17歳のカルテのレビュー・感想・評価
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10代で観てもらいたい作品
90年代は境界性人格障害という言葉でしか定義されなかったが、今やこの映画の登場人物たちの様な状態って色んな呼び名に当てはまりますよね。
いずれにせよ、精神病という括りだけでなく、ティーンエイジャーが抱える問題の集大成のような観方の方がしっくりくる。精神的にすごく健康でポジティブな人にはあまり受けが良くない印象がある映画でもあります。
この映画の最高点は2人の主役、ウィノナ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリーの際立った演技。特にアンジーが演じるリサはすごい。
ぜひ10代~20代前半の時に観て欲しい映画。
もう20年前の作品なんですね
洋題と全然違うこの短絡的な釣りタイトル通り、俳優陣のイメージビデオ...
公開当時、映画館で見てウィノナの可愛さとアンジーの狂気漂う美しさに...
…
アンジェリーナ・ジョリーがすごく若い! 精神病院でいろんな子に出会...
I'm not dead. けっこうガチ。
ある朝目が覚めた時にフと頭の中でペトゥラ・クラークの「ダウンタウン」が流れていて、何かの映画に使われていて好きだったという記憶を必死こいて思い出して、あ!「17歳のカルテ」だ!!っという事に行き着いて久しぶりに鑑賞しました。(ちなみに「ダウンタウン」の方はAmazonプライム musicに上がっておりました。)
この作品って自ら境界性人格傷害のウィノナ・ライダーが原作を気に入って映画権を買い取って映画化したんですね。アカデミー賞取ったアンジェリーナ・ジョリーばかり注目されてますが、ウィノナもいい演技しています。特にウーピー・ゴールドバーグにバスタブに投げ込まれて言い争うシーンとか、それまで表に出さなかった感情が一気に噴き出して怒ってる所が印象的でした。
作中でスザンナがカウンセリング受けてる時に「女は何人からが淫乱?それじゃ男は」と問答しているのが面白い考えだなっと思いました。確かに男は経験が多くても淫乱なんて言われないですよね。
しっかし、00年代に思いっきり低迷したウィノナ・ライダーが今じゃnetflixで復活して、逆にアンジーがあまり観られなくなるなんて人生とはわからんもんですなぁ。
ちなみに邦題の「17歳のカルテ」は当時キレる17歳が流行っていたから付けられた模様です。もちろん原題は全く別物ですし、劇中でスザンナは18歳以上って言ってましたし、17歳何も関係ないという・・・。でも17歳前後の人は邦題に17歳ってあると気になるでしょうし、これは映画配給会社が上手い事やったと取るべきでしょうか??
登場人物達がみんな個性的で魅力的。 みんな世間では受け入れられなか...
心震える名作。思春期の少女たちの危うさや脆さ、優しさや強さ…アンビ...
見た当初ちょうど17歳!
ずっと観てみたくてやっと観た。
もう15年?くらい前の作品なのですね〜
この頃はきっとアンジーより、ノニーの方が人気があったのでしょうが…
アンジー、存在感ありありでカッコよかった❤︎
もっと重いのかと思ってたけどそこまで重くなく思ったより面白かった◎
Girl, Interrupted
主人公のスザンナは初め、どこにでもいるような普通の女の子に映った。
私自身にもこんなことがあるような。
ストーリーの途中まで、スザンナやリサを隔離している大人たち、世間が彼女たちを普通じゃないと決めつけているんじゃないの?と思えてくる。
じつは彼女たちは普通の考え方、感覚、精神を持っているのに、精神的にその他大勢のみんなと違うからと世間から隔離されてしまった彼女たちのストーリーなのではないかとさえ感じた。
しかし、ストーリー中盤からはスザンナが前向きに自分と向き合う姿が描かれていて、病院を退院していく。
観ている私からも、彼女の“境界性人格障害”という診断が正か否かはわからない。
ながらもスザンナが退院する際、一緒に施設にいた友人たちが"普通ではない"ように見えるよう描かれていたのがすごいと思った。
瞳に輝きがあった頃のリサ、まるで別人のように暗い瞳に映るリサ。
アンジーの演技もまた見応えが有り!
スザンナの視点からく描かれているように感じた。
この映画の内容とは関係ないが、この映画の舞台の年代、アメリカの徴兵制は志願の他に、抽選(誕生日)であったことを劇中で学んだ。
静かにことことと描かれていながらも、エキセントリック。
良かった!
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