猿の惑星のレビュー・感想・評価
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The man can be domesticated. ラストが超有名なSF映画の古典
新シリーズ三部作を観てしまった後に観ると・・・あれ?あんまり猿じゃない。というか顔以外は猿っぽくしようとする努力も感じられない。それが逆に違う星に落ちたと錯覚する印象を醸し出してるかもしれないのですが。
まぁ、古い映画だけあって途中の間延び感が半端なかったです。ゆったりゆったりしてるのでピンチもあまりピンチに見えなかったりします。最後のオチは知っているので、そこに至るまでどうなるかが注目する所だったのですが、うーん、正直微妙でした。5作目まであるみたいなのですが、続きを観るか迷います。
「髭を剃ったら知的に見えない」とか、チャールトン・ヘストンが不細工っと言われてたりとか、「猿の世界の感覚」みたいな設定が細かい所は良かったですね。きっと50年前当時にネタバレを知らずに観てたら全く違う感想になってたと思われます。
衝撃の結末はなんとなく覚えていました。何十年も前のガキの頃に見た作...
去勢は断る
猿と人間の立場を倒置させることで、実際の人類の行動様式を猿にさせることで、人類のあり方を第三者的に皮肉も込めて描く。ラス前に再倒置、博士を縛り、ジーラにキスを求めた時の猿のリアクションは楽しい。
人類が自制がきかずに滅びたのであれば、真理を知る自由を奪い、教理と秩序を保守した博士は正当化されるべきであろう。英雄としては描ききれないのは、自由を愛する視聴者、人類として当然のことだが、社会全体としては何れが良いのか?自由と保守の意味も問いかける所である。
古典であり、ツッコミどころは数知れず、失笑するところもある。その辺りは目をつぶる必要はある。されども、博士とのやりとりにおいて、別の星の話だという前提は既に破綻しているように思え、ラストのオチには正直、今さら感を感じた。
当時は言いようもなく猿が怖かった。
有名すぎるオチから、かなりの人が未見で通り過ぎているのではないかと思う。何せ半世紀近く前の作品で続編からリメイクまで作られている。
宇宙を探査して帰ってきたら2000年経過していると言うブラックな浦島太郎物語(笑)
宇宙帰りのわりに、足腰がしっかりしてる三人のクルーは凄い(笑)
女性クルーは不幸にもミイラ化してたのにあまり意に介さない男性クルーのドライさには不思議な気分。
人間から猿への進化論は(笑)
でも猿が相手を殺さないような社会作りをしているのは凄い。
人間から学んだのだ。
不必要な科学の進化による兵器と人間の欲望によって滅んだ様を。
ラストに唐突に現れるスタチューにテイラーの叫びが浴びせられるのは、人間の愚かさを呪っての事だが、現代に生きる自分達も似たようになってる気がして悲しくなった。
予想外
前々から気になっていてやっと鑑賞。
宇宙飛行士が長い航海の末どこかの惑星についたと思ったら、じつはそこは猿が支配するようになった地球だった。最後に気づく。
というあらすじだと知っていてこの映画を見た。
人間は絶滅していて、猿がたくさんいて、襲ってくる猿(動物としての)から逃げながら最後に自由の女神にたどり着き、地球だと気づく。
こんなあらすじかと想像していた。
まさかまさか猿が言葉を話し文明を築き、人間が下等動物として猿に支配されてるなんて想像もできなかった。ほんとにすばらしい話だと思う。人間が行う環境破壊、戦争などにもふれてあって、考えさせられる内容だった。
さすが名作という感じ。
なるほど
猿は日本人
総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:65点|音楽:65点 )
わずか2000年で猿が急速に知的生命体に進化したばかりではなく、文明を築き銃すら持っている。そしてどういう理由なのか言葉を全く喋れない地球にいた人間たちのわきで、猿が英語で喋って宇宙旅行から帰還した人間と会話をする。一体どこの英会話学校でそのとても綺麗な聞きやすい英語を習得したものなのか問い詰めたいところだ。世界中どこにでもあるであろうそれ以前の文明の遺跡だって殆ど残っていない。
こんなにもいい加減で雑な設定を強引に物語にしてしまうのには唖然とするばかりだが、人間が下等生物と見下していた猿に逆に支配されている世界に足を踏み入れるという主題がとにかく強烈な印象を残す。有色人種を見下して支配していた白人が、第二次大戦中のベトナムで、進行してきた有色人種の日本人に逆に支配されたことがこの話の基になっている。
それを知った上で今回は観ていると、映画の中の話だけでなく当時の支配層である白人が実際に感じたであろう衝撃が伝わってくる。それはまさに天地がひっくり返ったような感覚だろうか。さらにはその世界を形成した真実を示す結末の場面が、どうしようもない絶望感をもたらすのがさらなる衝撃となった。
途中途中の雑な設定には確かにくだらないし突っ込みどころだらけなのだが、当時としては主題が斬新で衝撃的であったことはわかるし、今観てもそれはある程度感じられる。猿の衣装もこの当時としては健闘しているし、見た目からくる印象も強かった。主題の衝撃が物語の粗い部分を上回って楽しめた。
ネタバレしてても面白い
かなり久しぶりに鑑賞
前観たときは気にもしなかったのですが
猿たちは銃と弾をどうやって作っていたのか
とか千年以上残ってる自由の女神など
細かい所が気になってしまいました
とはいえ話のテンポも良く楽しく観れる
SF映画の名作だと思います
古臭くない!
今みても古臭くて陳腐な感じが全然しないんです!!特殊メイクも精巧だし、ストーリー展開も退屈しません(^.^)
最新技術を使ってどーしょもない映画がいーっぱいありますが、猿の惑星みた方がお得ですよ(^0^)/
逆転の発想が素晴らしい
SF映画の古典的名作。
40年以上前の作品とは思えないほどのクオリティと衝撃的なストーリーです。
主人公である宇宙飛行士テイラーは長い宇宙の旅の末、とある惑星に不時着します。
そこは、人間が猿に支配されている世界でした。
最後には、あっと驚く結末が待っています。
アカデミー賞を受賞したという猿のメイクアップは今観ても凄いです。
ちなみに、リメイク版もありますが、かなり残念な仕上がりになっているので、そちらはオススメしません(苦笑)
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