コンドル(1975)
劇場公開日 1975年11月29日
解説
CIAの下部組織が襲撃された。偶然助かったコードネーム“コンドル”は知らぬ間に内部抗争に巻き込まれ、命を狙われる。彼は女性カメラマンと知り合い、CIA上層部の陰謀を暴こうとするが……。シドー扮する謎の殺し屋の不気味ぶりが見事。サスペンス・アクションの快作。
1975年製作/117分/アメリカ
原題:Three Days of the Condor
スタッフ・キャスト
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2019年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「明日に向って撃て!」をはじめ、ロバート・レッドフォードの代表作を讃え始めるとキリがないわけだが、その中でも密かな、そして確実な人気を保ち続けているのが本作「コンドル」である。
CIAの支部でリサーチ研究を続ける彼が、ある日、思いがけない展開に巻き込まれていく。その先の見えない恐怖。相手が何者か想像すらできない絶望。そんな混沌の闇の中にあって、彼はたった一人で、国家ぐるみの陰謀に立ち向かっていこうとする。
当時は「アメリカ映画」が様々な闇に切り込んでいた時代。「大統領の陰謀」と併せて、本作に様々な政治的なメッセージが込められていることは明らかだ。と同時に、改めて本作に真向かうと、製作45周年を迎える今、強烈に時代が揺り戻されていることに背筋が凍る。レッドフォードが出演した「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」も本作の影響を受けているとか。MCUファンも是非観ておくべき一作。
2021年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2021年7月11日
映画 #コンドル (1975年米)鑑賞
#ロバート・レッドフォード と #フェイ・ダナウェイ ってたくさん共演してそうだけどそうでもないのかな?
この映画の見どころは、殺し屋 #マックス・フォン・シドー の不気味さ
こんな殺し屋いたらイヤだな
2021年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「シドニー・ポラック×レッドフォード」というと個人的にノリがつまらなかった「追憶」を思い出してしまい、観ようか躊躇したのですが、ストーリーがもちろん違うし評判もそこそこ良かったので観ることにしました。
軽めの音楽が流れる中、平気で遅刻し同僚の女性の腰に手をまわして説明するレッドフォード。予想通りのムード、キザに見え「やっぱり苦手な映画かも」という演出でスタートした。
その後は軽めの音楽もなく、事件が起こり、フェイ・ダナウェイが協力するハメになった頃には緊張感が出てきたので一安心。そう私にとって洒落た雰囲気のBGMが邪魔なのだ。そこを考慮して、その後は観ることにした。
で、何で愛し合っちゃうのよ(苦笑) 極限状態だからでしょうか...彼氏からも電話あってケンカしてないし理解が難しい。
印象的なシーンとしては、相手の電話番号をプッシュ音から聞き出す仕掛けが時代の味わいを感じた。
全体としては中盤が一番緊迫感があったけど、ラストなんてスリルなく話だけして終わり。近くにいたサンタが何かあるかと思ったけど私の考えすぎで 「えっこれで終わり?」
暴露が記事になったかも不明だし、フェイ・ダナウェイが去っていく場面なんて危険な状況なのにメロドラマみたいな音楽だから緊張感が薄れて半端でしたね。
というわけで、S.ポラックさんの映画は、またも合わなかった。。。
初めて見た時は密度が濃くて隙のない映画だなという感想を持っていたが、見直してみると、何でわかったの?とか根拠に乏しいねっていう感じがある。フェイダナウェイが非常に良い。
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