ショコラのレビュー・感想・評価
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おとぎ話?
若い頃のジョニー・デップが出ていると聞いて観た。
が、なかなか出てこなくて、あれ?間違った?と思っていたら…いや〜カッコいい!
村長とか神父とかではなく、流れ者みたいな役。
そうだよね、そうこなくてはっ!
ギターを持つ姿はしびれた〜!←古っ
村全体がおとぎ話に出てきそうな雰囲気。
赤いマントの母と娘。
埃だらけのテナントを借りる。
もちろんピカピカに磨いて、素敵なチョコレート屋さん(チョコレート工場ではない笑)になるわけだが。
その昔?カカオは薬だった?
占い師のようにその人に合ったチョコレートを食べさせる。
さすがに糖尿病には効かなかったらしい。
カカオは72パー以上にすれば良かったね。
ふんだんにチョコレートを溶かすシーンが出てきて、画面からチョコの香りがプンプン。たまらん。
でももう少しチョコレートの効能とか教えて欲しかったな。
しかし村長だけが許され、命令に従って船に放火した男は人殺しになるところだったんだぞ!と、追い出された?ひどい。
そして村長は再婚?何だかなぁ。
ストーリー的には腑に落ちないところもあるが、ジョニー・デップに免じて星は多めで。
【”不寛容な思想、伝統、人々の様々な柵をショコラの甘さが解きほぐす。”ラッセ・ハルストレム監督が描く、人間性肯定のファンタジー風味の映画。】
ー 1959年、フランスの伝統を重んじるある村に、ヴィアンヌ(ジュリエット・ピノシュ)と娘のアヌークがやって来る。彼女達は、街の空き家で、様々なショコラを作り、売り出す・・。-
◆ショコラに救われた人達<Caution !内容に触れています。>
・頑固なお婆さん、アルマンド(ジュディ・デンチ)。娘カロリーヌ(キャリー=アン・モス)と上手く行かず、可愛い孫と会えない・・。秘密にしているが、糖尿病を患っている。
- 冴えない顔で見せにやって来た彼女に、ヴィアンヌが振舞ったホット・チョコ。思わず、顔を綻ばすアルマンド。ショコラは人を幸福にするのである。
そして、ヴィアンヌが作る様々なショコラは多くの人を、救って行く・・。-
・夫、セルジュから暴力を振るわれているジョゼフィーヌ(レナ・オリン)。彼女もまた、ヴィアンヌのショコラに魅入られ、思わず万引きしてしまうが、笑顔で赦すヴィアンヌ。
- ジョゼフィーヌが、夫から逃げ、ヴィアンヌの家に逃げ込むシーン。愚かしきDV夫の頭に振り下ろしたフライパン。彼女が、夫から解放された瞬間である。村の古臭い伝統からも・・。-
・ある日、ロマたちが村に川の流れに乗ってやってくる。拒否感を示す村人達だが、ヴィアンヌは気にせず、ルー(ジョニー・デップ)と言葉を交わし、彼らと交流を始める。
- 古来から、ヨーロッパでロマ(かつては、ジプシーと呼ばれていた)は、流浪の民で、差別の対象であった。が、ヴィアンヌはそんなことは気にせず、ルーと情を交わす。彼女の一族も又、ショコラを広める流浪の民だったのであろう。-
・アルマンドの願いで、孫も招いてパーティをするシーン。盛り上がった村人たちは場所をルーの舟に場所を移して、歌い、踊る。
が、村長のレノ伯爵だけは、ヴィアンヌの事を快く思っておらず、数々の嫌がらせをしてきたが、到頭、セルジュをそそのかして・・。
難を逃れた、カロリーヌを始めとした村人たち。けれど、アルマンドは病が進行し帰らぬ人に。
- だが、娘カロリーヌは、既に母の生き方を認めていたと思われる、葬儀の時の表情が印象的である。-
・自棄になったレノ伯爵は、ヴィアンヌの店に忍び込んで、狼藉を働くが、唇に付いたショコラを舐めて・・。
- 翌朝、眠りこけたレノ伯爵にヴィアンヌが差し出した飲み物。憑き物が落ちたような、レノ伯爵の表情。-
・が、時期が来たと村を出ようとしたヴィアンヌが店の地下で目にしたもの。それは、ショコラにより、救われた村人たちが、ショコラを作る姿だった・・。
<古臭い因習が支配していた村を解き放した、ショコラの魅力に魅入られた人々が、新たな生き方を見出して行く姿が素敵な作品。
久しぶりに鑑賞したが、矢張り佳き映画である。>
心があったかくなるラストがとっても良かったです
若かりし頃のジョニー・デップが本当にイケメン。 後半に入ってようや...
見ると幸せになる映画!
押し付けがましくない純粋な喜び&チョコレート映画
飽きない
おとぎ話風世界の王道
娯楽映画としては最高の映画だった。題材も面白い。中世風の現代都市にチョコレート屋を開いて、村人の心を溶かすという筋書き。「かもめ食堂」はここからも相当インスピレーションを受けたようだ。足が悪いカンガルーと同居しているというのも気に入った。ジョニーデップがすごく上手にギターを弾いているのを見られてよかった。彼は、なんにでも化けられる俳優である。
酒飲みの亭主だけが村から追い出されて、後は村長さんが改心して楽しく暮らしたみたいだけれど、亭主はかわいそうだった。村のがんみたいな扱いをされて、無念だっただろう。
チョコレートで人の心を開く伝道師
中学生の時に初めて観て、そこから3度目?4度目?くらい。
チョコレートは美味しいだけでなく、心身ともに効果があると古くからホットチョコレートが飲まれてきた。
そのチョコレートによって凍りついた町の人々を解放していく“チョコレートの伝道師”のように町を渡り歩く親子。
不仲だった夫婦の仲を良くしたり、女性にアプローチしたいけど勇気が出せなかった老人を手助けしたり、DVに合っていた夫人の目を覚まさせたり、会えなかった祖母と孫が会えるようチャンスを与えたり…
最後には町で一番の堅物だった、町長さんの心まで解放してしまう。
ジョニデは船で放浪する商売人で、主人公(ジュリエット・ビノシュ)と恋に落ちる。
こんなにも優しい人の心の動かし方があるんだな、と観ている方もなんだか優しい気持ちになる作品。
ジュリエット・ビノシュが美しすぎる♡
彼女の作品を他にも観てみたい。
こういうの好き!
ジョニー(ルー)がただただかっこいい。 色気がやばいです。 内容は...
心を溶かす不思議なチョコレート
フランスの小さな村、敬虔なカトリック、北風が連れてきた親子、ジプシーの海賊、不思議なチョコレートショップ。
おとぎ話のような雰囲気だけど、登場人物の気持ちの変化がしっかり描かれていて見応えがあります。さすがフランス映画にみせかけたアメリカ映画。わかりやすいぞ!
見終わったあと幸せな気持ちになれます。
私も2000年前のレシピで作ったチリペッパー入りのホットチョコレートが飲みたい。
単調な割に飽きない
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