“アイデンティティー”のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
人格内での人格の淘汰を現実世界のように表現してあって、生年月日が同じという所まで、同じ人間で違う人格、つまり精神世界と分からなかった。
護送中の警官を襲う囚人(の人格)にしても、背中の血痕や警官らしからぬ行動をちらほらと散りばめて、あたかも現実のように表現してたわけだし。
ここら辺は斬新。
しかし、欧米の多重人格者(人格)への特別な配慮には、個人的に甚だ懐疑的。
罪を犯した人格と善良な人格が混じりっけない「別物」だとなぜ言えるのか。
治療などによって表面上悪辣な人格が消えたとしても、また新しい悪(の人格)が生まれるだけではないか。多重人格と言えど、もともとその人に備わった一部のはず。
都合の悪い時だけ、切り離してるんじゃねえの。と。
それにしても、最後の最後でのどんでん返しがなければ、もう少し高く評価したのだが。
奇をてらい過ぎてつまらなくしてしまった。
これじゃあ、ただ治療を失敗しただけ、になるんやろうな。
とりあえず最後まで見てほしい
面白い!
途中でタイトルのせいで汚い脳内ポイズンベリーだと言うことが解るけど、それをおしても面白い!エドが自分のことを人殺しだと思ってるから死ぬ気でパリスを守ったり、幼少期に虐待を受けていた子供が普通に殺人鬼ですよというのが…何か…凄いな…。パリスが生き残ってたら三十路お姉さんの中身のスキンヘッドおじさんになって終わってたらどんな顔をしていいか解らなかったので…安心のエンド…??は〜おもろい映画だった!
するどい人はわかるかも
まあ退屈しないで最後まで見れて良かった
サイコスリラーと思いきやオチがしっかりあるので2度楽しめる
永久保存版🙆♂️
納得感のあるラスト
TSUTAYAで面白そうな映画を探していて、パッケージが目に付いたこの作品をチョイス。
内容についての事前知識は全くありませんでしたが、タイトルは聞いたことあったし、レビューサイトの評価も高かったので結構期待していました。
結論、面白かった!!
私好みの「どんでん返しもの」というのもありますが、全編通して続く恐怖の演出や、誰が犯人なのか・どのように犯行を行なっているかのミステリー要素が面白く、あまり中だるみも無く楽しむことができました。細かいところで結構突っ込みどころもありますし不満点もありますけれど、そこまで気にならず楽しめました。
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大雨によって道路が寸断されてしまい、片田舎のモーテルに立ち往生している10人の男女。全員が様々な事情を抱えており、どこか裏がある様子。そんな中で次々と殺人事件が発生する。犠牲者の近くには必ず部屋のキーが落ちており、それは10号室の鍵から順にカウントダウンしているようだ。通信も交通も断絶されたモーテルで、元刑事であるエド(ジョン・キューザック)は犯人の捜索を行なうことになった。
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ストーリーだけ見れば、ありきたりなクローズドサークルもののミステリー映画です。
しかし、犯人を追う主人公的キャラクターとして、元刑事で今は女優の使用人をしているエドが活躍しますが、この作品はエドだけではなく登場人物全ての視点からストーリーを描きますので、「特定の登場人物に感情移入して鑑賞する」というのができないような構成になっているのが1つの特徴でしょうか。
ミステリー映画に付き物の「名探偵」はこの作品には登場しないので、犯人の捜索を行なっているエドに対しても「こいつが犯人なんじゃないのか?」という疑念を抱くことになります。これが、ハラハラした展開が持続する上手い表現だったと感じました。
また、「単なるミステリーじゃないな」と感じるシーンとして、作中に何度か「超自然的現象」が発生することです。
例えば、移送中の囚人が逃走したシーン。作中には輸送中に大雨で立ち往生した警察官と囚人が登場しますが、動けないようにしていた囚人がトイレの配管にくくりつけていた手錠を配管ごと外して逃走します。大雨の中をモーテルを出て逃走していったのに、しばらく走ると何故かまた同じモーテルに辿りつきます。この時点で、「これ普通のミステリーじゃないな」と何となく感じさせる雰囲気がありました。
今作の一番の魅力である「衝撃のラスト」については、「マジかよ」という驚きと「なるほど」という納得感があったので、非常に私好みの素晴らしいラストシーンだったと思います。
ストーリーの展開が単調で盛り上がりに欠けていたり、登場人物の行動にイマイチ理解できない部分があったりするなどの細かな不満点はありますが、問題なく満足できる映画だったと思います。
オススメです!
秀逸な脚本
「どんでん返しのあるおすすめ映画」で検索するとよく出てくるこの映画。
気になりつつ大雨の中モーテルに集まった11人が惨殺されていくというあらすじ、PG12付き、グロテスクそうで気になってから見るまで時間を要しましたが。見る価値は十分にありました。
暗い画面に殺風景なモーテル、自分のことしか考えてないような人達に寒々しい気分になり、これで惨殺が起きるなんてとても見てられないな!と思いながら「どんでん返しがあるはす」と見続けました。
孤立した場所に集まった人達が1人ずつ謎の死を遂げるのはアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を思い出します。実際原作はアガサ・クリスティになってますね。
途中「何これまさかホラー?」「まさかの夢オチじゃないよね」と心配になりましたが違っててよかった。
「世にも奇妙な物語」をさらに豪華にした感じでしょうか。予想を越えるどんでん返しでした。
ラスト近く何だか切なくなり涙が出てたのに、まさかさらにどんでん返しがあるなんて!!すごく面白かったです。
脳を破壊する結末・・・
これはオチが読めませんでした(笑) 別の場所で行われている死刑囚の再審理はどう繋がるんだと思いきや、モーテルの出来事は死刑囚の頭の中の出来事だったとは! 全部死刑囚の人格だったとは! よく考えましたね~! 当時この映画の試写会で、一旦上映を止めて犯人を考える時間を設けたなんて聞いたことがあります(笑)
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