V フォー・ヴェンデッタのレビュー・感想・評価
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いつかVみたいな人が現れると祈ってる。 ほんとはいつかVみたいにな...
いつかVみたいな人が現れると祈ってる。
ほんとはいつかVみたいになりたい。
誰だってヒーローになりたい。
そうだよね?
今こそ見たらいい映画。
理念は死なない
独裁国家と化し、言論や思想が厳しく統制された近未来のイギリス。そこに現れたVというマスク姿の男。20年越しの復讐劇が始まる。
作用には反作用が伴う。強力な抑圧には強力な反対が訪れる。20年越しの政府の圧政は1人の怪物を生み出した。恐ろしく悲しい怪物である。が、イヴィーに会うことで恋する事で怪物は葛藤する。生きたいと望む事とあの日誓った復習が交差する。確かに理念は死なない。がしかし、理念にキスする事抱きしめる事ができない。理念に取り憑かれるのはハッピーエンドなのか。バッドエンドなのか。
本当に凄い映画だった。美しくかなしい世界に引き込まれた。心が震えた。
お気に入り映画のひとつ。
アラン・ムーア原作ということで単純なアメコミ映画ではないという事前知識のもと鑑賞。
ガイ・フォークスの仮面を付けたVという謎の男が悪事を働く政府の重役たちを
その”理念”の名のもとにひとり、またひとりと抹殺していく・・・。
世界観やストーリー、ナタリー・ポートマンの演技とどれをとっても楽しめる映画でした。
文句なし!
私は過去、本作と同じくアラン・ムーア原作の「ウォッチメン」を
お気楽ヒーロー映画と思い込み大変裏切られた経験がありますが(笑)、
本作もアメコミ原作といっても、アベンジャーズのようなものではありませんので、
注意が必要です。
V様のかっこよさは圧巻。
何もかもが素晴らしく、自分史上、心の映画ベスト10の1位から揺るがない作品。
形は違えど、抑圧された暮らしに身を置いたことのある人なら、Vとイーヴィーの、また作品中に出てくる人たちの自由を渇望する、その炎が胸に刺さるはずと思う。
何度見たかわからない。そして何度見ても胸を打たれる。
セリフもアクションシーンもかっこよさに痺れまくりで、さすがウォシャウスキー姉妹監督とうなるばかり。しかしながら、わかる人とわからない人がいるらしくて、そこが少し悲しい。
真の自由とは何か。Vの怒りの根源は何か。10年もかけてたったひとりで戦いの準備を整えてきたVの執念と理念の真っ直ぐさとかっこよさ。
今、2023年。今の日本もまるで独裁国家のよう。Vのようなダークヒーローがいてくれたら・・・などと思ってしまう。また見ようかな。
某国の話かな?
これ、コロナウィルスを作った嘘ばっかりの隣国、ちゅうご、、、いや、某国の話か?
いつの時代も希望をもたらす革命は必要👍
しかし11月5日がイギリスにとってそんな大事なお祭りとは知らなかった!
面白かった!
アクションシーンはカッコ良かったし話も良かった
いつかこういう風になってしまう国が現れるかもしれない。
高校生の頃にRemember remember ~の流れを勉強して暗記して遊んでいたのを思い出したけどそれと同じなのか
革命についてのアクションサスペンスみたいな話だったけれど,アクショ...
革命についてのアクションサスペンスみたいな話だったけれど,アクションもサスペンスもどうでもいいと思っている自分には,その革命に至るまでの道筋の描かれ方が面白くて見入ってしまった.映画として登場人物に中心化して描かざるを得ない以上,Vとヒロインの周辺での殺人に中心化されていることは否定できないが,それでも最後の革命のシーンは鼓舞するものがある.もちろんあんなシナリオが現実に起こるとは全く思えないんだけれど,無血開城というのはロマンがあるし,音楽に合わせて爆破が同期していることも最高だった.明治維新当たりの江戸城の無血開城の背景について掘りたいと思ったりしてしまった.
シンプルに面白い
カタルシスを感じることのできる王道的展開でありながら、展開の妙で飽きさせることもなく最後までのめり込んで鑑賞できた。
仮面の男、地下の住人、愛する人を捕らえる、、、オペラ座の怪人を彷彿とさせられたのは私だけだろうか。
【華麗な映像と台詞が楽しさとやる気を与えてくれる】
・2005年公開のアメリカ・イギリス・ドイツの合作映画。
・第三次世界大戦後という仮想世界のイングランド。国は独裁者によって支配されている。そこに現れる仮面をかぶったVという男。Vが独裁者に復讐を果たすために行動していく。という大枠ストーリー。
・製作・脚本はマトリックスシリーズの「ウォシャウスキー兄弟」。
[お薦めのポイント]
・「理念を持とう!」とやる気が出る
・華麗で真摯で強いVがスタイリッシュ(映像も)
・仮想世界の設定が面白い
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[物語]
・物語は主人公Vの復讐劇といういたってシンプルなもの。ですが、その中に、独裁国家に支配される人々を巻き込む魅力を持ったV、強靭無敵なV、華麗なV、様々な要素が入り混じって最後まで見入ってしまいます。特にイヴィーという女性の台詞「Vとは、私の父、私の母、私の弟、友人、そしてあなた。私。彼はみんなよ」。これが、「私は理念だから殺せない」的な趣旨のVの台詞と独裁国家に支配されている市民とを照らし合わせると、ぞわっと来てしまいます。なんというか、「あなたは理念をもって生きていますか?」と問われているようです。怪人二十面相のような単純なアトラクション要素のある映画に見えて、シンプルなテーマを投げかけてくれているようで好きでした。
[演出]
・Vの描き方がかっこよいですね。仮面の中はおそらく醜いものなはずなのに、しぐさや発言は紳士的で華麗です。
・一度だけVの情緒が崩れるシーンがあります。なんで?となりますが、一応、最後のほうで伏線的に回収されます。若干弱かったかなぁ笑 でも理屈は理解できるので、もう少し、イヴィーとの関係を時間を使って描いてもよかったかもしれません。
[映像]
・爆破シーンなどは圧巻です。戦闘シーンも華麗。ダークな世界観×美しい映像が、スタイリッシュさを増してくれますね。
[音楽]
・際立って感じたことはありませんでした。
[演技・配役]
・V役のヒューゴ・ウィーヴィングさん、しぐさだけで華麗な紳士を魅せるあたりが凄いですね。
・アダム・サトラ-首相(独裁者)は、演じるジョン・ハートさんのせい?ではないと思いますが、若干、役柄的に三文芝居のように感じてしまいます。単なる駄々っ子のような首相。いるのか、こんな独裁者という印象。笑 ただ、仮想世界なので観ている分には全然許せます。
[全体]
・「強い理念があれば決して死なない」は極端かもしれませんが、それくらい日々の生活でも「理念」を大切にしたいなー、と思わせてくれる映画でした。Vは復讐を成し遂げるまで、20年という長い長い月日をその「理念」をもとに突き進んできました。どんなにつらい状況でも「理念」が彼を支え、前進させた、と思わせてくれる物語の運び。それゆえ、現実世界でもそれを持つ重要性みたいなものを語り掛けてもらった気がします。アトラクション的に観ることも、何かやる気を得るために観ることも、どちらもお勧めな映画です。ありがとうございました。
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一風変わったダークヒーロー。勿体無い。
Vのキャラは非常に上手く、一気に引き込まれる。表情は一切見えない為、声と身振りでの演技、一瞬の”間”の取り方が絶妙で心情を上手く表現。魅力的な言葉遣いと台詞回しも秀逸で、仮面姿なのに妙な愛着というか親近感を覚える。
イヴィー役ナタリー・ポートマンをメインに、ストーリーはどんどん展開していくのだが、、、Vとの関係性を物語内で理解しきれないまま、結局最後まで物語に置いて行かれてしまった。
Vが一人で”事を起こす”には若干無理がある設定。鑑賞者に納得させる、あと30分が欲しかった。全てにおいて、切っ掛け、動機付けが足りなく、ただただ勿体ない。
映画を通して、伝えたい要素は、何となく分かる。伝えたい、観せたい事が多過ぎて散らかった印象。独裁、復讐、革命、ダークヒーロー、希望、、、内容は良いだけにもっと絞って魅せて欲しかった。
謎の英雄V
ナタリー・ポートマンの演技に惹き付けられ、最後まで見ました。
V役の俳優さんも、一応、名の通った実力派らしいですけど、最後までマスクを取らないので、表情や、痛みは想像で伝わってくるものをくみ取るしかない。
それにしては、ずいぶんと熱のある言葉が、マスク越しに伝わりましたね。
ストーリーは難解で、近未来のディストピアを題材にしたもののようですが、正直着いて行けませんでした。
2017.5.7
ナタリー・ポートマンの演技
個人評価:3.8
革命が起きるとはこういう事か。
革命までの軌跡を、あの姉妹が近未来を舞台に映画らしい脚本に仕上げている。
ナタリー・ポートマンの体をはった名演には頭がさがる。宮廷画家ゴヤは見たでも、凄まじい演技を見せたが、それに匹敵する演技だ。
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