「大衆を敵にする覚悟」グッドナイト&グッドラック よしさんの映画レビュー(感想・評価)
大衆を敵にする覚悟
マッカーシーイズムのプレッシャー晒されながら、真実を報道する姿勢を貫くジャーナリストを描く物語。
実話を基にした物語ですね。
「マジェスティック」でも描かれていましたが、マッカーシーイズムがアメリカにもたらした影響は、想像以上に大きいのでしょうね。それは日本にもレッド・パージが吹き荒れた事でも分かるのですが。
絶対的な権力を持つ政治家、それ以上に大きな影響力を持つ大衆。その影響に負けずに真実を報道する姿勢を貫く主人公達に魅力を感じます。
ドキュメンタリータッチで、当時のアメリカの異状さを、今に生きる日本人の私には感じにくいのがやや残念に感じる作品でした。
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