「「エクソシスト」の前日談」エクソシスト ビギニング だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
「エクソシスト」の前日談
1973年に公開されたオカルト映画「エクソシスト」。
その25年前の話を描いた作品です。
第二次世界大戦が終結して数年後。
かつて神父だった主人公メリンは、考古学者として
ケニアでの発掘作業に加わります。
そこには、1600年代に建てられたと思われる教会が、
当時のままの姿で埋まっていました。
メリンは奇妙な事に気付きます。
その教会は、ケニアにキリスト教が伝わる何年も前に
建てられた物だったのです。
一体、誰が何の為に建てたのか?
そして、遺跡の近くの村で恐ろしい事件が起きます。
オリジナルの「エクソシスト」の世界を踏襲しつつ、
本当に怖い作品に仕上がっていると思います。
「神と悪魔の戦い」を描いた映画なので、
無宗教の多い日本人には判りづらい所もありますが、
得体の知れない怖さがありますね。
監督は「クリフハンガー」や「ダイハード2」を撮った人なんですけど、
アクションは抑えて、オカルト的な演出に徹しています。
クライマックスの展開はなかなかドラマチックです。
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