キンキーブーツ(2005)

劇場公開日:2006年8月26日

解説・あらすじ

「フル・モンティ」「カレンダー・ガールズ」の系譜に連なるイギリス発の笑って泣ける感動コメディ。倒産寸前の田舎の靴工場を継ぐことになった優柔不断なチャーリーは、工場の再起を賭けて、街で偶然出会ったドラッグクイーンのローラと共に、ドラッグクイーンご用達のセクシー・ブーツ(=キンキーブーツ)を作ろうと思い立つが……。「インサイド・マン」のキウェテル・イジョフォーがローラを好演。

2005年製作/107分/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Kinky Boots
配給:ブエナビスタ
劇場公開日:2006年8月26日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第64回 ゴールデングローブ賞(2007年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) キウェテル・イジョフォー
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映画評論

映画レビュー

4.0 オリジナルを!

2015年4月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

TVのバラエティー番組を見ていた時に話に上がったキンキーブーツに興味が湧いて観てみました。
自信のない息子が突然会社を継ぐ事になるのですが経営難で継いですぐに職人15人を解雇することに。心は痛みながらもどうしたらいいのか分からずにいた所、首を切ろうとした職人の1人から「あなたは゛どうすればいい?゛ばかり」「自分で考えなさい」と指摘され、他人任せでいた自分に気付く。
そこからの目覚めが素晴らしい!
元々とても純粋で素直で優しい一所懸命な青年なのだと思いました。驚きはするものの偏見のない物の見方、取り組む姿勢が清々しくて格好いい。心があらわれました。
作中では「女は男のどこに惹かれると思う?」というのがありましたが、女性的な部分=思いやりだと言っていました。強く思いやりのあるドラッグクイーンのローラがとても素敵で、思いやりについて考えさせられました。
女装、はっきりしない性別、物つくりという…三点に共通するのは、芯の通った自分。偏見や嫌な事を言われたら傷つくのは当たり前で、だけども傷ついたとしても、自分の大切にするものや考えを見失わずにいたいですね。
良かったです!自分を一喝したい時にオススメな映画!

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くまの

5.0 「女は男のどこに惹かれると思う?女らしい所よ」

2025年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 4件)
チネチッタ

4.5 常に偏見の目に晒されてるローラだったけど、人には優しく強く美しい。 こんな人が近くにいてほしい

2025年8月15日
iPhoneアプリから投稿

めちゃくちゃよかった…!!!!!
工場を廃業させないために奮闘するサクセスストーリー。
これが実話っていうからとっても驚き🫢

キウェテル・イジョフォーがまさかのドラッグクイーン役!!!最初本人だと気づかなかった!
ドラッグクイーンにしか見えなかったし、ぱっつん前髪めちゃくちゃ似合ってて可愛かった☺️
常に偏見の目に晒されてるローラだったけど、人には優しく強く美しい。
こんな人が近くにいてほしい

最後の最後でチャーリーがローラのドレス姿を批判するのが、今更すぎて、おいおい!ってなって4.5点😭

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ジュディス

5.0 いやいや、こんな話だったっけ?(いい意味で)

2025年3月23日
PCから投稿

20年前に見たのに、ほとんど覚えてませんでしたねー。

圧巻のドラッククイーン役が、マーベルでお馴染みのキウェテル・イジョフォー(右側)!。

経営者の父が急逝したことで、仕方なく、社長になった主人公と。
心は女性だけど、男性のままで、社会に受け入れられてないドラッククイーン。
別のようでいて、実はどちらも浮いている共通点。

この2人を中心に、少しずつ靴工場の工員たちも、タッグを組んで進み・・・。
じゃない話なのが、イギリス流のお仕事物。
「どうなるのー?!」って、もうドキドキ。

クライマックスも「?!」からのムフフほろり。
刺さるセリフも多く、音楽もノリノリ。
見てよかったな。

⭐️今日のマーカーワード
「何ができる?は、もう言わないのさ」

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ゆき@おうちの中の人