シャイニングのレビュー・感想・評価
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当ホテルはお客様をお狂わせ致します…
原作はスティーヴン・キングの代表作。
天才スタンリー・キューブリックが映画化し、映画史上最も怖い映画にも選出。
代名詞とでも言うべきあまりにも有名なあのシーンは幾度となくオマージュやパロディーに。昨年はスピルバーグの『レディ・プレイヤー1』でも引用。
ホラーの金字塔と絶賛されながらも、原作者キングは本作を酷評。
色んな意味で、映画史に残る名作。
冬になると外界から閉ざされるリゾートホテル。
冬の間、管理人をする事になった小説家ジャックと、その妻ウェンディ、幼い息子ダニー。
ジャックにとっては執筆に集中出来る最高の環境。
妻子にしてみても、リゾートホテルを言わば貸し切り状態。
考えてみれば、これほど贅沢で美味しい仕事は無い。
…その筈だった。
このホテルには、何かが…。
その何かによってジャックが狂気に囚われ、遂には妻子を襲い来る…!
キングの酷評は別として、まず難点/不満点から。
やはり全体的に説明不足。
ホテルに巣食う何かとは…?
まだホテルが建つ前、この辺りに住んでいた先住民の怨念か、以前ホテルで起きたという凄惨な事件の呪いか、それともそれら以外の何かか…?
解釈は幾らでも出来るが、はっきりとした描写は無い。
ダニーとホテルの料理人が持つ不思議な能力(=シャイニング)についても説明は皆無に等しく、唐突でもある。
ジャックが狂気に取り憑かれるまでも早い。一体、いつ…? 何がきっかけで…?
ラストカットの写真。
…などなどなど。
原作は大ボリュームと聞く。
忠実にやったら、とてもとても2時間には収まらない。
後にキングも携わったTVシリーズ版は確か5~6時間。
大部分の省略、大幅な脚色は致し方ない。
でもキューブリックの狙いは改変より、インパクトだったのでないかと思う。
不穏な音楽と空撮から始まるOP。
ゴージャスだが、何処か異様なホテル。
遂に起き始めた怪現象の数々。
血の濁流。
双子の少女。
バスタブの腐乱女。
時折姿を見せるホテルの“住人たち”。
ダニーがブツブツ呟く“REDRUM(レッドラム)”。逆から読むと、その意味は…。
クライマックスの極寒の雪の夜。敷地内の迷路。
だけど何と言っても極め付けは…
ジャック・ニコルソン!
数々の名作で類い稀な名演を魅せてきたこの名優だが、本作は中でもズバ抜けている。
誰しもジャック・ニコルソンと聞くと、本作での怪演、映画史上最恐顔面と言っていいあのシーンを思い出すほど。
あまりにもヤバ過ぎて、何だか笑えてもくるくらいだ。
にしても、キング、キューブリック、ニコルソン…改めて思うと、スゲートリオ!
奥さんも負けず劣らずの絶叫怪演。
ダニー少年も、「REDRUM!REDRUM!」。
キューブリックの不気味ながらも華麗な作品世界。
クライマックスの雪の夜の迷路は、映像も撮影技術ももはや語り草。
万人受けするようなタイプのホラーではないかもしれない。昔友達に薦めた時、全然怖くなかった、つまらなかったと言ってたっけ。
怖いというより、何かこう、ヤなもん見ちまったなぁ…と脳裏にこびりつく不気味さ。
一度見たら忘れられないインパクト。
本当に色んな意味で、ホラーの名作/金字塔と呼ばれる所以。
続編小説が映画化される事になり、来年公開予定だとか。
このホテルでのトラウマを抱えたまま大人になったダニーのその後の物語。
これは楽しみだ!
世界最恐との呼び声も高い本作、見たかった。冬のホテルの管理人、最高...
⭐久し振りに鑑賞⭐
ジャックニコルソン祭り
面白くない。
キング祭その0
映像美としても好き
レディプレ鑑賞後に視聴
古典的名作と知りながら先送りし続けていた本作、ようやくプライムビデオで見ました。
直接的なバイオレンス描写はそれほど多くないのに、2時間ダレることなく緊張感が持続していたのは流石キューブリックといったところ。
不協和音が耳に残る音楽やサブリミナル表現の使い方も見事で、一度見たら忘れないビジュアル満載でした。
肝心のストーリーはというと、正直そこまで恐怖を感じませんでした。
ただ、ストーリーに直接関係のない不自然なカットや解釈の別れるクライマックスは癖になりそうです。
キャスト陣の怪演も魅力的。
徐々に気が狂っていくジャック・ニコルソンは表情を見ているだけでも鳥肌ものでした。
何度も繰り返し見るたびに新たな発見がありそうな良作。
見て損はしないと思います。
各解説を頭に入れてから2回目の視聴。
初見よりも深く楽しむことができました。
ホロコーストやネイティブアメリカン迫害、アポロ捏造映像へのメタファー。
計算し尽くされた映像は見れば見るほどにのめり込んでいきます。
143分のうち2時間近くはほぼビクッとなることは少なかったのですが...
演出面がいちいち怖い。
「シャイニング」字幕版 Amazonプライムで鑑賞。
*概要*
スティーブン・キングの小説をスタンリー・キューブリック監督が映画化した名作ホラー。
*主演*
ジャック・ニコルソン
*感想*
ホラー映画はあまり観ないのですが、この間「レディ・プレイヤー1」を見てからどうしても気になってしまったので鑑賞。
これが「シャイニング」か・・・。
エレベーターから溢れ出す大量の血、双子の少女、237号室のバスルームにいる裸の婆さん、ジャック・ニコルソンの狂気に満ちた恐ろしい表情で片手に斧を振りかざす所が凄いし、怖かった。。
「演出面がいちいち怖い」というのは、他のホラー映画にもあるのですが、この「シャイニング」雰囲気、音楽、キャスト、舞台、全てが怖い。上記の通り、主演のジャック・ニコルソンがだんだんイカれてくる様が上手いし、物語後半がなんともおぞましい。。
妻・ウェンディーの悲鳴や恐怖の表情がリアルだし、劇中で間に入る息子ダニーのカットシーンは最初シュールで独特だったんですが、あとで解ることなのですが、超能力「シャイニング」の演出面を指していることを意味しているんだなって、途中で理解しました。レッドラムも最初は意味不明だったのですが、意味がわかった瞬間、ビビりました。。普通に怖ぇ~w
総じて、シンプルに怖かったです。演出面がいちいち怖かったな…(^^; あ~「シャイニング」見てから「レディ・プレイヤー1」見とくんだったなw
名作ということで、ストーリーの大体の展開は知っている状態で観ました...
最後は怖くない。それまでがほんとに耐えれない怖さと不気味さがある。...
らしい、映画
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