「まあ地味かな。。。」グッドナイト&グッドラック tom-tomさんの映画レビュー(感想・評価)
まあ地味かな。。。
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1950年代アメリカの「赤狩り」マッカーシズムに挑んだテレビ番組を取り上げた作品。
共産主義に対してヒステリックになっている風潮の中、マッカーシーの問題点を淡々と指摘し続け、非難に対しては冷静に反論する、そんなアンカーマンのマローはまさにあるべきジャーナリズムの姿を表していて、格好良くすらある。
とはいえ、映画としてはとても地味で、大きな盛り上がりはほぼない。
変にドラマチックに演出すると、かえってマローのキャラクターを踏まえたこの映画の雰囲気を壊してしまうので、これは仕方ないのだろうけど、この長さ(90分)で限界。
予備知識なしに観たのだが、これがジョージ・クルーニー監督作品であったことを後で知り、とても驚いた。
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