「若いモンなんてこんなもんよ」ハイ・フィデリティ 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
若いモンなんてこんなもんよ
男女の機微ももよくわからず、ロック聞きながらあちこち手を出して、なんだか中途半端で煮え切らない、よくいるタイプのしょーがない男と、これまた大したことない女たちのフラフラの日常を、恐らく原作小説の雰囲気を再現するためと思いますが、主人公がカメラに向かって心の内を説明しながら話を進める演出が独特、且つ文芸的です。
男も女も所詮こんなもんよ、っていう現実的な視点と、オタクの二人の演技がイケてます。
コメントする