劇場公開日 2007年5月1日

「別に良いではないか。」スパイダーマン3 Taiyakiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5別に良いではないか。

2007年8月20日

笑える

楽しい

興奮

何かと世間で批判を受けているかわいそうな作品だが、果たしてそんなに駄作だろうか。
少なくとも僕は楽しめた。
ジョージ・ルーカスが「くだらない映画だ。中身もない。ほとんどストーリーがないじゃないか」と爆弾発言していたが、もともとこのシリーズにはストーリーがない。
アクションだけを楽しむ作品だ。
皆期待して見すぎなのだと思う。
ただ、この作品が不評な理由を自分なりに考えてみると、まずは敵が多すぎる点だ。
敵が多すぎてそれぞれの魅力を発揮できていない。
次に、ピーターとハリーの友情劇。
見ていてこっちが恥ずかしくなる。
そして最後に、ラストの終わり方。
幸せの力でも書いたが、終わりよければすべて良しなのだ。
幕の閉じ方が不自然だ。
それら以外は本当に良かった。
迫力のVFX、コミカルなシーン、そしてヴェノム。
幼少期からのスパイディファンの僕としてはヴェノムの登場はうれしかった。

ただ、もっと出番が多かったらなぁ、と。

Taiyaki