劇場公開日 2001年3月3日

「若いモンなんてこんなもんよ」ハイ・フィデリティ 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0若いモンなんてこんなもんよ

2022年8月15日
PCから投稿

男女の機微ももよくわからず、ロック聞きながらあちこち手を出して、なんだか中途半端で煮え切らない、よくいるタイプのしょーがない男と、これまた大したことない女たちのフラフラの日常を、恐らく原作小説の雰囲気を再現するためと思いますが、主人公がカメラに向かって心の内を説明しながら話を進める演出が独特、且つ文芸的です。
男も女も所詮こんなもんよ、っていう現実的な視点と、オタクの二人の演技がイケてます。

越後屋