劇場公開日 2000年9月2日

17歳のカルテのレビュー・感想・評価

全43件中、1~20件目を表示

3.5【精神病棟の思春期少女たちの正気と狂気の狭間で揺れ動く心を描いた作品。アンジェリーナ・ジョリーの狂気性、哀しみを帯びた演技が圧倒的な作品でもある。】

2025年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■1967年。高校を卒業直前の17歳のスザンナ(ウィノナ・ライダー)は精神不安からアスピリンとウオッカを一瓶飲み薬物自殺を図る。
 そして、精神病院「クレイモア」に収容される。
 そこで同じく心を病みながらも、生きようとしている同世代の少女たちと知り合い、様々な形での交流を深めるなかで、スザンナは徐々に心を取り戻していく。

◆感想

・今作は、当時人気絶頂だったウィノナ・ライダーが原作の「思春期病棟の少女達」に惚れこみ製作総指揮をした映画だそうであるが、精神病棟に8年居る物凄くエキセントリックだが、繊細な心を持ったリサを演じたアンジェリーナ・ジョリーの物凄い演技が圧倒的な作品である。

・他には、クレア・デュヴァル、エリザベス・モス、残念乍ら早逝したブリタニー・マーフィなどの物凄く若い姿と、その演技合戦が見応えがある作品である。

・これは、全く結果論であるが、この作品でのウィノナ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリーの演技を見ると、その後の二人の辿る道筋が何となく分かる気がしてしまうのである。
 あ、エリザベス・モスの現在の演技は物凄いですがね。

<けれども、当時スザンナと同じ”境界性パーソナリティー障害”の経験があるが若きウィノナ・ライダーが映画化権を取らなければ、この作品はもしかしたら出来ていなかったかもしれない事を考えると、彼女の貢献は素晴らしいのである。
 そして、長らく低迷していたウィノナ・ライダーが近年復活して来た事は、嬉しいモノだなあ、と今作を観ながら思ったモノである。>

コメントする (0件)
共感した! 1件)
NOBU

2.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年11月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
39stepbacK

4.0心の殻を破るティーンエイジ 自由とは?境界とは? どこまで正常でど...

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

萌える

心の殻を破るティーンエイジ

自由とは?境界とは?
どこまで正常でどこから異常なのか
自己と他者の境界
病院は心の殻で内面と向き合う空間
リサは自由と反抗の象徴であり、精神病院依存症でスザンナの鏡
何かに依存する危険性、他人をコントロールできても自分自身(特にメンタル)をコントロールできないとね
表面的なものだけに執着せず、ちゃんと内面の根本的な問題と向き合って受け入れること
でないとデイジーのような結末を迎えると

コメントする (0件)
共感した! 1件)
UPtwHmNNLjBjFuAF

5.0悩める若者に見てほしい映画

2024年9月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ムーン

1.0『ここはナチスの拷問場よ』 『ここはまだ五つ星ホテルの様な所よ』

2024年6月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
アンドロイド爺さん♥️

4.5恵比寿ガーデンシネマで当時観ました

2023年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
shie⭐

2.5なぜ高評価?感じるものがなかった

2022年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

普段、後味の悪い作品や、登場人物が報われない作品、全体的に重く暗い作品などは好みで観るが
すべてストーリーに意味があり、感じる何かがある前提である。
この作品は何が言いたいのか?
だからなんなのか?

不安定な精神状態の患者たちがいる環境で
突然金切り声を上げ、下品な言葉で罵り、錯乱する。
終始鑑賞していて不快で不安な気持ちにさせられ、
こっちが精神を病みそうだった。

主演2人の演技はたしかに凄かったが、
それ以上のものがなかった。
心に刺さるわけでもなく、ただただ嫌な気持ちになった。。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ちか

5.0演技とはいえあの目から感じる狂気が凄い

2022年1月19日
スマートフォンから投稿

まるで昔の自分を見ているようだった。

強制的に施設に入れられて、社会から切り離されて、そこのルールに従わないと永遠に出られない。

青い人が見えなくなったといえば退院できるように、異常とは?正常とは?本当の意味での回復とは何か、、、

ラストの「快復した境界性人格障害」というのは、まともなふりして生きていけることが大人になるってことなのかなと思う。

流れに身を任せて何も考えないってすごく楽だけど「この一年無駄だった」と言えるほど現実に向き合えたスザンナは強い。

あんな所に入ったら、まさに人生の中断。
そんなところに8年もいた
リサ(アンジェリーナジョリー)の
狂気から孤独が痛いほど伝わる。

スザンナもリサも名演技。
言葉がなくても
目線や眉毛の動き、表情から感情が伝わる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あえか

3.0皆、若い。

2022年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

皆、若い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
J417

4.5普通と病の境界は?

2021年12月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

精神科病棟に入った少女の自伝。原作は読んでいないけれど、映画としては非常に好みだった。
若かりしウィノナ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリー、素晴らしい演技だった。そしてウーピー・ゴールドバーグは流石の存在感だ。
原作が自伝なので作品の訴求点はないが、観ていて心に響く作品だった。
ただ、毎度の事だけど、誰だろうこの邦題つけたの…安っぽい青春映画かも思った。あまりにもセンスがなさ過ぎる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Iwarenkon

4.0この時代にすでにボーダー(境界性人格障害)という言葉があったことに...

2021年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

この時代にすでにボーダー(境界性人格障害)という言葉があったことに驚いた。ボーダーの特徴を非常に上手く表現している。主演の2人が素晴らしい演技を披露してくれている。精神疾患を扱った映画の中でも必見の一作。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Yoshi K

3.0二元論ではない世界

2021年8月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

誰だって周囲とズレてるところも、ひとには言えないこともある。思春期ならばなおさら。
正常か異常かの分かれ目は、それを受け入れて前に進むことができるか、なのかな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ちかし

3.0興味深い作品

2021年5月5日
iPhoneアプリから投稿

こういう世界のお話はなかなか知ることができなかったりするのでそういう意味で見始めました。

印象的になセリフでどこに行っても(辛さ)は同じ
というようなことをセザンヌが言っていました。

看護や介護、保育する側や保護者や家族などは
病気を治して欲しくて施設や病院に行ってもらうけど
本人からしたら隔離されるとか、孤独だとか、変人扱い、病人扱いをされていると感じたり
より辛い気持ちになるのだろうなと思う。

「帰りたい」と言う気持ち,
病院や施設は家ではないから
帰るためのリハビリなんだよっていうことをとても感じさせられる。

施設や病院などに入居している人たちは「かわいそう」とか
偏見を持つのではなくて、それぞれがその場所で楽しく辛く生きている。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ももせ

5.0仲間と向き合うこと。心と向き合うこと。

2020年6月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

精神疾患が原因で自殺を図る少女がメンタルケアの専門院に入院し、
その病院内での仲間との交流を通じて、
心を解きほぐす様を描く物語。

精神的疾患は自分でもそれと気付かないものもあること、
主人公の女性やその仲間が互いにそれぞれ悩み、違いや病気と向き合う様子が印象的でした。
そして、誰もが病気と向き合うことによって、「光」を見出だすことが出来るはず。
そんなメッセージを感じました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
さかもっち

3.5精神病院ものはやはりおもしろい

2020年5月14日
iPhoneアプリから投稿

精神病院ものはいろいろあるが、17歳のカルテは患者の目線で映画に没入することができる。患者を俯瞰的にみるのではなく自分がいつの間にか患者になっていたことに後で気付かされる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Sadahiro Kitagawa

3.0開き直ると出られない。

2020年3月13日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
movie mamma

3.5アンジーの存在感

2019年12月16日
iPhoneアプリから投稿

暫く観ていないので、感想の詳細を述べる事は出来ないが、
唯ただ、アンジェリーナ・ジョリーの存在感が鮮烈で今も残るほど凄まじい。
ウィノナの繊細な不安定さも◯
何を以って「正常」と「異常」の線引きをするのか考えさせられる、テーマのある作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
blank3s

4.010代で観てもらいたい作品

2019年9月12日
PCから投稿

90年代は境界性人格障害という言葉でしか定義されなかったが、今やこの映画の登場人物たちの様な状態って色んな呼び名に当てはまりますよね。
いずれにせよ、精神病という括りだけでなく、ティーンエイジャーが抱える問題の集大成のような観方の方がしっくりくる。精神的にすごく健康でポジティブな人にはあまり受けが良くない印象がある映画でもあります。

この映画の最高点は2人の主役、ウィノナ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリーの際立った演技。特にアンジーが演じるリサはすごい。

ぜひ10代~20代前半の時に観て欲しい映画。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
恵

3.5助演女優賞

2019年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

自殺未遂の主人公(ウィノナ・ライダー)は精神病院に送り込まれる。
心を病んだいろんな女の子がいたが、反抗的なリサ(アンジェリーナ・ジョリー)に興味がわく。
アンジェリーナ・ジョリーははまり役だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン