シザーハンズのレビュー・感想・評価
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純粋な心に刺さる、、、
主人公のシザーハンズはとても純粋。
それは見た人に聞いたらほとんどの人がそう言うでしょう。
犬に優しく、何かと戸惑い、怒り方まで純粋。
最初は子育てをテーマにしたものなのかなという感じでしたが、だんだんご近所さんのような世論などが絡まってきて、それに振り回されていくのがわかりました。
ストーリーではそこはないだろって所もありますが、かなりオススメできます。
切ない切ない切ない…。 うわあああ泣ける。 最後のエドワードが追い...
切ない切ない切ない…。
うわあああ泣ける。
最後のエドワードが追いかけられてお城に戻って行くシーンは特に!ツライ。
あ、後愛する人を自らの手で抱き締められないのも切ないなあ。
エドワードは口数少ないのに可愛かったしジョニー・デップ演技やはり上手。
ティム・バートンも好き。
最初と最後のおばあさんがキムだったなんて…。
出てくる服も町並みもかわいい。
25年近く前の作品だったなんて驚きだった。
名作はずっと名作。
切ないものこそ終わった後の余韻が残る。
いい話だけどなんだかもやっと
城に住む怪物が町におりてきて、もてはやされたり軽蔑されたり・・・
という序盤、ファンタジーかと思いきや意外とそうでもない感じで、人間の生活になじもうとするエドワードの姿が面白かったです。
もてはやされ、あることを機に変わり始めるところまでの内容は好きです。
皆であつまってあることないこと話したり、事実を歪んでとらえたりする女性達の滑稽な姿も皮肉っぽくよく描かれていたと思います。
ただ他のティムバートン映画でもよく感じることですが、あれれ?という人間の感情描写に少し戸惑います。
警察官がわけもなくいい人すぎたり、愛していると感じたヒロインはいくつかあったであろう選択肢を捨てて結構あっさりめに結末を受け止めたり・・・ちょっと美しすぎるんですね人々が。
美しい人達ならもう少し全体通してファンタジックな方に寄ってほしかったし、そうでないのならもう少しリアルな物語に寄ってほしかったというか・・・。ちょうどそのバランスが中途半端で、もう少しどちらかに振り切っていたら個人的にはしっくりきたような気がします。
いい話なのですがちいさな「ん?」という疑問がいくつか残るからか、ちょっともやっとしました。
寛容と憎悪と
両手が鋏の人造人間。我々はこういう存在に対して、「危険」「怖い」という感情をまず抱くのではないだろうか。しかし、化粧品の訪問販売をしている中年女性ペグが彼に出会った時の反応は全く違う。
「なぜ一人でこんな暮らしをしている?寂しくはないか?」という相手への想像が先に立つ。そして、寂しければ「うちにいらっしゃい。」という底抜けの寛容である。
彼女の夫ジムも、ぶっきらぼうでマイペースな性格ながら、やはりシザーハンズに対してはなんの警戒も持たないのである。そして当初はさほどの興味を示さないのだが、彼なりの不器用なやり方で、シザーハンズに親身になっていく。
観客は、シザーハンズのしばしの滞在先となったこの家庭に対して違和感を覚えるだろう。それは彼らが住む街並みのパステルトーンの家並みと同じように、我々の知る日常とはかけ離れている。
しかし、我々はここで同時に、我々の日常が彼らの持つ寛容や想像力というものを欠いていることを知ることとなる。ペグの示す柔らかく温かみのある他人への接し方が、どれほど観客の住む世界には欠乏していることか。
自分をとりまくコミュニティーにうまく溶け込めない者にとって、この映画はどれほど温かさに溢れたファンタジーとなることだろう。
これはおとぎ話に過ぎないが、現実社会が不寛容や差別と憎悪に満ち溢れていることを思い知らされる皮肉に満ちている。
素敵でした。
主人公の台詞が少ないにも関わらず
あのジョニー・デップの目には
エドワードの素直さ、健気さ、愛らしさ、時に恐ろしさを感じさせられました。
本当に目が印象的でしたね。心情が素直に表れていました。
最後の、
「今までこの街には雪は降らなかったの。
でも彼が去ってから毎年、雪が降るのよ」ってもう、
おいおいおいおい、素敵すぎか、と。笑
いやこれはもう完全に私の好みなんですが。笑
他人から見えてるものと、そのものの本質は違うんです。ってことをこの映画は言いたかったのかなと感じました。
感情や出来事のあらすじだけに翻弄される
近所の方々を見て、ムカムカされた方も多かったのではないでしょうか。
世論の身勝手さや、いかに物事の経緯だけで翻弄されているのか、またメディアに左右されているのか、そんな私達にもグサリとくる描き方でしたよね。
確かに経緯だけを説明するとこうなんだけど、でも実際に起きたこと(事件)はニュアンスを含めると随分違ったりする。目に見えない、他人には伝わりづらい出来事のの要素だってすごく重要なんだ、と改めて思わされました。
他にも色々な風刺のようなものも込められていた気がして面白かったです。
昔話を聞いたような感覚でした。
オチが…
もっとハッピーエンドがよかった…
ものすごくもやもやしています。
なんだかエドワードが報われていないような気がして。
主人が死んで孤独になり、やっと人に出会えて愛する人と結ばれたのにまた孤独になるのか?!悲しすぎる!!まぁあれはあれで切なくて良いのでしょうけど…
街の人達にもいらいら。ヒロインにもなんでエドワードもっとかばわないんだといらいらしてしまいました。
ジョニーデップの演技はいいですね。目が印象的です。セリフはあまりないのに目で気持ちが伝わってきます。
話や雰囲気、演技は良いと思いましたがところどころいらいらしてしまうのとオチが嫌いなので3.5です。完全に好き嫌いの問題ですが。
絵本読んでる気分でした!
素敵な世界観で、まるで絵本を読んでいるような気分にうっとりです。
主人公の少ない台詞にこめられた感情が胸に響いてたまりませんでした。
ぜひ冬に観たい恋愛映画です。
本作に付いていた特典のインタビューはとても短く終わってびっくりしました。
すごくいい!
こういう系は初めて観たんですが
めっちゃよかったです。
子供騙しかな...とか思っていたのですが
全然そんなことなくて
深い意味が詰まった作品だと思います。
また人生が辛くなったときに観たいです。
ファンタジー、コメディ、成長、恋愛がつまった一本
字幕版を観賞
この作品の大体のストーリーは、
とある町の山にぽつんとある建物の中でエドワードという手がハサミ(シザーハンズ)の青年が暮らしていた。ある日、ある女性と出会うのがきっかけでその女性の家族と暮らすことになる。
という感じ。
そこでで会う町の住民や新しい環境、そしてずっと独りだったから故の過ちが今作のメインとなる。
さすが(当時の)ティム・バートン、独特な世界観なのに、不思議と馴染みやすく、共感ができる。
異質な者が加わることによる不自然さ、馴染みにくさを抑え、真逆の効果を観客に与えるという彼の得意技?が今作にははっきりと出ている。
なにやらこのシザーハンズの続編がコミックとして製作されるというが、正直言うとやめてほしい。
この物語は一作目にして完結している。
なのに無理矢理続編を出してしまうと世界観が壊れてしまう気しかならない。
道で札束の詰まったカバンを見つけた、君はどうするかね?
映画「シザー・ハンズ」(ティム・バートン 監督)から。
この映画って、こんなに切ないストーリーだったんだ、と
鑑賞後、涙腺が緩み、しばらく胸がジーンとするのを感じた。
楽しいとか、幸せいっぱいの気持ちは、人に伝えられるけれど、
切ない気持ちは、なかなか上手に伝えられないなぁ、と思う。
自分自身で、今回の気持ちを思い出すために、ハサミの手をもった
人造人間「エドワード」に、ケジメを教えるシーンを選んだ。
質問はいたって簡単、人間社会でのルールを試す設問。
「道で札束の詰まったカバンを見つけた、君はどうするかね?」
答えは一つ、次の(A)〜(D)の中から選ぶ。
(A) 君が頂く
(B) 友達や愛する者にプレゼントを買う
(C) 貧乏な人にあげる
(D) 警察に届ける
エドワードは「愛する者に、プレゼントを」と答え、間違いとされる。
もちろん、善悪だけを考えたら「(D) 警察に届ける」が正解だけど、
「友達や愛する者にプレゼントを買う」「貧乏な人にあげる」を
選んだからといって、あなたの生き方は間違っていると断定するのは、
私が望む生き方と、ちょっと違う。
この「愛する人のためなら」という考えが、物語全体を包み込み、
エドワードを演じる「ジョニー・デップ」の 台詞が少ない分、
観ている私が、じっくり考えさせられるシーンが多かった気がする。
人間の心は移ろいやすく、味方になったり敵になったり、慌ただしい。
彼の傍にチョコンと座る犬が、一番の理解者なのかもしれない。
P.S.
「君のことが心配だ。十分に注意して暮らせよ」という助言や、
エドワードに「逃げ道」を与え、追っかけてくる町の人たちに、
「もう終わった、皆、帰ってくれ」と言い切った警官、
カッコよかったなぁ。
おとぎ話
ティムバートンの映画でこの作品が1番すき
このおとぎ話のような世界観どっぷりつかれてとても幸せ
なにからなにまで本当に美しい作品だと思う
天使のような心をもった人造人間のエドワードを演じたジョニーデップは見事
切ないながらも最後はどこかほっこり
ハサミは危ないものでもあり大事なもの
普通の人間とは違う容姿をした主人公エドワードが成長していく姿が感動しました!ハサミというのは危ないものでもあり人間にとっては大事な物でもあります。その中でエドワードが人間に愛されたり貶されたりそれでも頑張って耐えて生きているエドワードにはすごく大事なことを気づかされた気もします。少し前の映画ですが今の世代の人でも楽しめると思います!!
涙、涙
初見から10年以上経ちましたが、未だに、あの時泣いた事を覚えています。
初見の1回だけで、リピートしていませんが、シザーハンズのエドワードの画を見ただけで、切なさがよみがえります。それだけ、一回の鑑賞で印象が植えつけられる強い作品。
気張らず肩の力を抜いて見る映画
案外と、古い映画ですね。ジョニーデップ×ティムバートンの世に出るきっかけともなった作品みたいです。
見終わったときに心にこみあげてくるこの感情は何でしょう。悲しく切なく、それでいてとても後味の良い映画です。
ただ、発想はチープです。絵本を開いて読んでいるそんな感覚です。もう少し幼い頃にこの映画を見たかったですね。
演出面も残念な点が多いです。一番気になったのはエドワードとキムの恋愛描写が弱い点でしょう。ふっと火がついてふっと燃え上がった感じでしょう。エドワードが寡黙であるだけに視聴者にその感情は伝わりづらいです。ジョニーデップの表情の演技も確かに上手いですがそれ以上に演出の努力が無さすぎますね。あまりに急すぎて、序盤はエドとキムのおかんがくっつくと思って見てました。これはミスリードでなく明らかに演出の下手さゆえでしょう。
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