アイリスのレビュー・感想・評価
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デンチ様案件
劇場公開時鑑賞。
デンチ様、ブロードベント、ウィンスレット、ボネビルという贅沢な面々。惚れた弱みではあるが、それもまた一つの愛の形か。過去パートはちょっと危ういとは思うが、年月を重ねて結局は粘りがちというか、そこはかとなく病んでる感じもするかな。依存されるのが嬉しい人はいいのかもしれないが。振り回すにしても振り回されるにしても、私には無理だなと思いながら観てた。
ああ、これもMiramaxだったなあ。
こんな形の愛もありなのか
イギリスで有名な女性小説家アイリスと彼女をずっと支え続けてきた旦那さんの話。過去と未来を行き来しながら話が進行する。
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若い頃のアイリスはモテるし旦那さんにあなたが1番みたいな事言っときながら普通にほかの人とやっちゃってたり。
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これをやってるのが男だったら、許すまじと思うけど女だとこういう生き方もアリなのかもと思ってしまう(笑).
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それにしても、何かとケイト・ウィンスレットの裸体映像が多い。確かにめちゃくちゃ綺麗な体してるけど、川で全裸で泳がなくても良くない?(笑)おばあちゃんになってからはシャワーシーンですら胸は映さないのに。
積み重ねた恋の行方を質感高く見せる
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
美貌と才能に溢れる自由奔放な女性に恋に落ちた若き日と、積み重ねた年月によってのみ形作られ語られる思いが、質感の高い演出としっかりとした演技によってしっとりと美しく表現されていた。過去の映像を繰り返し挿入することで、二人がどのように幸せだったかとかどのような日々を共有してきたのかがよくわかるようになっている。ただ自分にはまだこのような作品を心から堪能するには時期尚早かとも思う。もっと年齢を重ねるとより深く入り込めるのかもしれないが、心理的にまだ主人公のジョンの境地にまでいきたくはないという抵抗もあった。
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