「孤独は潤いに欠ける」アバウト・ア・ボーイ bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
孤独は潤いに欠ける
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主人公の設定が面白い。親の遺産で生活できて、目標も生きがいもなく淡々と一人で生きているうちにアラフォー。本人曰く、「空っぽ」であるが、気にしなければ同じように生きていける。ひょんなことから、このペースに侵入者、面倒な侵入者であったが、「空っぽ」を脱した主人公に、生活の潤いと彩りが。ラストのパーティの人間関係は何か複雑で、この先が楽しみな予感。ヒュー・グラントはこの主人公に適役。
この面倒くささをどう考えるか? 老いの孤独を想像すると考えさせられる。
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