劇場公開日 2002年6月15日

ブレイド2 : 映画評論・批評

2002年6月17日更新

2002年6月15日よりニュー東宝シネマほか全国東宝洋画系にてロードショー

格闘オタク魂とアニメオタク魂が共に炸裂!

4年振りにスクリーンに帰ってきたバンパイア・ハンター、ブレイドの今回の敵は、人間の吸血鬼も見境なしに襲う、新種のウィルスに冒され変体した死神族リーパーズ。昨日の敵は今日の友といった案配で、やむなく吸血鬼一族の精鋭部隊を従えて、ブレイドはリーパーズ掃討作戦を開始する。

しかし、物語には裏の裏が……なんて展開はともかく、前作と今回の続編は、同じスタイリッシュな映像とはいえ「エイリアン」と「エイリアン2」ほど違い、全編アクションに次ぐアクションの連続で、息つくひまもない。主演のウェズリー・スナイプスは格闘技オタクの本領発揮で、ブレイドになりきり、観客の拍手や歓声を待つかのように、歌舞伎のようにミエをきるのもカッコよく、見惚れさせる。

それもこれも、出演している香港明星&監督のドニー・イェンがアクション演出しているおかげで、素晴らしく新鮮な闘いぶりを堪能できる。それらを統括したのがメキシコ出身、「ミミック」のデル・トロ監督。アメコミや日本のアニメのぞっこんオタク魂炸裂。マニアも黙らせるスタッフを結集し、壮絶な残虐美も盛り込み、活劇的吸血鬼談に拍手喝采の新たな一章を刻んだ。

(高橋良平)

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