「かっこよくはない、でも映画も演出も斬新」アメリカン・スプレンダー chocolateさんの映画レビュー(感想・評価)
かっこよくはない、でも映画も演出も斬新
コミック「アメリカン・スプレンダー」の原作者の半生を映画化したもの。コミックも主人公を知らなくても、映画として十分に魅力的。主人公ハービーや妻のジョイス、個性的な同僚を俳優たちが本物ソックリに熱演し、時に本物のハービーが登場するユニークで変幻自在な演出には脱帽。こういう映画にありがちな、楽しいのは制作サイドだけなんっていう安っぽい映画でもない。
こんな風変わりな登場人物たちを主人公にした映画が2003年にアップされたことも、アメリカに起きたあれやこれやを考えるとさらに驚き。
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