猿の惑星のレビュー・感想・評価
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未来の地球・・・
SFアドベンチャー
オリジナルシリーズ1作目(1968年)
4人の
宇宙飛行士を乗せた
宇宙船イカルス号が
ある惑星に不時着する
だが、そこは
猿が支配する惑星だった。
あまりにも有名な作品ですね。
宇宙飛行士テイラーを演じる
チャールトン・ヘストンは
「十戒」(1956)も感動作で
「ベン・ハー」(1959年)では
アカデミー賞
主演男優賞を獲得。
子供の頃、父と一緒にテレビで観て
人間と猿の立場が逆転していることに
大きな衝撃を受けました。
捕らわれの身となったテイラーの
逃亡を手助けする
チンパンジーの考古学者
コーネリアスと
動物学者ジーラ博士の
特殊メイクも驚きでした。
ラストの場面の砂浜で
チャールトン・ヘストンの
絶望の表情が忘れられません。
シリーズ第3作の後は新シリーズへ、がお薦めか…
NHKBS放送を録画して何度目かの鑑賞。
言わずと知れたSF映画の金字塔的作品だが、
さすがに公開当時の衝撃は経験済み
なので、やたらと間延びした展開だけが
気になる鑑賞にはなった。
過去の人類の文明地層の上にある
現在の猿文明、との設定は、
グラハム・ハンコックの「神々の指紋」
を思い出す。
映画の内容は一見荒唐無稽だが、
実態は深刻そのものと言える。
北朝鮮の核兵器のみならず、
昨今の欧米VS中ソの対立は、
このSF映画の設定がにわかに現実味を
帯びてきそうで恐ろしいばかりである。
シリーズ第2作以降を未見の方々への情報と
しては、ある意味、この第1作で
全てのシリーズ内容を
網羅しているようなものですが、
まあ意味があるのは第2・3作目までなので、
その後は、新シリーズの3作品に
移って頂くのが良いのかなと思っています。
思考の相対化をもたらすという意味で、2001年宇宙の旅と並ぶSF映画の金字塔
言わずと知れたSF映画の超有名古典
1968年4月公開、2001年宇宙の旅と同時期になる
奇妙なことにそのちょうど10年後にはスターウォーズと未知との遭遇も公開時期が重なった
結末のオチは今では本作を観てない人でも知っているほど
SFの役割とは何か
それは思考の相対的化なのだと思う
物事の見方の固定観念を相対化したときに、新たな価値観が自分の中に生まれ、同じものを視ているのにもかかわらず、違う見方によってそれが全く異なる光景に見える
その時、私達の思考は固定観念の重力から解き放たれて高い空中から俯瞰して考える事ができる自由を得たと言える
それがSFの本当の醍醐味であり役割なのだと思う
本作はそのSFの役割を存分に果たしている映画だと言える
突っ込みどころは山ほどあるからSFのうるさがたには本作は受けは悪い
しかし、本作ほどSFの役割を果たしている作品はそうないのではないか
その意味で本作は2001年宇宙の旅と並ぶ、SF映画の金字塔なのだと思う
本作は第二次大戦時に日本兵に捕虜になった白人の屈辱感が元になった人種差別的な作品であると揶揄する向きもある
だか原作はともかくSF映画の本作を、それをもって非難するのはあまりに表面的過ぎはしないか?
白人至上主義者の目が本作によって、思考が相対化されたなら、彼らの人種差別的思考はどうパースペクティブが変わるのか?
本作を観終わったあと去来する思いは何か?
文明とは何か?
人間とは何か?
本作を深く深く考えて観るならば、そのような疑問に行き当たるはずだ
第一、猿の信奉する宗教感はキリスト教そのものを反映して進化論を否定している白人至上主義者そのものの姿ではないか
その思考に至った時、彼の脳裏には人種という序列は相対化されてしまっているのではないだろうか?
そして更に思考を進めるならば、
本作は猿であったが、人工知能による機械ならどうなのか?
遺伝子工学による人造人間ならどうなのか?
前者ならターミネーターであるし、後者ならブレードランナーだ
このように本作はSF映画として巨大な影響をもたらしたといえる
正にSF映画の金字塔だ
衝撃の結末はなんとなく覚えていました。何十年も前のガキの頃に見た作...
当時は言いようもなく猿が怖かった。
有名すぎるオチから、かなりの人が未見で通り過ぎているのではないかと思う。何せ半世紀近く前の作品で続編からリメイクまで作られている。
宇宙を探査して帰ってきたら2000年経過していると言うブラックな浦島太郎物語(笑)
宇宙帰りのわりに、足腰がしっかりしてる三人のクルーは凄い(笑)
女性クルーは不幸にもミイラ化してたのにあまり意に介さない男性クルーのドライさには不思議な気分。
人間から猿への進化論は(笑)
でも猿が相手を殺さないような社会作りをしているのは凄い。
人間から学んだのだ。
不必要な科学の進化による兵器と人間の欲望によって滅んだ様を。
ラストに唐突に現れるスタチューにテイラーの叫びが浴びせられるのは、人間の愚かさを呪っての事だが、現代に生きる自分達も似たようになってる気がして悲しくなった。
なるほど
ネタバレしてても面白い
かなり久しぶりに鑑賞
前観たときは気にもしなかったのですが
猿たちは銃と弾をどうやって作っていたのか
とか千年以上残ってる自由の女神など
細かい所が気になってしまいました
とはいえ話のテンポも良く楽しく観れる
SF映画の名作だと思います
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