ザ・ウィナーのレビュー・感想・評価
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ギャンブルシーンの少ないギャンブル映画
ツキまくりの大勝ち男フィリップは気前もいい。人が良くて、勝ったチップを簡単にバラまいてしまう。ルイーズと腐れ縁の男ジャック(ビリー・ボブ・ソーントン)はワルなのにちょっと抜けている感じ、小太りで口ひげを生やしているので気づかなかったよ。ジョーイたちもマヌケな泥棒といった雰囲気だ。
コメディなのだろうけど、台詞、会話の間合いや構図、カメラアングルなどはコーエンやタランティーノの雰囲気に似ているなぁ。この当時の流行りだったのでしょうか。
しかしまぁ、ギャンブルシーンはほとんどないギャンブル映画。結局はドンパチで全てを片付けようとした。しかも、最後が電気消えてわかんないし・・・
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アレックス・コックス映画祭
"微笑みデブ"こと、V・ドノフリオが主演でイライラする位に優しい男を演じるが、脇役陣がクセ者過ぎて存在感が薄い。
定番的な悪女を安っぽく演じるR・デモーネイ、見た目がダサいB・B・ソーントン、相変わらず渋い演技なM・マドセンと四人の関係性が複雑に見えて単純明快な雑演出が極まりない!?
訳分からん三人組に、ラスボス感満載なD・リンドーとA・コックスにしては珍しい一般的にも豪華な出演陣。
タランティーノや、D・リンチの「ワイルド・アット・ハート」みたいなノリを期待しながらもB級路線全開な荒さが堪らないA・コックスのテンポの悪さがクセになる!?
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