ハードキャンディ
劇場公開日 2006年8月5日
解説
05年のサンダンス映画祭で斬新なアイデアと過激な描写が話題を呼んだサスペンス・スリラー。出会い系サイトで出逢った14歳の少女、ヘイリーと32歳のカメラマン、ジェフ。3週間のチャットを経てジェフはヘイリーを自宅へ誘い込むが、いつの間にかヘイリーが作り上げた罠にかかっていた……。監督はCFやPVで活躍し、本作が長編デビューとなるイギリス出身のデビッド・スレイド。主演ヘイリーには「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」の新星エレン・ペイジ。
2005年製作/103分/アメリカ
原題:Hard Candy
配給:クロックワークス、ファントム・フィルム
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2020年12月15日
iPhoneアプリから投稿
痛がりたい男性に推す。エレン・ペイジの只者でなさ。
オチの曖昧は狙いだろうけど好みではないな。
クローズアップっぱなしも成功っちゃ成功。
ああ、まだ痛い。
2018年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
『天使の卵』を観た直後だったので、小西真奈美が持っている卵が金○じゃないかと妄想を膨らませたり、『トランスアメリカ』のブリーだったら喜んで切られていたかもしれないなどと置き換えてみたり、隣の客が股座を確認し安堵する様子を感じたり・・・ともかく男性客にとっては辛い映画。のどが渇いても誰もドリンクを口にしない。生唾を飲んでしまうシーンの連続。何も疚しいことがなくともついつい感情移入してしまうほど主人公ジェフの演技が真に迫るものだった。
あ、切り取られちゃった?何故だか決定的シーンの後にはヘイリー(エレン・ペイジ)はさっと身を隠すのです。ネットでローティーンばかり狙う男への私刑なのか、失踪した少女の復讐なのか、はたまたスケバン刑事のような特命刑事なのか・・・謎は深まるばかり。ネット社会の匿名性を存分に活かして、どこまで真実なのかもわからない。彼女が言った「宦官.com」だって怪しいものだ(つい見てしまったけど、奥へは進めなかった・・・怖いから)。しかし、こんなマニアックなサイトを知ってるくらいなんだから、用意周到だったことは事実なのです。
出会い系サイトへの警鐘。ネット犯罪者への警告。ワンシチュエーションの密室劇でありながら、色々なテーマが隠されていると感じる作品だったし、二人の役者の心理戦を存分に楽しめました。この少女ヘイリーには『X-MENファイナルディシジョン』のキティちゃんの演技が目に焼きついたまま、いつ壁抜けを披露してくれるのかと妄想してしまったくらいでしたが、むしろ情報収集の能力が優れていたようでした。
上映終了後、すぐに席を立てない男が多かった。もしやあなたも疚しい気持ちを?などと質問したくなりましたが、自分だって足が震えたままじゃないかと反省し、明日からもまた健全な生活を歩まなくては・・・などと清々しい気分で劇場をあとにしました(ほんとかよ!)。
2018年6月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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珍しい。女の子が、正義のために中年男性を監禁、拷問する。去勢すると脅しているところは引いたのだが、やってなくて安心した。
エレン・ペイジとパトリック・ウィルソンの演技力がすごい。
ほぼ2人の会話劇、この映画の予告編どおりのストーリー展開で8割くらいはおもしろいのだけれど、なんなんだよという感じでぜんぜんスッキリしない。隣家のオバサンがたずねてくるあたりからグダってきたように思う。もっと良いオチはなかったのかと思う。
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