「【”The Origin Of Love”劇中の全てオリジナルのパンク・グラム・フォークロックの格好良さが半端ない作品。ジョン・キャメロン・ミッチェルの畢生の一作でもある。】」ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”The Origin Of Love”劇中の全てオリジナルのパンク・グラム・フォークロックの格好良さが半端ない作品。ジョン・キャメロン・ミッチェルの畢生の一作でもある。】
ー ”6インチから5インチ消えて、残った怒りの1インチ!”ー
・ベルリンの壁が崩壊する前に東ドイツで生を受けた、ハンセル。
”東と西の間に・・、奴隷と自由の間に・・”生まれたハンセルの半生。
・西側の軍人と恋に落ちたハンセルは、性転換手術を受けるが、当時の東独逸の医療では・・。
が、ヘドウィグと名を変えたハンセルは売れないツアーをアメリカで続ける・・・。
・少年だったトミーも、連れてツアーに出るも、・・トミーは、ヘドウィグから離れ、ヘドウィグの曲でスターになるも・・。
◇ヘドウィグを演じた、ジョン・キャメロン・ミッチェルのウイッグの金髪を振り乱しながらの、歌唱シーンが”本当に男性ですか!”と言う程、美しく、エロティックで・・。
そして、ウイッグを外し、黒髪で歌う姿。
<今作の元になったミュージカルも手掛け、今作でも、監督、脚本、楽曲製作にも加わった、ジョン・キャメロン・ミッチェルの才気煥発作品である。
ヘドウィグは、自分の片割れを、ツアーの中で見つけたのであろうか?
きっと、見つけたんだよね。>
コメントする