回路
劇場公開日 2001年2月10日
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ネットという存在の恐怖を糸口に人間関係や生きることの不安が浮き彫りになっていきます漠然とした不安を描いているからか話の軸が見えにくく雰囲気は好きですが、ちょっとたるい?個人的にはラブストーリーにまとめてくれた方がえもかったも「黒いシミ」というのがおしゃんホラー耐性のある自分からすると怖くはありませんでしたホラーを身に纏ったミステリーかもネットに永遠にとどまり続けることは幽霊みたいものかもしれませんね
怖い
名画座等でよく上映されており評判が高いので期待して観た。設定に無理を感じ、良く出来ているが設定の無理を忘れてしまえるまでの映像の力も自分は感じられなかった。本筋とは違うが麻生・小雪・有坂の女優3人とも非常に魅力的に撮っていると思った。
インターネットを云々という内容らしいが、どこにインターネットがからんでたのだか。。。パソコンじゃなくてテレビでもよかったのでは? どうしてカンヌ映画祭で賞を取れたのだ?と疑問が常にわきおこり、いいところを探し続けたが、結局、ラスト15分の荒廃した不気味な映像と加藤晴彦の演技しか見つからなかった。飛び降り自殺のシーンもリアルだったかな。。。 ドキッとする場面は随所に見られたが、編集がおかしいのか、ドキッとする場面が先に出来てそれをむりやり繋ぎ合わせたような印象でした。
映画を見てるのに見られてる恐怖がいくつもある。見る恐怖よりも見られる恐怖。覗き込まれるの怖い。誰もいないと思っていたところに人が立っていた。みたいな日常の中にもありそうな怖さも本当に怖い。人のかたちをしたシミ。ゆっくり近づいて来る人影。ひとのかたちをした何か。幽霊とヒト。終盤は開かずの間の向こう側の世界とつながってしまったみたいな描かれ方。怖かった。
乗れなかった。
悲しい
ゾンビ映画のゾンビを幽霊に置き換えて、パソコンのデジタルな要素を加えた感じかな。光と影を上手く使い、怖〜い映像が良い雰囲気です。幽霊が近寄ってくるシーンが かなり怖いです、さすがJAPANホラー!死んだらどうなるのか、いつかは来るんだよなぁ・・と、考えさせられる作品でした。2016年の現在ではパソコンは古いし携帯懐かしいし、時代を感じますが、そのあたりも含めて楽しめました。ハリウッドの『パルス』がリメイクらしいです。
知的
限られた予算と時間のなかで、これだけの内容を詰め込んで、それでいて作品として破綻せずに作品として成立している。さすがわ黒沢清。
黒沢清監督の他の映画を観ていない人やこの映画の概要を知らずに観ると まったく何のことかわからないかも知れない。この映画はその“わからない”ことを描こうとしている気がした。粗い映像や歪んだボイス。心理的に不安にさせるテクニックを用いて “なんだかわからないもの”の存在を想像させる。その上で敢えてビジュアルでも見せてしまう。特にモニターに映る映像が印象的。現代人はモニターを眺める時間が一番長い、ということを知っている気がした。パソコンや携帯など少し時代を感じてしまうが ネットの回路が超普及した今こそ見るべき映画かも。
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