劇場公開日 2006年10月26日

「今だからこそ観るべき永遠の理想郷」トンマッコルへようこそ 全竜さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0今だからこそ観るべき永遠の理想郷

2012年8月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

当時、韓国映画は大の苦手な私だったが、初めて真正面から楽しめた作品である。

国の事情なぞ関係無く、村を守るために一致団結する兵士達の生き様に心打たれた。

お互いを分かち合う事の大切さ、戦争の愚かさを改めて実感する。

同じ民族同士の戦争だからこそ、成立する絆であり、悲劇でもあるだろう。

公開当時、「単なる太陽政策のPRに過ぎない」と、批判的な批評が多かったが、そういうヤツらは根本的に映画の見方を間違えている思う。

朝鮮半島は元々緊張感漂う場所だが、特に韓国とは竹島問題で再びいがみ合う仲となっちまった。

だからこそ、今作を観る機会が、和解のきっかけになってほしいなと映キチに思う今日この頃である。

では、平和を願いながら最後に短歌を一首

『来客を 招く温もり 笑みの村 戦争なんて 馬鹿な事だと』
by全竜

全竜
まけんさんのコメント
2021年1月6日

短歌と映画にどんな関係があるのですか?

まけん