ハイ・フィデリティのレビュー・感想・評価

ハイ・フィデリティ

劇場公開日 2001年3月3日
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エサ箱漁りがしたくなります

突然観たくなって、再見。

都市部を除き、実用レベルのレコ屋がほぼ消滅した今、完全にノスタルジックな気分で観てしまいます。
レコ屋でのやり取りや、ジャケットの数々を眺めているだけで、ほとんど満足。
妙な安心感があります。

女性遍歴については、音楽遍歴と重ねるとちょっと考えさせられますね。

点数については、どうしても小ネタ漁りをしながら観ちゃうので、落ち着いて観賞できなかったから。
でも当然面白く楽しみました。

エサ箱漁りの心理と似ているのかも…

凪
さん / 2018年3月27日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ダメ人間の自覚と焦り

この映画を初めて鑑賞した時、洋楽は全然わからないけどそれでもとっても面白かった。いや、共感できたというべきか。ちょっとしたネタを元に、自分のBEST5を考えちゃうことってありません?思うに、そういう思考傾向が強い人は大抵オタク的素養を持っていると思うんですが、自分を振り返るとまさにそういう傾向があるわけで、そりゃぁ主人公たちに感情移入してしまう、ってもんですよ。そして、いったん感情移入しちゃうと、その物語自体にも深くのめり込んでしまうわけで…。

さて、この作品の場合、(特に音楽の)オタク的素養にあふれている仲間たちと、そうでない人たちのコミュニケーションのギャップが面白おかしく描かれているわけですね。例えば、音楽仲間バリーが、お客さんに対して自分の趣味に合わない曲をさんざんけなしたあげく、自分の嗜好を押しつけるシーン。ここで「あぁ、わかるわかるw」と思ってしまった方は危険です。あなたは、オタクを通り越してダメ人間側に片足を突っ込んでいます。そして、自分もそっち側の人間だったことに気づいた瞬間、単に笑えるだけの映画じゃなくなってくるのが、この作品の恐ろしいところだったり。

さらに。主人公ロブは、人間関係だったり、自分の将来に不安を持っていて、それを乗り越える努力の代わりに音楽という自分の心のよりどころに逃げようとしがち。そんな姿はまさに自分と同じなわけで、そんなダメな姿をスクリーン通して見せられちゃうと、普段はあまり感じない「焦り」という感情を強く意識せずにはいられません。自分の好きなことを仕事にするというのも、一見幸せなのかもしれなけど、だらだらと目標無く仕事を続けるロブの姿と焦りにはなんだか自分を投影しちゃいますね…。はぁぁ。

というわけで、初めて鑑賞したときは、「あ、俺も同じだ、アハハ~」と笑って済んだところが、年をとる(=ロブの年齢に近づいていく)につれて「俺も同じだ…、あ、ハハ…?」と痛くなってたりする。なんてっこたい。でも。気づけば年に1回くらいの頻度で鑑賞している自分もいたり。なんなんだろうね、この中毒性はいったい。。

音楽映画としても、コメディ映画としても、恋愛映画としても、そして人によっては自分を見つめる映画としても楽しめる(?)ので、少しでも興味に触れるキーワードがあれば是非鑑賞してみることをお勧めします。

shaw
shawさん / 2008年7月3日 / から投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  笑える 楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:-
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男ってバカだよねぇ・・・

なんか、作業しながら片手間にDVD流そうと思って再生始めたら、作業なんか手につかなかったよ『ハイ・フィデリティ』。
 
いやぁー・・・これいいねぇ・・・。
観るのはたぶん1年以上振り、4、5回目だと思うけど、今回が一番“染みた”ね。
 
「音楽オタクで恋愛オンチ・・・」って、かなりいいコピーだ。
物語としては、器用に生きられない音楽マニアの主人公(中古レコード店オーナー)が今カノに振られるところから始まって、その彼女とのやり取りを『過去の辛かった別れトップ5』のランカー達との思い出と絡めながら見せていく・・・という感じで。
映画の構成上面白いのは、本来ナレーションで済ませるべきところを、全部画面の中で主人公がカメラ目線で喋ること。これ、最初に観た時は「えっ!」って思ったけど、何度か観ていくうちに、この話は、確かにこのスタイルじゃないと成り立たないなって思うようになる。この冒険的な方式を採用した監督とプロデューサーはすごい。
 
歌の詞や映画の登場人物に自分を重ねて作品を評価するのは公正じゃあないってわかった上で敢えて書きますが。
 
これは、なんか、主人公の言動・思考が今の僕に通じるところがありすぎてありすぎて(まぁ、元々一般的な男なら誰でも、思い当たるところは沢山あると思うけど)。
僕がもう何ヶ月も・・・っていうかもしかしたら何年も悶え苦しんできた精神状態を、この主人公も通過して、わざとらしくない、非常になまっぽい幸せに終着するこの感じの幸せなこと幸せなこと!!
 
現実逃避なんだろうけど、僕も少し気が楽になった。
世の男性は「わかるわかる」言いながら楽しんでください。傑作!
 
(蛇足、タイトルについて:
タイトルの『High Fidelity』、所謂Hi-Fi、つまり『(音楽再生の)忠実度が高い』という意味のオーディオ用語なんだけど、『Fidelity』には『貞節』っていう意味もあって、フラフラ迷ってばかりの主人公の『高い貞節』に辿り着くまでの話、という意味も込めたダブル・ミーニングなんだと思う。ん~、深いなw)

cross yuki
cross yukiさん / 2007年10月9日 / から投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 笑える 幸せ
  • 鑑賞方法:-
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  • 共感した! (共感した人 4 件)

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