「名優の熱演に酔う」インソムニア odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
名優の熱演に酔う
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「ドラゴン・タトゥーの女」に似た空気感と思ったら、こちらも北欧作品のリメイクでした、もっと込み入った事件かと想像しましたが事件そのものは単純で田舎警察でも解決できそうなものですが捜査プロセスのひねり具合と名優の熱演が見どころでしょう。
クリストファー・ノーラン監督は一貫して人間の心の闇の探求者なので本作も尋常じゃないと覚悟はしていましたが感情移入させておいて一緒に良心の呵責に悩まされるのですから辛いです。
舞台をノルウェイからアラスカに移して白夜を再現、アル・パチーノとロビン・ウィリアムズ競演というとんでもない贅沢なキャスティング、重厚感と結末に筋を通したかったのでしょう、満を持してのリメイクです。
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