「ジョディ・フォスターなら映画を撮ってくれる・・・笑いたかったけど、そんな雰囲気じゃなかったようだ・・・」ハードキャンディ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

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ハードキャンディ

劇場公開日 2006年8月5日
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ジョディ・フォスターなら映画を撮ってくれる・・・笑いたかったけど、そんな雰囲気じゃなかったようだ・・・

 『天使の卵』を観た直後だったので、小西真奈美が持っている卵が金○じゃないかと妄想を膨らませたり、『トランスアメリカ』のブリーだったら喜んで切られていたかもしれないなどと置き換えてみたり、隣の客が股座を確認し安堵する様子を感じたり・・・ともかく男性客にとっては辛い映画。のどが渇いても誰もドリンクを口にしない。生唾を飲んでしまうシーンの連続。何も疚しいことがなくともついつい感情移入してしまうほど主人公ジェフの演技が真に迫るものだった。

 あ、切り取られちゃった?何故だか決定的シーンの後にはヘイリー(エレン・ペイジ)はさっと身を隠すのです。ネットでローティーンばかり狙う男への私刑なのか、失踪した少女の復讐なのか、はたまたスケバン刑事のような特命刑事なのか・・・謎は深まるばかり。ネット社会の匿名性を存分に活かして、どこまで真実なのかもわからない。彼女が言った「宦官.com」だって怪しいものだ(つい見てしまったけど、奥へは進めなかった・・・怖いから)。しかし、こんなマニアックなサイトを知ってるくらいなんだから、用意周到だったことは事実なのです。

 出会い系サイトへの警鐘。ネット犯罪者への警告。ワンシチュエーションの密室劇でありながら、色々なテーマが隠されていると感じる作品だったし、二人の役者の心理戦を存分に楽しめました。この少女ヘイリーには『X-MENファイナルディシジョン』のキティちゃんの演技が目に焼きついたまま、いつ壁抜けを披露してくれるのかと妄想してしまったくらいでしたが、むしろ情報収集の能力が優れていたようでした。

 上映終了後、すぐに席を立てない男が多かった。もしやあなたも疚しい気持ちを?などと質問したくなりましたが、自分だって足が震えたままじゃないかと反省し、明日からもまた健全な生活を歩まなくては・・・などと清々しい気分で劇場をあとにしました(ほんとかよ!)。

kossykossy
さん / 2018年11月18日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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