「ダロウェイ夫人〜心の渇き」めぐりあう時間たち こころさんの映画レビュー(感想・評価)
ダロウェイ夫人〜心の渇き
ニコール・キッドマン演じる女流作家ヴァージニア・ウルフの心が、不安定に揺れ苦悩し続ける姿から目が離せなかった。その美しい瞳とスレンダーな肢体のみニコール・キッドマンでした。
精神が不安定な母( ジュリアン・ムーア )の顔色ばかり伺う幼い少年リチャード( ジャック・ロヴェロ )。大好きな美しい母を見つめるその瞳が切ない。
ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ、エド・ハリスの競演の見応えある作品。
ー凍てつくような疎外感
ー後悔すら出来ないものよ…他に道がないと
ー選んだの…生きることを
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (吹替版)
こんばんは。
「ダロウェイ夫人」を借りてみましたが、なかなか読む波に乗れず、図書館の貸出期限が迫ってきて、仕方なく飛ばし読みしてしまいました。
解説が読みやすかったなんて、言っちゃいけない…。
映画にあったエピソードが本にもあり、ウルフへのリスペクトを感じました。
コメントありがとうございます。
ニコール・キッドマンはなりきってましたね!
正直、最初は年代が飛ぶのに追いつけなかったけど、じわじわとわかってきました。
繊細な感性を持つと、生きるのが大変だなーと、鈍感な人間はぼんやり思いました。
「ダロウェイ夫人」、図書館にあったら借りてみようかな。
ヴァージニア・ウルフの繊細な世界を味わってみたいです。
コメントありがとうございます。
私はMooreが息子を置いていく時の、涙を堪えた苦悶の表情が忘れられません。息子への愛が無かった訳ではないのですよね。凄い女優さんだ!と思ったシーンでした。
「スレンダーな肢体」そうですね!😂
見ごたえありました。。。
難しいテーマとシナリオの構造とを、破綻させずに完成させて鑑賞者をのめり込ませる。監督の腕は尋常じゃないです。
主役があの3人でなければ成し得なかった映画でしょうね。