劇場公開日 2004年1月24日

25時のレビュー・感想・評価

全20件を表示

3.0見た。

2023年12月31日
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プライア

5.0何回観ても良い、もう最高

2023年8月12日
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キャスト、ストーリー、音楽、台詞、ロケーション、カメラアングル、何回観ても全て完璧だと思う。

エドワードノートンはやっぱり最高。本当はナイーブなのに成り行きでクズ野郎になってしまい人生を台無しにしたやるせなさが、猫背の後ろ姿から漂う。
死にかけの犬を高級車に乗せて助けちゃうぐらい良い奴で、奨学金をもらえるぐらい賢い。若気の至りで始めたドラッグビジネスがどんどん深みにハマっても、極悪ロシアマフィアとつるんでいても、彼の本質的な部分は変わっていない。そのことは、モンティがこの最後の24時間で自らの人生を振り返る中で、私たち観客だけでなく彼自身が最も強く痛感する。だからこそ、犯した過ちを悔いずにはいられない。

鏡のシーンはやっぱり何回観ても大好き。本当に最高。英語わからんけど、台詞のリズムとかエドワードノートンの表情とか、もうありがとうとしか言いようのないぐらい最高に完璧。
他人への怒りは全て、自分自身への怒りの裏返し。この鏡のシーンが、最後のドライブシーンの中で時間差で効いてくるのも、すごく良い。人生の愛おしさ、ありふれた日常のかけがえのなさを感じて泣きそうになる。

あと、ロザリオドーソンも最高。タレ込んだのお前やろ?金目当てのビッチか?など暴言を吐かれても絶対にモンティへの愛を曲げない。いつも玄関の外でモンティを待っていてくれるから、7年後もきっと待っていてくれるのではと思いたくなる。2人の出会いのシーンも瑞々しくて最高なんだよな。真っ昼間の公園で、まだ女子高生のナチュレルは煙草をスパスパ吸っているのになぜか初々しくてめちゃくちゃ可愛い。これはナンパするわ。女子高生ナチュレルと現在の大人ナチュレルとの対比があって、モンティとの日々はそのまま彼女の青春だったんだな、かけがえのない人だったんだろうなと思って、悲しくなる。

バリーペッパーも良い。モンティに会うまでは冷たいことばかり言ってカッコつけてたくせに、お前なかなか友情に熱い男やんけ。最後の頼み事のシーン、本当に切ない。

今は亡きフィリップシーモアホフマンも良い。地味キャラやけど、ストーリーにコミカルなテイストを加えてくれて安心する。ワンちゃんもきっと大事にしてもらえるだろう。

とはいえ、やっぱり最後のドライブシーンなんだよなあ。ここに全てがぎゅっと詰まっている。父親の優しい語り口調が心に沁みる……

めちゃくちゃ長くなってしまったけど、それぐらいこの映画が好きなんだよなあ。もう本当に良いよね…

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ケロケロケロッピ

4.5お似合い

2023年2月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

エドワード・ノートン、バリーペッパー、フィリップ・シーモア・ホフマンの3人組よかった。
ノートンはこういう映画が似合う!最高!

最初のドイル(ピットブル)を助けたシーン、「生きようと必死になっている奴は殺さない」かっこよかった。
9.11の後のNYが舞台いうことで、跡地(グラウンド・ゼロ)が見えるシーンがある。
くだらない人生は送らないようにしよう。と思った。

殺人とかではない知能犯は裁判で判決が出てから収監されるまで自由な過ごせるらしい。
その最後の1日に焦点を当てた映画。

彼女が密告したように仕向けられたせいで、最後の日なのに冷たい態度を取ってしまったことを7年間後悔するんだろうなぁと思ったら心が痛くなった、、。

彼女良い人でよかった。幼馴染2人も良い人たちだった。

最後自殺するからそれの手助けをフランクにお願いしたのかなと思ったら、まさかの二枚目の顔を醜くしてくれというお願いだった。
オチ(?)としては弱いなぁと思ったけど、バリーペッパーの演技も素晴らしくて殴り合いのシーンは泣けた。

お父さん役の人素晴らしい。中盤の2人でのランチのシーン、最後の刑務所まで向かうシーンどちらも感動した。
親の子供を思う気持ちは、子供が思ってるよりも大きい。
今後一生会えなくても、子供が元気に暮らせてたらそっちの方が良いと思えるのがすごい。

逃げるエンドではなくてちゃんと刑務所エンドでよかった。

フィリップ・シーモア・ホフマン見るだけで泣きそうになる。あの女の子の本心が気になる。教師は続けられたのだろうか、、。

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ゆい

4.0スパイク・リー節全開の

2023年1月4日
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映画だと思い見てました。

ただ、ちょっと物珍しく感じたのは

アイルランド人が主人公だったって事

しかし、社会的な堕落感や行為自体はやはりスパイク・リー仕立て

特に

全人種を敵に回す様な暴言のシーンは

見ているこちらがニヤツイてしまう始末。

ほんとスパイク・リーはどこまで言っても泥臭い。

最後の仮想の話しは正直いまいちな終わり方だったな…

って思うのですが

それでも十分に考えてしまうテーマがここには有ります。

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tomokuni0714

3.0エドワード・ノートンは知性的で好きな俳優だ

2022年3月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

レンタル ドラマコーナーで見つけてジャケ借り
おすすめシールが貼ってあったような
ちょい長めなので5回に分けて鑑賞

収監前の男の1日が丹念に描かれている
エドワード・ノートンは知性的で好きな俳優だ

父親 妻 友人 犬のエピソードが謎めいているような
そうでもないような
あぁ あとは9.11のことも描かれていたかと

まぁオラとしてはラストが全てかな
レビューを読みます
佳作

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北枕寝二

4.5人は砂漠で生きられない

2021年12月7日
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因果

4.0音楽がとても良かった

2021年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 瀕死の犬を助け、ドイルと名付けたモンティ。トイレで世の中の不満をぶちまけるシーンがすごかった。その後は友人たちとのお別れパーティになって、ジェイコブ(ホフマン)のエピソードが中心になるが、ラスト近くでの本音のぶつかりあいは見ごたえあり。

 単純なクライム・ムービーになっていないところがすごいですね。人生を振り返り、未来を夢見る。罵倒してた人たちが暖かく見送ってくれるところなんか素敵だ。

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kossy

5.0仲間の倫理観は?

2021年1月4日
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25時? そんな時間があったかと思って英題を見たら、二十五番目の時間なんだよね。ということは、この時間はもうないんだよ。二十四時間前の時間はもうやってこないということ。スパイク リーが一番最初に考えたのが主役として考えたのはエドワードノートンだったということ聞いた。なるほど。

七年間もいま存在している社会からいなくなるわけだから、ちょっと、想像がつかないが、自分の罪が七年間の代償になるとは。主人公モンティ(エドワード ノートン)を自分と置き換えて『自分だったらこの時間どう過ごすか』考えて見ているが、いい策がない。七年間は長いと思ってニューヨークの麻薬のディーラーの犯罪をみてみたが、罪が最も重くて(4-200 grams 5−99年だと。(2019年)

驚き!殺人も麻薬デーラーも似たような刑なんだなあと。(あくまでも私感)

それに、モンティの父親、ガールフレンドの立場だったら? それもそうだが、友達の立場で、どうモンティのことを考えるだろう。3才からから一緒に遊んでいた仲間、一人は教師、ジェイコブにもう一人は株式の取引人、フランク。友達として、この一日をどう向き合っていくか考えられなかったとおもう。絶対、モンティを批判する言葉は言いたくなかったろうし、楽観的なことも言いたくなかったろうが、フランクは監獄をでて(38才)からなにかオプションがあるとは言った。人生はまださきがある一緒にやろうと。フランクは今までに約束を守らなことがあったかとモンティにいう。モンティには監獄なかのおそろしさを。

そして、フランクとモンティのガールフレンドがお互いに『なぜ、モンティに薬取引きをやめろと助言しなかった』と攻め合っている。

モンティ誰も責めない。

この作品がハリウッドの有名な作家の作品だとは知らなかった。『25時』というたった一日の自由な時間をどう過ごすかに焦点を当てているのはすばらしい。この一時間だけに焦点を当てるだけで、最後は刑務所に向かうわけだ。こういうことをテーマにする思いいつきに感激する。アイデア賞をあげたいね。

あと、他の人のレビューを読んでいると9.11の後にこの作品がでたとの話題が出ている。最後まで気がつかなかったけど、『今を生きる』なんだよね。この一日は二度と戻ってこない。七年間の監獄生活でモンティがどう変わるかもわからないし、友達もガールフレンドも父親も、この一日の状態であるわけないし、また、今まで過ごした暮らしではあるわけないんだよね。あっと、いう不慮の事故で(モンティの場合は深みにはまらず考えることのできたこと)全てが元に戻らない時もあるんだよね。今が大切なんだよね。

ところで、この映画の好きなとこはモンティは人を批判はしないところ。鏡の前で社会を批判 するけど、これはある意味で自分に対するスケープゴードだと思う. モンティはこの事実を自己消化できないんだよ。アル中で年老いた父親のまえで、泣けないんだよ。だから、鏡の前で自分を爆発させているんだよ。はっきり言って全く罪もない主に移民の人たちをね。
友達にもガールフレンドにも麻薬取引の恩恵を被ったくせにとはいってないし、
父親にも麻薬でもうけたお金貸したんだよと言ってないんだよ。ここで友達は、特にフランクは倫理的にストレスを抱えているのが良くわかる。

なにか問題を抱えた時、一般的に人をせめたくなるでしょ?! モンティは違うんだよ!それに、ガールフレンドにたいしても誤解していたよごめんねと謝っているんだよ。

私にとって、モンティへの感情移入は難しい。ニューヨークのマンハッタンのコベントリープリップスクールでバスケットをしていた。それもフレッシュマン(中学三年生)でバーシティー(最も強いチームで、主に高校2、3がプレイする)のチームに入って記録保持者だと。ここでチームを退部させられたらしい。その後は。。。。というからこの辺から自分を見失ったようだね。スポーツができたことをで懐かしんでいるように見える。もう二度とここにこられないかもしれないからね。

高校教師のジェイクの心情がモンティの心情と同じだと言える。ジェイクにモンティの二の前をするなと言いたかったけど。この映画でのモンティの過去、麻薬のデーラーとして何度も取引をするまえに、ジェイクと同じ心境があった。深みにはまったのがモンティで、ジェイクはその一歩手前、いいえ、未成年をバーにそれにキスを。。。モンティの犯罪に手を染めるまでの心境はこの高校教師、ジェイクの動きがよく表していると思う。女子高校生の誘惑にのった高校教師ジェイク、麻薬取引のマフィアの誘惑にのっとモンティ。ジェイクの先がここで見える。(モンティと同様に監獄に。州により違いがあるが、今なら、罰金ブラス監獄行き)

父親、友達、ガールフレンドなどがなんと言って最後の時を迎えるのだろう。正直言って怖かった。それは、痩せていて白人の31才の若造をいかにタフに見せることをフランクに頼んだ。このシーンには泣けた!フランクに同情していた。

蛇足
モンティの入る刑務所はマンハッタンからジョージワシントンブリッジを超え100キロちょっと北方にいった、The Federal Correctional Institution, Otisville というところだ。この刑務所は調べたところによるとユダヤ教のしきたり(過越の日など)を残している刑務所で、正統派のユダヤ教などはここをリクエストできるらしい。

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Socialjustice

4.0久しぶりの鑑賞

2020年11月17日
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トミジュン

3.5救いのない内容

2018年12月14日
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鑑賞方法:VOD
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Rewind That

3.5収監されることが決まっている男が最後の日に、自分が選択してきた人生...

2018年2月12日
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鑑賞方法:VOD

収監されることが決まっている男が最後の日に、自分が選択してきた人生と、選択したかもしれない人生に想いを馳せる。車で逃避行するような、どこか地に足の着いていない感覚で生きてきた男のロードムービーとして面白かった。ノートンら俳優陣の演技力に見とれてしまった。

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supersilent

3.5後戻り出来ないソレが人生

2017年10月24日
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鑑賞方法:VOD、映画館

悲しい

興奮

9.11の跡地から移民、人種に対しての不平不満?と物語に関係ないようで相変わらずのS・リー節。

韓国人の青果店、スーパー経営ってS・リーの他の作品でも記憶にある。

幼馴染み三人の関係性が深いけれど浅くもあり曖昧な感じが悲しい。

刑務所に入ってからの過酷なことよりも出所してからの彼の人生を想像する方が自分に置き換えてみても恐ろしい。

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万年 東一

4.0原作を先に読んでいたので思い出補正もあるが主役の三人が見事に役にハ...

2016年10月15日
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原作を先に読んでいたので思い出補正もあるが主役の三人が見事に役にハマっていた。映画としては少々冗長なところもあり眠くなった。

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時村博士

5.0ノートンの奥深さ

2015年6月9日
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タイトルが気になって、購入。
この作品からノートンの虜になった。
人生の様々な選択肢をどう選ぶかで人生は変わる。選ぶことは出来るが、結局出来るのは結果論からの過去。
後悔をしないようにと思いながらも、そう簡単じゃない。そんな風に色々と考えさせられる。
しかし、友人、家族はいいなと。
ノートンの魅力たっぷりの良作。

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ノートン

4.5エドワード・ノートン

2015年2月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

エドワード・ノートンの演技が光る映画でした。
25時間後には刑務所。モンティはその運命を悔やみながらもその運命を受け入れる。もし自分がモンティだったらどうしていたか、考えさせられる映画でした。

2人の幼なじみ、恋人、父親様々な人に愛されながら自分の犯した犯罪を悔やむ。何とも救いようのない映画でしたが見ごたえのある素晴らしい映画でした。

ますますエドワード・ノートンのファンになりました。

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ソフトサラダ

3.0犯罪防止の

2015年1月21日
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悲しい

作品として若い人達に観てもらいたい映画。未来が幻に終わらないためにも。まさにメッセージ性のある映画。終盤の落差に観てる側も突き落とされる。それに幼なじみの三人がまたいいキャスティング。殴られる場面は痛いが本当に良いシーン。三人の演技が素晴らしい。犬までも。あと刑事の演技も腹の立つほど上手い演技。ただ、瞬間的に同じシーンを繰り返して写す。あれは何の意味があるのかよくわからなかった。印象付けるため?

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がい

4.0映画の住人

2014年12月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

エドワード・ノートン
フィリップ・シーモア・ホフマン
バリー・ペッパー

映画を愛する理由の一つとして、彼らのような俳優が挙げられる。

作品によって表情を変え、溶け込む。
"映画の住人"
そして"作品に息を吹き込む職人"。
言葉ではうまく説明できないが、
計り知れない魅力を持っている。

安らかにお眠りください。
フィリップ・シーモア・ホフマン
映画界はまた、かけがえのない住人を失った。

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映画Kan

4.0生きようと必死になっている奴は殺さない

2014年10月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

9.11後のニューヨークを舞台に、社会派監督スパイク・リーが「アメリカ」を見つめた作品です。25時間後に服役しなければならない麻薬ディーラーの主人公。刻々とタイムリミットが迫ってくる中で幼馴染みや恋人、実父と最後の時間を共有するのですが、実に登場人物それぞれの人物像が丁寧に作られているので、とてもリアルです。 7年も刑務所で生きていかなければならないモンティは自業自得とはいえ、確かに悲壮感も絶望感も諦念も感じるのですが、彼だけではなく、それぞれが今まで生きてきた中で「何かしらある」負の感情が沸々と見え隠れしています。「でも夜が必ず明けるように人は止まってはいられない、だから今ある現状の中で自分が出来ることに出来るだけ近づける努力をしよう。」 終盤の朝焼けの3人の格闘、そして実父の「西へ」の妄想、もう1つあったかもしれない人生の語りを見て、そんなメッセージを私的には受け取りました。主役のエドワード・ノートンが極まっています。彼のファンなら絶対外せない作品です。

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sonje

4.0社会派

2014年5月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

突然の事故、グラウンドゼロ、タイトルにもなっている時間制限。
メタファーにメタファーを重ねた、地味だけど考えさせられる作品。
幼馴染3人が良かった。

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リュー

4.0Wake up ! and Say "Go West."

2011年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、DVD/BD

悲しい

知的

SPIKE LEE 監督流の9.11への怒りのコラージュ。
「生きようと必死になっている奴は殺さない」のモンティの台詞は、そのまま
どうでもいい人生を送っている奴はくたばってしまえの反語となり9.11の生傷生々しいグランド・ゼロを見下ろしアングルの際己に問いかけてきた。

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侠醍