劇場公開日 2001年2月10日

「若かりしころのシャマラン」アンブレイカブル ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0若かりしころのシャマラン

2019年1月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

三部作の一作目にあたるということで鑑賞しました。

シャマラン監督の作品はどれも、ミステリーの定石的な展開なため、最後に、必ずといっていいほど、どんでん返しが盛り込まれています。監督としての初期作にあたる今作は、とくにそれが顕著に表れていました。ミステリー的な解決の後がかなりあっさりしていたあたりに、当時の監督の若々しさを感じられました。

ストーリー自体も、リアルなヒーロー像を描いているため、結果、絵的にかなり地味な展開ばかりで、すこし退屈さを感じることもありました。

映画よりも、小説として読んだほうがおもしろいと感じられそうな作品でした。

ユージーン