スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐のレビュー・感想・評価
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ついに落ちてしまった!ダークサイドに!
ダースベーダーが生まれた瞬間は、
敵ながら、ドキドキワクワクしてしまった!
パドメに対する愛が
なぜ、これほどまでに歪んでしまったのか⁉︎
ジェダイマスターたちと心がすれ違う…。
アナキンの心の弱さに漬け込むシス。
しかし、人は誰しも、ダークサイドをもつ。
それを自制できるかどうかが、大事なのだ。
若きアナキンは、悲しくも
自分の心に負けてしまった…
ここから、初期の第4〜6作へと続く。
いろいろなストーリーをうまく繋げたなぁ!
この第1〜3作には、
4〜6作へと繋がる布石がいっぱい!
それを見つける度に、うれしくなっちゃうよね!
ジョージ・ルーカス、
さすがとしか言いようがない!
スターウォーズサーガの完結編
スターウォーズサーガが完結し、旧三部作と新三部作を繋げる役割を担う本作。多くの伏線を回収し、後のエピソード4に自然な形で繋がるようにストーリーを進めていく手腕は見事だった。
エピソード4でオビワンがドロイドのことを覚えてなかったり、レイヤ姫が母親のことをなぜか覚えていたり(育ての母親の可能性はあるけど)製作が進む上で変更された設定があると思うので細かい違和感はあるが、全体的にはスムーズに移行していると思う。
ストーリーの面で言うと1人のカリスマによって民衆がねじ曲がり、共和国が崩壊し独裁政権が確立されるというもの。
ジェダイの反乱を訴える皇帝の言葉をすぐに信じてしまう元老院は一見マヌケに見えるが、イアンマクダーミドの演技が素晴らしく、ヒットラーの様に圧倒的なカリスマ性を感じさせるので場面に説得力がある。
そもそも、エピソード2で表向きは戦争が始まるずっと前からジェダイが共和国に相談もなくクローン軍の設立を進めており、戦争中も軍をまとめる将軍として活躍していた経緯もあるので、“実はクローン兵は共和国のためではなくジェダイが共和国を掌握するために用意した兵で、クローン戦争が始まる際に気づいて戦争に用いたからよいものの戦争がなければ共和国が危なかった”と言われたら確かにと思ってしまう。
ジェダイは議長を逮捕すらせずに暗殺しようとしてしまうしアナキンの言う通り確かに筋を通していない。
多くの民衆からしたら確かにジェダイはとんでもない暗殺集団ということになってしまうのもムリはない。
ここではジェダイが正義を振りかざすが、それは本当に正義なのか悪なのかハッキリしない。アナキンとメイスのやりとりからは正義と悪が絶妙に揺れ動く様が見て取れる。
現実世界でも正義と悪の境界線は曖昧で、スーパーマンみたいに正義と悪ははっきりしない。それをうまくSF映画に落とし込んでいると思う。
アナキンのダークサイドへの転身は展開が早く、サラッと堕ちてしまう印象があるが、パドメを救いたいという感情だけで皇帝について行ったわけではないと思う。
エピソード1ではアナキンは共和国で禁止されているはずの奴隷で、台詞の中であるように共和国がいつか解放しにきてくれると信じている。運良く奴隷解放されたが、実際に目の当たりにした共和国は腐敗と汚職が蔓延り機能しておらず、タトゥイーンの法整備などしてくれそうにもない。エピソード2のセリフの中にあるように、話し合うだけではなく上手く議会を導くリーダーが必要と考える。パルパティーンを評価し彼こそが選ばれし政治家だと心酔していく。その様子はエピソード2、3で描かれる。
パルパティーンの甘言でジェダイも共和国同様に腐敗しつつある組織であると徐々に感じ始めたアナキン。シスの力で愛するものも死から救えると知り、さらにシスの教えに興味を持つ。
そしてメイスウィンドゥがパルパティーンを暗殺しようとしたことで疑いが確信に変わってシスの暗黒卿に転身したのだ。
アナキンは徹底して白黒をはっきりさせるキャラクターとして描かれる。タスケンレイダーは人をさらうから悪、分離主義者は共和国と対立するから悪。シンプルに物事を決定する性格をヘイデンクリステンセンはよく表現していたと思う。(ラジー賞もらっちゃったけど)
A「味方でないのならお前は敵だ」O「シスらしい決め方だ」と言うのはオビワンと対決するシーンのセリフだが、これはシスに転身する前からこういう思考だったのだろうと思う。
ジェダイが暗殺にくることが帝国設立のカギになっているので、もし、ジェダイが暗殺しようとせずにパルパティーンを逮捕して法廷の裁きにかけて全ての悪事を暴いていたら帝国設立は夢に消えていただろう。ジェダイの奢り昂った正義感が共和国を破滅に導いたとも言えそうだ。
改めて震える
最初から全9部作の構想で始まったというこの長きに渡り世界中の人々に愛され続けたスペースオペラ作品。
がっかりⅨの後にノンデズニー作をⅣ〜公開順に観直したのですが、初期作Ⅳへと繋がるこのⅢの見事なまでのカタルシスの衝撃の大きさは、これまでもついついYoutubeでアナキン→ベイダー卿への変貌シーンを幾度も繰り返し観てしまうほど🥺
Ⅳの時点でこんな展開を構想していたジョージ・ルーカス殿にはつくづく感服致します🙇🏻♂️
あゝ発光やサウンドギミックの秀逸な海外製の高価な大人用のライトセーバーのおもちゃを個人輸入して手にしたい衝動に駆られる〜🥴
バチバチ!💥🥢ブォン !
映像も内容も深みが増していた
公開当時、アナキンが暗黒へと突き進むというプロットが分かり切っていたため、何となく観賞をためらった。悲劇と知る物語はなかなか積極的には見られなかったわけで…
今回、ファントムメナスを見直した勢いで未観賞だった2とこの3を初めて見たけれど、映像も内容も徐々に良くなっていく様を同時に見たような気がして、やっぱスター・ウォーズって面白いんだと、ようやく?納得できたような気がする。
アナキンシリーズの最終章で、かなりの裏事情も知り得るし、スカイウォーカー家の全体像がかなり明確になる。いろんな意味で重要な作品なのかもしれない。
エピソード4.5.6→1.2からの連続観賞。ダースヴェイダーの人と...
エピソード4.5.6→1.2からの連続観賞。ダースヴェイダーの人となりを深く掘り下げる続編シリーズ楽しめた。伏線回収のすっきり感もあるのでこの順番で見て良かったと思う。
結末は分かってるんだけど…
このシリーズの終わりは分かってるんだけど、とても良い作品だった。それぞれの思いが交錯してあの結末になったんだなと思えた。
STARWARSの作品はここまでで十分。Episode7と8はSTARWARSと認めない。
真スター・ウォーズシリーズ完結作品
帝国の逆襲をテレビで観て映画好きになった。それから当時ビデオで何度もシリーズを観て待ちに待った旧シリーズと新シリーズを繋ぐ作品だったが正直上手く繋がるか不安だった。しかし個人的には最高の内容で想像以上に良かった❗
最初のジェダイファイターでの飛行シーンから画面が下がり激しい戦闘シーン…冒頭から鳥肌がたった!畳み掛けるよーにグリーバス将軍の登場!ドゥークーとの対決!ヨダレが垂れそう‼️
そしてアナキンの心の闇…そして終盤のオビワンvsグリーバス、ウィンドゥvsパルパティーン、ヨーダvsパルパティーン,アナキンvsオビワンそれにかぶせてのジョン・ウィリアムズの音楽‼️
そしてそしてダース・ベイダーの誕生‼️
ヤバイ❗️ヤバ過ぎる‼️
生涯ベスト1の作品となった。
因みに個人的にはディズニーになってからの新シリーズはスターウォーズとは認められない!!!
アナキンからダース・ベーダ―へ
思ったのは、アナキンのシスへの転向って、ぜんぜんシスの思想にもとづいてないんじゃないの?ってこと。悪そのものの肯定っていう感じより、ジェダイこそ悪って感じで思ってるらしく、この辺ってどうなの、とか感じちゃいましたね。アナキンの勘違いってだけでは?みたいなね。
最後、ダース・ベーダ―の誕生シーンはちょっと盛り上がりましたかね。
結末がわかるだけに…
アナキンの成長と転落の最終章。ベイダーになってしまうことを解りつつ、どうにかハッピーエンドで終わって欲しい、その葛藤を抱ける内容になっています。最愛の人の死の予兆に焦り、力を求めてしまう…アナキンの人間らしい一面が存分に描かれていたのかなと感じます。その分、ジェダイの面々の人の死に対しての無機質な感情が観ていてイライラもしましたが。エピソード4に繫がるので結末は分かっていながらもハラハラドキドキしながら観られる作品です!
アナキンの気持ちが痛いほど、わかるから泣けてしまった。
評価:★★★★★ 95点
『スター・ウォーズ EpisodeⅢ シスの復讐』
新3部作最終章であり、銀河がシスの帝国に支配され、アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーとなるまでの物語であり、旧3部作の主人公である息子"ルーク・スカイウォーカー"の誕生までが描かれる。 『episodeⅧ 最後のジェダイ』が公開される前にスター・ウォーズシリーズの中で最も好きな作品を紹介。
エピソード3はスターウォーズファンの間で、賛否が非常に分かれている作品であり、主人公アナキンの心の弱さからの行動に、納得が出来ないという意見も多数ある。
だが、そんなアナキンの気持ちも理解でき、映画の中でベスト10に入るほど私はこの作品が大好きなのである。
さて、今作はすでにアナキンがダース・ベイダーになるとわかっていての作品となるので、彼がなぜ暗黒面に堕ちていくのかの過程が描かれる。
ジェダイには未来をかすかに予言できる能力が備わっている。そこに付け込み、アナキンは夢で恋人が死ぬ夢を悪の親玉シディアス卿にひたすら見続けさせられてしまうのだ。
この夢が現実になることを恐れたアナキンは、恋人を救いたく、周りのジェダイに助けを求めるものの彼の求めた答えは誰からも返ってこない。
そんな時にシディアス卿に私の部下になれば彼女を救えると、言われたらどうだろうか?
彼は産まれた頃から奴隷であり、母親と共に暮らしてきたが、その母親は拷問され殺されてしまう。
そんな時、彼の精神状態を保つことが出来るのは恋人だけであろう。その恋人がいなくなってしまったら、彼の世界は壊れてしまう。
よって彼は世界の平穏よりも、彼女を選び、闇に堕ちることを選択する。
だが、闇に堕ちたアナキンは既に優しき彼ではなかった。
力による渇望で、抵抗するものを殺し、ジェダイとなるべく子どもまで皆殺しにしていくのだ。そして、怒りに任せ、恋人にまで暴力をふるうことになり、ラストは師匠であるオビ=ワンVSアナキンの壮絶な戦いが繰り広げられる。
結果的に彼の行動全てに救いようがない。最も平和を望んでいたはずが支配することとなり、恋人との永遠を誓っていたはずが闇に堕ちたことで失ってしまう。気付いた時には彼は悪につくしかなかったのだ。
フォースにバランスをもたらす予言の子は闇に囚われ、悲しき"ダース・ベイダー"となるのであった。
師弟での「I hate you」「I loved you」は当時小学生ながら、目に焼き付き、マグマに焼かれるアナキンを前にした時、涙がでてしまった。
ダースベイダーとして、生命維持の為の仮面をつけ、起き上がる瞬間の悲しき音楽。1人の命を救いたかっただけなのに、なぜこうなってしまったのだろうか。この作品単体で観ると切なすぎる映画史上最悪のバットエンド作品であろう。
少し感情が出過ぎしまったようで。
今作の構成はアナキンの心情の描きこみ不足もあるが、冒頭の宇宙での戦艦バトル、ヨーダvsシディアス卿、そしてジェダイの滅び、エピソード4に繋ぐ為の全てを謎を回収し、ファンとしてはお腹いっぱいである。
個人的なオススメシーンは、3のアナキンが悪(シス)に堕ちる瞬間と、6のダースベイダーが正義(ジェダイ)に戻る瞬間を見事なシンクロで描いている箇所である。
総評とし、3はスターウォーズの世界観全ての繋がりである為、3を観ずにスターウォーズは語れない。鑑賞後は少し憂鬱か気持ちなるかもしれないが、次の4の新たなる希望がある事を忘れず、エンドロールを迎えることができるであろう。
こんなにも心揺さぶられる映画はない。
オススメです。
カエサル
希望を知らせる音楽、仮面の艶やかな黒が印象的だった。
しかし、ユアン・マクレガー以外の演技は如何にも大仰で、肌に合わなかった。
冒頭でオビ=ワンに助けを求める自軍の兵がいる。
その彼に冷たく手が離せないと言い、その後アナキンと下らないジョークを交わす所に忍刀がある。
正直なところ、母の事を踏まえても愛するが故の悲劇と言うより独善的な若気の至りによる当然の結果に思えた為、大きな感動は無かった。
また、エピソードⅣからスタートさせた監督の商才には感服するが、その為に本来Ⅵで得られる筈の幾つかの感情が犠牲になっている。
勿論、本作を観た後でまたⅣから観れば救えるものもあるが、構成の傲慢さを感じる。
とは言え、帝政批判と民主制の脆弱性の両面を描き切る事で、正に予言の通りバランスをもたらした作品だった。
映画館-3
悲しい。
オビワンも、
パドメも、
アナキンも。
スター・ウォーズは言わずもがな、アナキン(ダース・ベイダー)の一生の物語。
エピソード3は、起承転結の『転』です。
今までの優しくて純粋で、母親思いのアナキンを知っているから、つらい。
パドメが言う、I don't know you anymore, Anakin. You're breaking my heart!
父親になる人が、大切な夫が、自分の為だと言って、悪の道へ転落しようとしている。
その姿はもう、自分が知っていた愛する夫ではない。
オビワンが叫ぶ、You were the chosen one!
師匠の遺言を守り育ててきた、たった一人の弟子が裏切った。
選ばれし者だったのに、ずっと一緒に戦ってきたのに。
この2つのセリフが脳裏に焼き付いて離れない。
こんなに心を揺さぶられる映画はなかなかなく、間違いなく傑作だと思います。
旧3部作と新3部作の最終章。本作はフォースの暗黒面が大きなテーマと...
旧3部作と新3部作の最終章。本作はフォースの暗黒面が大きなテーマとなっている。
今回は主人公アナキン・スカイウォーカーがどうなるか、わかって見ることになるので、途中まで本気でそうならないことを願うことになる。でも最後の戦闘シーンは熱かった。色んな意味で。 https://t.co/AyQOo312rs
これはいい!!
これはいいですね!ファントム・メナスから色々ありましたがまあ、これは傑作ですね。特にオビワンとアナキンの戦いはスピード感があって好きでした。
あと、ダースベイダー誕生のシーン。もう、最高。。
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