「ホラー映画界のパイオニア!」死霊のはらわた(1981) ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー映画界のパイオニア!
この映画のおかげでホラー大好きになりました。それまではテレビで放映するB級ホラーを見るくらいだったんですが、何気なく見に行った「死霊のはらわた」。メチャクチャはまりました。今までに見たことの無い映像の数々!(とは、言っても2024年の現代ではかなりチャチな特撮かもしれませんが)怖いホラーじゃなくて、作られた映像世界(ある意味ファンタジー)としての楽しさを気づかせてくれた大切な映画です。
冒頭の地を這うように進むカメラ映像からワクワクが止まりません。目新しい映像に何かあるんじゃないかって期待が膨らみました。
そして、森に女性が襲われるシーン。これ、衝撃でした!
如何にも、画面の外で動かしてるようなチープさ満載の木々に襲われるちょっとエッチなシーンです。未だにドキドキしちゃいます。
その後は、ひたすらに取り憑かれた人達との絡みが続く。
絡みって言っても殆どが闘い。血だらけ、傷だらけ、痛々しい場面の連続。その中で、笑い続ける女性がいたり、地下室に閉じ込められて喚く女性がいたり・・・
怖いシーンでありながら、何故か微笑ましい、ホンッと不思議な映画です。
当時は、その感じたことのない新鮮な魅力に惹かれたのかもしれない。そして、そのファーストインプレッションがあるから、自分にとって何時までも大好きな映画になってるんじゃないかな。
何度見ても楽しめる最高の一本です。
コメント・共感ありがとうございます。
ご指摘の通り「スペル」のレビューでした。
実は入会当初、以前書いていたレビューを
メモ帳からコピペしていました。
題名を書いてなかったので(一度に5~6作、毎日してました)
それで違う映画に貼り付けたのだと思います。
この当時のホラーは今よりチープですけれど、
楽しかったですね。