劇場公開日 2002年4月27日

「ちょっと幼稚な逆転喜劇」キューティ・ブロンド Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ちょっと幼稚な逆転喜劇

2013年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 おしゃれと楽しいことが大好きな普通の女子大生が、突然の不幸から這い上がるよくある逆転の喜劇。

 ハーバード法科大学院が舞台になっていて、普通の弁護士の切り口ではなく変な角度からの攻略で相手を切り崩していくやり方は面白いが、あまりにあっさりと真実が暴かれとんとん拍子に物事が進んでいくのは法廷ものとしてはやりすぎかな。本人が努力をしているのは好印象だが、全体としてちょっと幼稚でお馬鹿な印象は受ける。リース・ウィザスプーンは超難関をくぐり抜けた真面目な弁護士志望というよりも読者モデルに見える。
 おしゃれと人生の成功とを同時に達成して幸せ感を楽しみたい女性にはいい映画なのでは。

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Cape God