シーズ・ガッタ・ハヴ・イットのレビュー・感想・評価
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当時のトレンディーな作品。
主人公の女性が4股(男性3人と女性1人)かけてるって話。逞しく自由奔放に生きるアート肌の主人公の一方、取り合う男性たちはいずれも頼りなげに映る。
長編2作目にして商業的にも成功した作品ということからも、軽妙なセリフやその内容、カメラの構図、モノクロの深みが綺麗で印象的だった。
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おしゃれな映画でした。(監督のイメージが変わった)
ジェシ-・ジャクソン氏やラリー・バード選手、ジョーダンのポスターなど、時代を感じました。
スパイク・リー監督は、最初に「マルコムX」を、見てしまったので、当時、強烈すぎて、なんとなく敬遠していました。「ブラック・クランズマン」がおもしろかったので、長編デビューらしいこの作品を鑑賞しました。
よかったです。
マーズ役がリー監督ですよね。
スパイク・リーが描くヌーヴェルヴァーグ!?
アート写真のような実験的な映像描写にゴダールが描く男女の関係性にも似た雰囲気にマッタリしたJAZZとシュールな会話にセンス抜群。
三人の男を振り回すノーラに女性としての魅力をあまり感じないが腹が立ったり嫌な女の印象は無く好感度は下がらない不思議な女性で。
男の個性もバラバラで皆んな愛嬌のあるキャラで特にS・リーがナイスキャラ。
所々に狙った感のあるアートな映像もセンス良く音楽も素晴らしいし飽きない人物描写とある意味、群像劇的な展開に興味心が煽られる。
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