ブレイド2のレビュー・感想・評価
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見事なスケールアップと異形への眼差し
"ブレイド" 三部作第2部。
Netflixで2回目の鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
小6ぶりに観て、これまた懐かしかった。
ギレルモ・デル・トロ監督のカラーが出て、都会的だった前作とは少し趣を異にしてゴシックな風味がプラスされ、おまけにスケール・アップを果たしさらに面白くなっていた。
リーパーズ誕生の真実だったり、ジャレドが抱えているものだったり、ニッサの悲しみだったり、悲哀をしっかり描く。
デル・トロ監督ならではと言える、異形の者への愛に溢れた眼差しを随所に感じさせるのも、本作の好きなポイントだ。
[余談]
前作であれだけショックを受けて悲しんだウィスラーがまさかの生存。戸惑った。明らかに自殺してたよねあれ、と云う疑問を挟ませる余地もなくあれよあれよと物語が進むのにも面食らったが、ウィスラーの存在が裏切者は誰かと云う展開のミスリードとして機能していたので良しとしたい。
記憶よりずっとデルトロ
CGが格段に良くなっている
2の監督がデルトロなのはなんとなく覚えていたけど思っていたよりもずっとデルトロだった、所々にストレインの骨格が見られる
やっぱデルトロの中では吸血鬼=ゾンビなんだな
ライトハンマーがリーパーに噛まれたのを隠す場面なんかまんまゾンビ映画の作法(それをやるのが今回は狩られる側の吸血鬼というのも皮肉だけど)
共闘関係を結んだブレイドと吸血鬼だが当然どちらも隙あらば相手を陥れようとして下水道での戦いはエイリアンに騙し合い要素を足したような演出は前作の二番煎じにならないように工夫されてる
にしてもブレイド兄さんちょっと女に弱いよね
ダンピール故にどちら側にもなれないし、なれる、てのを表現したいんだろうけど惚れっぽいようにみえるわ(それもまた魅力なのか)
2が1番好きかも(^-^)!
冒頭の戦いを観ただけで、「ん?1より面白い?!」なんて感じましたが、本当にそうでした! シリーズは全部好きですが、2が抜きん出ています(^-^) ニッサとアサド?のブレイドのアジト襲撃、強いかはともかく名前は皆カッコいいブラッドパックの面々、ナイトクラブの戦い、下水道?でのリーパーズの大群、スカッドの裏切り(そしてそれをとっくに知っていたブレイド(笑))、ヘル・ボーイを一刀両断(笑)、ラストでニッサが灰になってしまう場面の美しさ、いっぱい書いちゃいましたが、デル・トロ監督の腕前ですな(^-^)
ノーマンリーダス祭り
2作目。素敵な相棒かと思ったら裏切りでまさか爆死するとは。たばこ吸ってるのかっこいい。
主人公が能面なのはいただけない。
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