「子どもの頃の見え方と大人になってからの見え方」ラスト サムライ 松竹さんの映画レビュー(感想・評価)
子どもの頃の見え方と大人になってからの見え方
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当初、映画館で見たのかTV、DVDで見たのかはっきり覚えてないがめちゃくちゃかっこいい時代劇。そして小雪が超絶美人。という印象だった。あとIWGPの小雪とのギャップ萌えしたのを覚えてる。ちなみにどっちの小雪も好きだ。
その映画を10数年経って見返してみて、いい作品で小雪が超絶美人だってのは変わらなかったが、どうにも違和感を多く感じた。
細かい違和感が沢山あってここでは割愛するが、最後の決戦前。未亡人である「たか」が旦那を殺した外の人である主人公と長く時を過ごす事で気を許し旦那の鎧を来て欲しいと着付けを手伝い接吻する。というシーン。んーーー。どう考えてもそうはならんやろ。って思ってしまった。戦場で死ぬのは武士の誉れとわかってはいるが、愛する旦那を殺した人と接吻をする?どうしても軽いラブシーンを入れたいご都合主義に見えてしまった。
それと決戦最後のシーン。勝元とオルグレン、「武士とは死ぬことと見つけたり」精神で突撃するのにオルグレンのみ生き残る。っておい。そしてなぜだか敵みな頭を下げての土下座。
勝元の生き様へ向けてのたむけだと理解しているが、いやちょっと待って。生きとるやん反逆者。。。って思ってしまった。まぁまぁ死んでもしょうがないくらいの重症負ってませんでした?なんで生きとるん?ってやっぱアメリカの主人公は不死身か。っていう偏見の目でみてしまった。まだ終わりません。一番の違和感。反逆者オルグレンが天皇と面会するシーン。日本の天皇決意のお言葉。なんで英語?天皇だろ。日本を思う言葉がなんで英語?
エンドロールまで見ずに消してしまった。
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