ショコラのレビュー・感想・評価
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出てくるチョコが美味しそう。中毒になりハマっていく様子は麻薬のよう...
出てくるチョコが美味しそう。中毒になりハマっていく様子は麻薬のよう。チョコは人の心を柔らかくしていく。
こりゃ、たまらんね。
「チョコレートに町が溶けていく」みたいなほんわかした内容かと思いきや。
「教会に来ない人は村人ではない」閉鎖的な村に来た親子と、ジプシーたち。彼らを排除しようとする動きがあったりして。
田舎はそうだよねえ。
大好きなジュディ・ディンチが出てたのね。もっと早く見ればよかった!
チョコレートにもいろんな味があるように、人間だっていろんな人がいる。それがわかって初めて、村が一つになる。いいね。
ホットチョコレートはちょっと無理だけど(胃がもたれる)、チョコの欠片だったら食べたくなりました。
素敵でした
ノスタルジックな雰囲気がとてもお気に入りです。他所から来てあまり受け入れてもらえない主人公がチョコレートで人の心を掴んでいくというストーリーになっていますが、そこには数々の人間ドラマが用意されていて優雅な雰囲気とは裏腹にテンポ良く進んでいきます。ジョニーデップはやはりカッコ良かったですね。それ故やはり印象に深く残ってしまうのですが、あくまでの彼は脇役なのでまるで主人公と同ポジションかのようにメディアで紹介されているのは納得できませんね。観終わった時にはチョコレートが食べたくなりました。
すごくいい雰囲気
予想外にファンタジックな感じだった。
雰囲気はすごくいい。
古典的な部分、かといって古臭いわけではなく…
ヒューマンドラマだけど、ファンタジーを観てるようなウキウキするような感じ。
チョコの包みや、店の内装もすごくかわいい。
ジョニーデップも凄くいい。
ジョニーデップの格好良さがこの雰囲気にあってるし、引き立ってる。
落ち着いて観れる。
ヴィアンヌみたいな母親。大人の女性。
余裕のある女性に尊敬する。
メリーポピンズの空気感を彷彿とさせる
そういえばジョニーデップの映画棚によくあるけど、見たことないなあと思い、借りてみた。
ミュージカルではないものの、メリーポピンズやサウンドオブミュージックを彷彿とさせるようなヴィアンヌの独特の雰囲気が、排他的な田舎村の空気と相まって、作品をぴりりとさせていたと思う。そう、チリペッパーのように。
放蕩民族のくだり面白い裏設定なのだから、もう少し掘り下げてほしかった。
固定観念に縛られる村人たちに抗いつつも、ヴィアンヌ自身もバックグラウンドに縛られているのよ、という暗示が、うまいなあ。
ルーは、カッコよかったんだけど、どうして彼のお気に入りを当てられなかったのか、彼が例外の象徴だからなのかしら。
おいしーいチョコレートを食べたくなる作品。
保守的な田舎町に現れた親子がショコラティエを開く話。 チョコレート...
保守的な田舎町に現れた親子がショコラティエを開く話。
チョコレートで頑な人の気持ちを解していくのが、めちゃくちゃ美味しそ〜。
でも、最後に呆気なく村人が全員良い人に早変わりしてしまって、見てる方はぽっかーんだ。
チョコレートは悪魔の誘惑…でも幸せの一粒
ヴィアンヌがアヌークを連れて、フランスの古いしきたりの残る村へ…。正直、その古い村の景色のファンタジーな感じですでにノックアウトされました。ヴィアンヌに扮するジュリエット・ヴィノシュの美しい笑顔、アヌークの屈託のない笑顔、それを包み込む赤いマント…いかにも壮厳そうな村の冬景色にやってきた2人の天使…か?
古くいかめしい村にやってきた異端は、その村になじめないながらもその嘘のない笑顔とチョコレートで徐々にではあるけど、村の氷を溶かしていき、そのことで旧態依然とした村はさらに警戒を強めながら…
という途中までの内容はすごくファンタジーでした。
が、
ジョニーデップが現れてからの違和感!!
いや、ジョニーデップは大好きなのですが、ここまで変わるか!!というくらいデップの違和感が半端ない。嫌いではないですが、あまりの変化にびっくりしました笑
かたくなにヴィアンヌを拒む村長とそれに従う集団心理は、アルマンドの最後のパーティーを期に爆発。彼女の最良の死を、死して謹むべきといわんばかりの神父の説教に吐き気がしましたが、それはヴィアンヌも同じ。村を出る決意をしてしまいます。
嫌がるアヌークを連れて無理に連れて行こうとする最中、おそらく代々伝わる大事な陶器を割ってしまい、アヌークが「ごめんなさい、次のところではいじめられないよね。私、行くよ」と泣きながら母に従うシーンのヴィアンヌの表情が何とも言えず、ヴィアンヌが村になじめないことで、アヌークを犠牲にしてしまっていることがまた繰り返されるということを母子ともに知っている…その悲しさが少し涙腺を緩ませつつ、次のシーンで、明りのついた厨房でみたものは…。涙腺が完全に爆発しました。
神父の最後の説教で、「神の神性について語るのではなく、人間性について語りましょう。何かを拒むことではなく、何を受け入れるか」というくだりが、この物語のすべてで、すべてを受け入れてきたヴィアンヌと何も受け入れなかった村…その対決は子供の犠牲とチョコレートによって決着!!
最後のシーンでパントゥーフルが旅立つシーンは、この物語の本質を語っている気がします。人間はだれでも自由で、縛られるものではなく、人生は謳歌するべき。封建的な村との対比で改めてそれが鮮明になる感じは、社会のどこにでもある風景を見せられている気がしつつ、最後は完全なハッピーエンドへ!
なんだかここまで用意されて幸せな気持ちになるのは悔しいですが、やはりチョコレートのせいでしょうか。
そして、完全にわき役のはずのジョニーデップは、完全に出ている瞬間は映画を支配しているのには少し笑いました。
デップすごいです。
人間性とは、何を受け入れるかで決まる
☆人間性とは、何を排除するか・我慢するかではなく、
何を受け入れるかで決まる。
ビアンヌとチョコレートが村人たちから受け入れられたのは
まさにビアンヌに受け入れる姿勢があったから。
逃げ込んできたジョゼフィーヌを受け入れ、
村人から嫌われる海賊を受け入れ、
そして嫌がらせをしてきたレノ伯爵をも受け入れる。
ビアンヌの人柄の素晴らしさが見える数々のシーンは感動的です。
☆映画に出てくるチョコレートはどれも見た目がかわいく、
おいしそうで、ハッピーな気分になります♪
☆海賊役といえばジョニー・デップ!
ジョニー・デップの色っぽさが感じられて胸キュン♪
美味しそうで素敵
チョコレートが美味しそうで、ジョニーデップが主役じゃないけど格好良くて、他の役者さんみんなもすごく人間味にあふれてて生き生きしてて、(おばあちゃんが特に好き!)ちょっとレトロっぽい画面で何か気持ちが暖かくなるような映画です。好き!
重い御伽話
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 75
決してきれいではない古い田舎町の風景と音楽があって趣のある御伽話風でありながら、だけど現実的な話でもある。そして暴力や家族の断絶といったかなり重い出来事がいくつも出てくる。決定的なことは、宗教や道徳をうまく使用しながら町を統制し好きに管理する町長だろう。自分に従わないよそ者には厳しい態度をとって排除しようとするし、母子は居場所を見つけたいと欧州中を旅したいのに、どこに行っても同じような目にあったようだ。古い因習を打ち破る魔法のチョコレートの幸せいっぱいな御伽話かと思いきや、放浪を強要される思ったよりも暗い話だった。御伽話風の独特な雰囲気が上手に作ってあっていい作品だと評価できるのだが、その割に自分が最初に期待した物より暗くて重いのだ。
魔女
お菓子の魔女はチョコを作る。
古い習慣に対抗するのは新しい文化。
人の心を溶かすのは甘い味。
新しいものを人は忌み嫌います。
今まで従ってきた習慣を否定されることは、これまでの人生を否定される事につながるので
たとえどんな良いものでも、受け入れられないのです。
ありがちハッピーエンド。
御伽噺のよう。
不思議なチョコが頑なな人々の心を溶かす
冷たい北風が吹くある日。
謎めいた母娘がフランスの小さな村にやって来ます。
母娘はチョコレートの店を開き、その不思議なチョコレートの味は村の人々を虜にして行くんですが・・・。
古くからの断食期間のしきたりを破ることを良く思わない村の指導者レノ伯爵は、母娘を追い出そうとします。
「古い習慣」と「新しい文化」の対立を通して、
伝統を守りながらも、新しい物を受け入れることの大切さを描いた作品だと思います。
この作品を観終わったあとはチョコレートが食べたくなりますね(笑)
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