CASSHERNのレビュー・感想・評価
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飛びぬけた長所
この映像世界にはまれるか否かが 勝負の分かれ目。 友人はくそつまらない映画だといった。 私はけっこう面白く見た。 もとになっているアニメの方は 知らないのだが 人物造型などはたぶんアニメの方が 深いんじゃないかなあと想像する。 この映画は正直、 人間の描き方としてぺライ。 訴えたがってることとかわかるけれど いま一つ。 出てくる人物たちが一元的にしかとらえられてないように思う。 でも何よりも映像が面白い。 これはとびぬけた長所である。 しかし宮迫はいいなあ~。 なぜに芸人さんは演技うまい人が多いのだろう。 間の取り方が絶妙だからかな。 宮迫で映画の評価上がってる面もだいぶあります。
とあるツイートを見てこの作品を思い出し、当時親と観に行って、自分は...
とあるツイートを見てこの作品を思い出し、当時親と観に行って、自分は面白いと思ったけど周りの反応悪いし親も微妙な反応で悲しかったことを思い出した。 今でも鮮明に覚えてるのが、アニメっぽいガチャガチャした場面と柔らかくて幻想みたいに綺麗な場面の対比。主人公からしたら敵側になるキャラクターたちの過去の記憶とか真実が明らかになるところ。中二心が擽られて、人間って生きてる価値あるの?みんなが幸せになるなんて無理じゃん。人間ってほんとクソ。だけど俺はその人間だし、これからずっと生きていかなきゃいけないんだよなぁ…とかって、アホなりに色々重く受け止めてました。 全ての人にとって高評価である必要はないと思うし、みんなが観ればいいとも思わない。観ようと思った人が観て、そこで何か考えたり感じたりすることに意味があると思う。
15年早い実験的作品
何年か振りに見ましたが、やはり佳作。 原作に近い退廃的で孤独な世界観や、カット割の多様によるスピード感、マンガのようなCGによるアクションは、かなり時代を先取りしている作品です。 特にアクションシーン。誰が作ったのか気になって調べると、樋口真嗣!なるほどな感じです。 ちなみに同時期に樋口、庵野コンビで、サトエリハニーがあります。こちらはアニメ手法で実写を撮った作品だそうですが、完全な失敗作。 このキャシャーンは実写手法で撮ったアニメな感じで真逆のアプローチです。 アバター以降CG技術が進んだ今となっては、アニメか実写かの区別すら無意味になってきており、当時はどちらも転換期の実験的な作品で、圧倒的にキャシャーンのほうが整っています。 その後15年を経て、庵野、樋口コンビで、シンゴジラに続き、アクションシーンは完全にキャシャーン寄りな作りです。 もっと再評価されてもよいと思うのですが、長過ぎますかね。。
キャシャーンでやらねば
良かったのになあ… 「新造人間キャシャーン」を知らない人の方が楽しめるっていうのは、原作漫画ありの実写化としてどうなんだろうか? 逆にキャシャーンて名前じゃなかったら、CG効果(特にカミナリのパチパチが好き)も格好良かったし、役者も実力派多かったし、音楽はどのアーティストも素敵だったし、結構好きな部類だったと思う。お父さんたちが頑張る姿は悲壮だったけど良かったし、上条中佐(西島秀俊)の台詞はこの作品の根幹を表象するものだった。唐沢寿明もキャナメ氏も中々のアクションだった。宮迫博之は程良くキモく上手かった。GLAYの二人も頑張った。…のになあ。 キャシャーンに限らず、昨今の漫画原作SFの実写化映画には大抵言えることだけど、原作の改変をすることへの覚悟と緊張感がなさすぎる。原作の知名度と人気を笠に着て客を呼ぶなら、その原作から一歩でも外れること(外国人キャラのキャストに日本人を当てるとかも)をするのが如何に恐ろしいことか考えてほしい。原作の完成度が高いものなら尚更。鋼、進撃、お前らのことだぞ。 若手俳優の登竜門を作りたいなら、扱いづらいSFやサスペンスやミステリーなんか使わずに、量産型の恋愛映画作ってろよと思うし、それも原作から抱え込んで(映画化を前提として)タイトルそのものを作ったら良いだろと思う。
酷評の嵐ですが、これは好き♪ゾンビ映画好きなら楽しめると思います。
とてつもなく壮大な映像とストーリー、内戦による残酷な描写とロボットの群のCG効果、どれをとっても見たことのない素晴らしい作品となった。しかし、前半はゾンビ映画と間違うほどおどろおどろしい内容だったのだ。ゾンビ対人間、人間対人間、これを複雑に絡めて「争いからは何も生まれない」、「人を許す事」をテーマとして重厚に反戦メッセージを伝えている。テロに対する報復がまたテロを生むのだということもわかりやすいです。 後半では悲しいほどの戦いの因果応報、オディプスコンプレックスとも思われる異常な愛情、軍隊若手将校によるクーデターに見る過去の日本軍、軍上層部の捏造などなど複雑にストーリーが絡み合ってくる。期待していたヒーローもののシーンは忘れ去ってしまうくらいなのだ。しかし、「生きている限り必ず誰かを傷つける」というの悲しすぎるね。 とにかくメッセージを詰め込み過ぎたためバランスが悪くなってしまった感があり、若干評価は下がるかもしれないが、紀里谷夫妻の共同作業という光景が目に浮かんでくるようで、最後には拍手したくなった映画だった。なぜ不評なのかと確認するため映画館で2回見た・・・
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自宅で鑑賞。原作アニメの上澄みだけを踏襲した別物と云っても過言では無い。戦闘シーンでは原作アニメを意識しているが、カメラワークが悪い為か、オリジナルの爽快感が感じられない(全篇を通しスピード感溢れる描写が下手な印象)。全体に説教臭くプロットも手垢の附いた有り触れた展開で意外性は殆ど無い。宗教じみた描写にも嫌悪感を抱いてしまう。ただ映像は凝りに凝った作り――個人的に厭なテイストでは無い筈なのに、何故か好きになれない。恐らく観る人を選ぶ作品なのだろう……コチラは明らかに選から漏れてしまった。30/100点。
・鑑賞日:2011年5月4日(水・みどりの日)
ひどいひどいと言うほどではない。
公開当時は批判が多かったとは思うが、あの時点での製作費と日本の技術の兼ね合いを考えると、暗いとかしかたない。 好きな人はそれなりにって作品と思う。 自分は元になった「キャシャーン」自体に思い入れがないため、作品に入り込めなかった。
アニメ版よりめちゃくちゃ良い‼️
僕、アニメ版は見たことないんですが実写版の方は3割興奮するし、7割は泣けて悲しいシーンもありました。愛する人の為に戦った伊勢谷版のCASSHERNはすごっと思いました! あと、宮迫さんのほとんどしゃべってない所も迫真の演技だと思います! ※あと、この映画にGLAYのTAKUROさんとHISASHIさんが出てます。
映像美にこだわった作品
素晴らしい映画でした。 映像美にこだわった作品という印象をもちました。 斬新かつ独創的な映像を次々に提示して、 視聴者にあきさせないように構築されていました。 戦闘シーンも面白かったのですが、 映画のほとんどは会話シーンで成立しています。 その時の映像・美術、 が極めて優れていました。 良い意味での [雰囲気映画] でした。 欠点もありました。 まず、 キャシャーンではありません。 キャシャーンといえば [正義のキャシャーンが戦う勧善懲悪の物語] ですが、 これは違います。 キャシャーンが登場するものの、 決して正義のヒーローとして あくと戦うわけではありません。 だったら、 最初から別の主人公を用意して、 別のタイトルにしたほうが良かったと感じました。 これでは原作通りの展開を期待していた人には酷評されてしまうでしょう。 また、 ストーリーを含め多くが意味不明です。 テンポよく進行するものの、 ないようの把握は困難です。 ただし、 それでも楽しめるので、 特に不満は ありませんでした。 ラストも意味不明です。 そして、 最後に数分間の音楽が流れますが、 これは長すぎます。
個人的には好きな映画
原作を期待していた方は酷評でしょうね、 駄作との評価もわかります。 個人的には好きな映画で、 重いテーマもなかなか良かったし、 映像も鉄だらけの街や攻殻機動隊のような世界観が好きなので、ハマりました。 麻生久美子さんがキレイだったなぁ
百聞は一見にしかず
映画として面白いと思った 話もしっかりしてるし。 期待して期待して ワクワクして観たら ガッカリするかも? 周りの批評に左右されず まっさらな気持ちで観るのがベスト 分かりやすいメッセージの中に 深い真理があったように思う
ひどい
酷評している方がたくさんいますが、その通りだと思う。 全く面白くないし、こんな訳の分からない独りよがりの映画を観るなんて時間の無駄… というか、ムカムカしてくる分観た方が損な気持ちになる。 自身の観て後悔した映画ナンバーワンに君臨している。
超豪華俳優陣。 でも伝えたいメッセージを出しすぎてエンタメとしては...
超豪華俳優陣。 でも伝えたいメッセージを出しすぎてエンタメとしては残念。 映像のチャレンジとしての一面は評価できる。 もっとアクション量多め、丁寧なストーリーを心掛ければ一流の映画になれた気がするのだがなぁ…。
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