がこの映画をただのフィクションにしていないと感じた。
その終わり方に、現実に戻り、今の混迷する世界に僕個人の思いを重ねると、しばらくぶりに泣けてきた。傑作た。
ビンゴ・クレピュスキュルからはファンタジーでないと戻ることは難しいんだ!
【”MMM:Manech aime Mathide"を過酷な第一次世界大戦中に彫り続けた男”自らを愛した夫、婚約者、”ヒモ”のために立ち上がる女性達の尊崇な姿を苛烈な戦闘シーンと併せて描いた作品。】
ー 私は、ジャン=ピエール・ジュネの作品を愛する者である。
だが、年代的に劇場で初めて観たのは「ミック・マック」である。そして、その奇想天外な世界観及び、凝りに凝った美術に魅入られた。
その後、レンタルビデオで「アメリ」を鑑賞し、その後配信で「デリカテッセン」を鑑賞し、劇場で「天才スピヴェッド」を鑑賞した。だが、今作は未鑑賞であった。(ついでに言えば、「エイリアン4」は観る予定はない・・。)-
■第一次世界大戦に出征した婚約者マネク(ギャスパー・ウリエル)の帰りを待つマチルド(オドレイ・トトゥ)のもとに、彼が戦死したとの報せが届く。
どうしても彼が生きているとしか思えないマチルドは、探偵ピールに調査を依頼すると共に自分でも捜索を始める。
やがて、マネクの辿った波乱の軌跡が明らかになって行く。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・故意に負傷したという理由で、塹壕戦の中間地域に放置されたマネク達5人の男。だが、彼らは無実であった。
ー このシーンは、沖縄戦で起きた事実を容易に想起させる。何故に、自軍の兵を処罰するのか・・。-
・そして、自分の”ヒモ”であった男の復讐と、真実を知るティナ(マリオン・コティアール)が、愚かしき将校に復讐するシーンの鮮やかさ。
ー だが、彼女は断頭台に引き立てられる。何故!。正しき事を行っただけではないか!-
・更に、見せしめのために犠牲になったビスコットの妻のゴルド(ジョディ・フォスター)の諦観した姿。
ー オカシイでしょう。何故にビスコットは犠牲になったのか!-
■第一次世界大戦は、兵器の開発も遅れ、ほぼ塹壕に入った白兵戦であった。故に、今作で描かれているように、戦死者の確認過ちが頻繁に起きていた事は事実である。
<今作が心に響くのは、自らが愛した男達の名誉を証明するために、行動を起こした女性達の姿がキチンと描かれている所であると思う。
今作は、戦争及びそれに盲従した軍部の男達の姿を強烈に批判した、ジャン=ピエール・ジュネ監督の畢生の作品である。>
■ジャン=ピエール・ジュネ監督は「ミック・マック」でも、兵器製造会社への強烈な皮肉と怒りを表していた。
彼の作品の常連、ドミニク・ピノンもしっかりと登場していて、嬉しき限りである。
戦争はイケナイ。
どの様な理由があるとしても、赦されない行為である。
現況下、ロシア及び中国を統べる男は、戦争の悲惨さをどこまで理解しているのか。
夏になると、戦争映画が上映される意義は大きいと思うのである。>
激しい空爆と爆破シーンが生々しく臨場感たっぷり・・・一瞬、聴覚を失ったような感覚に陥り、観客は塹壕の中に隠れている兵士のように凍りついた。
戦争の悲惨さ、空襲を受け爆撃されるだけではなく、味方の軍の中にも悪魔が潜んでいるという異様な重苦しさをも表現している。映像は、塹壕の中、軍法会議で死罪の判決を受けた5人の兵士が連行され、ドイツ軍と対峙する中間点へ置き去りにされるところから始まった。彼らは皆、自分の手を撃ち抜いて兵役を逃れようとしたのだ・・・
人物紹介がスピーディーに展開されるので、公式サイトで予習しておいた方が無難だと思います。『アメリ』のオドレイ・トトゥ演ずるマチルダが待ち焦がれる恋人マネクもその5人の一人。自分の指を撃ち落すシーンで度肝を抜かれます。「貧乏人が大砲を作り、金持ちが売る。そして貧乏人が死ぬ」とアジテートするシ・スー、復讐に燃える娼婦のヒモであるアンジュ、伏線となるバストゥーシュ、重要人物であるノートルダム、と覚えておきたいところです(と、公式サイトで確認)。
ストーリーは、戦争映画とマチルダ、マネクのロマンス映画をベースに、“マネクの最期を見届けた人物”を探すため私立探偵を雇って調査をするという不思議な物語。マチルダの恋人を愛するがゆえの直感が謎の深部に突き進んでいく。列車に乗っているマチルダは「7つ数える間にトンネルに入るか、車掌が来るかすれば、マネクは生きている!」などとつぶやいたり、M・M・Mという暗号を基に恋人同士にしかわからない秘密を探っていったりと『アメリ』にも通ずる新感覚のエッセンスを発揮している。そして、笑いの要素、マチルダの実家に郵便配達人が何度も登場し、その度に笑える空間を設けてあるのです。こうやって眺めると、かなり詰め込み過ぎの感を否定できなくて、めまぐるしい展開に取り残されそうになるのが難点でした。
登場人物がかなり多いと一人一人の描写が疎かになりがちなのに、絶妙なバランスで素晴らしい演技で惹きつけてくれます。特にティナ役のマリオン・コティヤール(『TAXI』シリーズ)が良かったし、意外な女優、ジョディ・フォスターも良かったです。彼女が脇の下をタオルで拭くという何気ない演技にノックアウト・・・後にマリオン・コティヤールが賞レースで突っ走るなんて夢にも思わなかった2005年の鑑賞だった。
【2005年3月映画館にて】
男の観点から観ました
わざと利き手を負傷させて、
従軍から逃れようとした男5人の物語。
女性ビューアーの皆さんは多分あまり知らないことだろうが、軍隊には
「命令は絶対」、
「敵前逃亡は銃殺」という厳しい規則がある。
アメリカ軍にも。そしてもちろん自衛隊にも。
女性は、どうなさるか?
女性だから、関係ないですね。
僕は男なので、赤紙の対象者だ。
自分が兵士として徴用されること、前線に送られること、そしてこの5人のような過酷な運命に放り込まれる可能性がある=男である=ことを、幼い時から自分の事として怯えながら想像してきた。
先の日本がおっぱじめた太平洋戦争。
徴兵忌避が最も多かった都府県をご存じだろうか
「京都府」と
「沖縄県」だそうだ。
京都は、江戸政府への反感と孤高のプライドから、
そして沖縄は、そもそも明治の廃藩置県で琉球王国を失ってからまだ日も浅く、日本国民として教育を受けた時間が、未だあまりにも短い。そしておおよそ戦(いくさ)が似つかわしくない南の国の“弱い”県民性だ。
この京都と沖縄の「徴兵忌避」体質が、国家総動員法によってどれだけ非国民としての虐げを受けたか、これは想像に難くない。
しかし、それでもなお、彼らは右手の人差し指を切り落とした。そうして引きがねを引けない障害者となり、また一升瓶の醤油を飲んで病人となって徴兵検査を免れようとしたのだ。
映画は、男=マネクにとっても、女=マチルドにとっても、ハッピーエンドではない。
「ひまわり」のソフィア・ローレンのように、探し続けた女は、そして待ち続けた女は、戦場に送られた男の数だけ、存在する。
戦争は駄目だ。
・・・・・・・・・・・・
徴兵は命かけても阻むべし母・祖母・おみな牢に満つるとも
石井百代
・・・・・・・・・・・・
ギャスバー・ウリエルは前作「かげろう」も必見。
悲惨な戦争に立ち向かう女性の信念
失う
アメリのメンバーに再会
回想を語りからの映像で表したり、
次の場面への流れるような編集が
アメリの時と同様好きです。
はっきり言って、誰が誰だか
どんな繋がりなのか
チンプンカンプンで
最後に何となく理解した程度でした。
郵便屋さんのしでかしと
義理のお父さんのツッコミが
じわじわ面白かったです。
主人公の髪型と
若かりしマリアンコティアール
(名前間違っていたらごめんなさい)
のフランス語と演技と笑顔が好きでした。
あと主人公が眠くなってお父さんにもたれかかっているところが好きです。
調達屋さんのセリフが戦争の悲惨さの中にあっても、フランス人特有のユーモアと悲劇的にカタルシスを表現しないところにジーンと来ました。
うーん、思い返せばいっぱい素敵なところがあるな。
汽車の汽笛?が必ず女性の悲鳴に聞こえる
風を感じる演出
お腹が満たされる義理のお父さんとお母さんの生活っぷり
悪と善の隣り合わせ
主人公が人の話を聞くときの眉間のシワ
猫と犬は人間に寄り添い
ありきたりじゃなくて素敵なところがいっぱいだけど、間延びは否めないです。
オドレィの魅力で
たしかに長すぎる、、
が、オドレィの魅力で最後まで見た。
アメリが、陽、ならこちらは陰だろう。
アメリの俳優がこちらでも出ているのが面白かった。
戦争シーンはこれでもか、と続いて、
ちょっとうんざりしたが、
監督は、戦争のむごさを訴えたかったのだろう。
何度も見たいのはやはりアメリ。
こちらはお腹いっぱい、もういい、
という感じだった。
しかしオドレィは何を演じてもうまい。
役になりきっている。
アメリ、ココシャネルが一番よかった。
戦場シーンは見ていてつらい
な、長い
とりあえず見てみました
戦争がはいけいにながれていなければ・・・
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