I am Sam アイ・アム・サムのレビュー・感想・評価

親子であるのに知能は必要ない、ただ、現実には、親が子供を育てるためには能力が必要だ、普通に生きてればあまり考えないテーマですごく興味深い映画でした。

とういか、映画見てるより、ドキュメンタリーを見てるような気分です。

ショーンペンの演技といい、ルーシ役のダコタファニングのかわいいさといい、キャラそれぞれが個性立ってて、全体通して、ほのぼのした気持ちでエンディング迎えられました！

素敵な映画でした。
障害を持っていたって、愛情の深さとは関係ない。
ルーシーもサムが大好きで、
本当に All need is loveだと思った。

ルーシー本当にかわいい。

ショーンペンの演技力、脱帽。。。

女弁護士も女の子も引き込まれる。キャスティングがドンピシャ。主人公も凄いけど吹き替えが若干違和感かな。
脚本も良い。少し時間をおいてまた見返したい名作。

ここぞというところの泣きの演技がみんなうまいです。そんなところでも感心。
外出恐怖症のピアノの先生は良いアクセントになっていて、もっとでじろがあってもよいとおもってしまう。まあ、安心してみられるし文句なしの名作でしょう。
構成も踏ん張りがきいていて、中途半端にならず、最後まで物語りを見せています。
ビートルズ関連の演出は、偏愛ととるか、リスペクトととるかは見る人次第。でも正直、ちょっと、しつこいかも。

世の中に数多く、ある訳ではない家庭の話。

ショーン・ペン演じるサムの目の前のことを彼なりに捉え、考え、生きていこうとする姿に強く心を打たれた。ルーシーを演じた子も迫真の演技でさらに、物語に深みを持たせた感じがした。

サムは障害を持っているが故に、人としての権利を奪われ、愛する娘と離れなければならなかったが、自分はそこらへんにいる父親より、娘に全力を尽くすサムの方が愛情を注いでいるし、良き父親であると思う。

ストーリーはサムを中心として描かれ、後半は涙が止まらなかった。

正直に言って文句の付けようがない映画。社会的な差別について、考えさせられた。

音楽ほんとずるい。
ルーシー最高にかわいい。

客観的に見てその人を否定し子供を取り上げる
おかしい話

親子の愛

何回も泣いてしまいました。
サムとルーシーの愛がほんとに素晴らしい。

何も教訓めいたところはないのに、言葉がストレートに愛を語る。こうやって愛せばいいんだよ、というのが何の曲解もなくストレートに伝わる。素直に泣けて、心が温まる

ルーシーが可愛すぎた。

何回観ても飽きない。
家族愛に弱いな。

こんなにまっすぐにお互いを求め合える人間関係は、親子だからこそなかなか築けない。色んな前提条件が変われば、愛情と思いやりの持ちかたががらっと変わってくる。それは、もしかしたら子どもは親が思っている以上の成長ももたらしてくれるのかも。

だれも完璧じゃないし、だれも迷って不安になって努力してる。頭脳が優れた敏腕弁護士の人生の苦悩がしみる。

ストーリーも勿論だけど、キャスティングの勝利って気がする。ショーンとダコタの親子も素晴らしいが、私はミシェルにやられました。

言うまでもなくショーンペンの演技力がやばい。本当に凄い。演者とは思えない。

感動とはまた違うけど、愛の強さを感じる映画だった。

ショーンペンの怪演、ダコタファニングの可愛さ、そしてビートルズの名曲たちが幸せな愛の物語をより胸打つものにしている。

愛を感じる作品。
切なく，でも見た後には優しい気持ちになった！

子供を育てられる知能がないから子供を取り上げる。
そんなのはおかしい。

親子の愛を感じました。

知的障害者だけど娘を育てたい。

偏見が有る人も、無い人も、是非見て欲しい。
主人公を取り巻く優しい世界、そして厳しい世界に目が潤みっぱなしである。号泣するのではなく、ずっとウルウルしている、そんな映画。

特に前半はキャストの素晴らしい演技、娘の可愛らしさが相まって胸を打たれる。
主人公ショーンの障害者の演技が本当に上手いな、その友人の障害者役はあんま上手くないな…て思ってたら実際の障害者の方なのね、すんません。

後半は若干尻つぼみだけれど、余韻が残る良いラスト。
3家族の未来に幸あれ。

実際に同じような境遇の人で、サムのように幸運な状況にある人は、そうそういないだろう。 友達(障害者仲間)もいて、大手企業の福祉事業の一環で一応の職もあり、彼のことをよく知るレストランの店員や周囲の温かい目もあり、手助けしてくれる温厚な隣人もいる。

つつましくも穏やかなサムの日々。そこへ、児童福祉局が積極介入してくる。無関心よりも、それはそれでいいことなのだろうけど、あれだけ心通わせている二人を引き離すのはいかがなものか。劇中でもアニーが懸念していたように「子供は親のIQなど気にしない」。子供に必要なのは、いつも側にいてくれて、絶対的に自分の味方でいてくれる存在。

お金は有り余っているけれど、自分のことで手一杯で子供にかまってあげられない弁護士親子の姿と、サム親子の姿は実に対照的に描かれている。

ケースワーカーが定期的に様子を見に来て、ルーシーが思い悩み始めたときに初めて、距離を離させるということはできないのだろうか。
子供は正しい判断ができない？そりゃそうだ、子供なんだもん。でも感情がないわけじゃない。大好きな人と離されることほど、苦痛なものはない。

人間が増えれば増えるほど地域の関係が希薄になっていく世の中だからこそ、サムやサムの仲間の純粋に相手を求める言葉が胸に沁みる。 言いたいことがうまく言えないもどかしさがこちらにも伝わって…裁判でクレイマー、クレイマーを引用する下りも泣けました。

結局里親候補だったランディも、最後には「あなたの隣に席をとっておいて」と言ったので、無事にサムはルーシーと暮らすことができ、ランディ夫婦は今後二人のよき友人となっていくのだろう。
ただ、これからもルーシーとサム親子には困難が待ち受けるだろうと思うと、障害者を取り巻く社会の壁を感じます。

ビートルズの名曲が切なくも爽やかな後味を残してくれました。
親子の話なのに、青春映画をみた気分です。

サムの持つ純粋な愛情。
ルーシーを幸せにして挙げたい気持ち。
うまく実現出来ない葛藤。

ルーシー自身が成長していき、サムよりも優秀になっていくことは間違いない事実であるだろうが、ルーシーはサムが父親であるから強い。サムの愛を受けて、それを求める優しい心、強い心をもっているから彼女は強く、優しく、成長出来るのだと思う。
違う作品で、子供が子供でいられなくなることは一番虚しい。というが、

ルーシーは違う。確かに、父が強くはないから自らが強くなっていくとも思えるがそうではなく、子供として親の愛情を強く求めて、それに応えるようにルーシーも成長していく。 きっと、他からみれば何か足りない親子なのかも知れないが、絶対にこの環境で無ければ生まれない関係がここにはあり、それが2人にとって本当に大切なものであった。他人には計り知れないものをこの作品で見せてくれた。
汚れない愛情の強さを思いしらせてくれる作品である。