スパイダーマン2のレビュー・感想・評価
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ヒーローとして生きるか人として生きるか
NYの人々を守るスパイダーマンとして生きることを決意し、愛しのMJの告白を断ってしまったピーターパーカー。
しかしプライベートで上手くいかないことが多く、それもあってか徐々にスパイダーマンとしての能力が弱まりつつあった。
そんな折に核融合の権威、ドクターオクタビアスが実験の失敗により、ドクターオクトパスとして暴走を始めてしまう。
一方、スパイダーマンとしての使命を果たし続けることに限界と嫌気を感じ始めていたピーター。
ヒーローとして生きるか、1人の人間として生きるか究極の選択に苦悩するピーターパーカーを描いたシリーズ2作目。
スパイダーマンの挫折を描いた今作。
続編としてはベタofベタだが面白い展開。
ピーターの決意が割とコロコロ変わるが、なんか仕方ないで許せてしまうのはトビーマグワイアの雰囲気ゆえか?笑
今作のヴィランにドクターオクトパス。
脊髄に直結させた金属製の4本のアームを腕のごとく足のごとく自由自在に操り、空中戦地上戦も思いのまま。
シンプルな戦闘スタイルだが強い上に、バックグラウンドがなかなか壮絶なため、ヴィランながらも同情を禁じ得ないヴィランとしてスパイディに立ちはだかる。
ラストの人間らしさを取り戻し、NYを救うシーンすごく良かった。
今作1番面白いシーンはやはり電車を止めるシーンかなと思う。
電車内でのオクトパスとの戦闘中にブレーキを破壊され、暴走する電車を体を張って止めようとするスパイダーマン。
間一髪止めることに成功するもボロボロかつ顔を晒してしまったスパイダーマンに対して列車の乗客たちがみな彼の正体を口外しないことを口々に約束し、クラウドサーフィンのごとくスパイダーマンを運んでいくシーンに泣いた笑。この車両の乗客全員と友達になりたい笑。
ボロボロのスパイダーマンを庇ってオクトパスの前にみんなが壁になるシーンも良かった。
つまり電車のくだりは控えめに言って最高だった笑。
アクションもストーリーも文句なしだが一つあるとするならラストの結婚式のシーン。
あれはピーターが駆けつけるべきではなかったのだろうか笑。
最後の略奪愛的なシーンをピーターが自発的に動いていたらより傑作になっていたのではと思う笑。
とりあえず、最高。
スパイディシリーズNo1
面白いです。
スパイダーマンシリーズの中でも1番ではないでしょうか。
MJやハリーとの関係、敵キャラのドックオクなど、魅力はたくさんです。
トビーは演技が上手いですね。
1番の見所は電車のシーンです。
電車のシーンで涙が止まらない
マスクを被ったヒーローだったから、みんな助けてもらっても勝手なことを言ってたけど
スーパーヒーローがただの青年だったと知ったみんなの優しさに泣いた
息子と同じくらいの歳じゃないかとか
自分の近しい存在の青年と重ね合わせて
そんな子がスーパーヒーローだったのかって
いやーこのシーンが一番やばかった
あとピーターとしてはMJにようやく言えてよかったね
気持ち良く見れる
アクションは十分面白い。
MJは可愛い。
ドクのウジャウジャ手も強くて良い。
地下鉄止めて素顔がみられるあたりはちょっと感動。
最後の「やっつけてきて」も良い。
個人的にはアメージングよりこっちの方が好き。
スパイダーマンシリーズ、マーベル作品で一番好き!
アクションが最高!お話が最高!悪役が最高!そして前作と違っていい終わり方が最高!
当時の映画の中ではタイタニック越えの制作費だったことが納得できるほど圧巻のCGの数々だが、決してCG頼りなだけでなく、特殊効果やアニマトロニクス(ロボット)を駆使してリアルさを追及しながら丁寧に作られている。列車の戦いのシーンは映画史に残るほどの激闘でした
恋も友情も学校も仕事もお金事情も全てヒーロー活動のせいで上手くいかないピーターがかわいそう。なにもかも上手くいかない点は見ている人に凄い共感を与えているのではないでしょうか
悪役も強くて恐ろしくて悲劇的で。病院のシーンは流石はホラー映画の監督。すごく怖かったです。でも本当は世の中を良くする発明をしたかっただけの善人だったという、ただ悪いだけじゃないという設定がサム・ライミ版スパイダーマンっぽいです。アメコミの悪役のおっさんの中では一番好きかもしれません
前作は自分の正体がスパイダーマンであるがためにヒロインと付き合えないまま終わったところ、今作ではヒロインの覚悟をついに受け入れるシーンはよっしゃーと思いました。これくらいしてやらないと主人公も報われませんしね(笑)
個人的に回想や亡霊としてだけど前作で退場したベンおじさんやノーマン(グリーンゴブリン)が再登場して、どちらも自分の子供に影響を与える言葉を贈るところがとても印象に残りました。このシーンのお陰でラストは感動できたし、当時は次回作の期待に胸を膨らませました
サムは女の悲鳴を撮る
アイアンマン3では悩まれると違和感しかなく嫌だがスパイダーでは似合う似合う
結局この恋関係での悩みがグダグダだと感じる人が居るのも分かるが言う程酷いかな?
1もそうだが観衆が味方になる流れはどうしてこんなに感情を揺さぶるんだろうか
結局ピーターが実生活でもスパイダーでも報われてないという前提があるから余計にここが活きてると思うんですよ
アメイジングはそれが無い
アクションも見やすくおもろい
スパイダーマン映画で1番好き!
今回が4回目だったんですがそれでも全然楽しめました!飽きないです。スパイダーマンの能力がなくなりピーター・パーカーがどう成長していくか、MJとの恋との発展がすごくうまく描けていると思います。能力が戻ってきて眼鏡を落とすシーンは何回見ても興奮しますね!スパイダーマンイケイケってなります。あと序盤のピザを宅配するシーンは最高ですww すごく好きなシーンです。
好きなんだけどなぁ
最初に文句言っておきます。
ピーターは前作でなんで振ったんだろうか?
スパイディの戦いに巻き込みたくなくて振ったんならなぜ今更ウジウジしてるんだろうか、自分で覚悟したのに蒸し返しすぎてイライラしましたよ。
そしてMJも、君ピーターの事好きなんじゃなかったの?スパイダーマンかもって勘付いてたんじゃなかったの?
てか好きな雰囲気だしつつ、男キープしてんじゃないよ。
そんな描かれかたしたら相変わらずの尻軽にしか見えなくてこっちにもイライラ。
結局どっちもどっちじゃねえかよとしか思えなかった。
って吐き出した所で改めて
ピーターが散々落ちていってからの、力を取り戻すまでの流れは最高でしたね。
色んなものを失って、人生を取り戻そうとして、でも「それでも僕はスパイダーマンなんだ」って言う自負であり、呪いでもあるそんなピーターの覚悟が伝わってきて泣けます。
この段階まで来たら序盤のピーターとMJのグダグダも意味を成してくるんで、イライラはしたけど、でも丁寧に心情を描いてたんだなってことで多少は昇華されました。
そしてMJが言う最後のあの呼称にはテンション上がりましたね。やっぱりMJにこれを言ってもらわないとスパイダーマンじゃないっすよ。
またドクオクもカッコ良かった。
一概に悪だと言えない、少し悲しい形でヴィランになってしまったオクタビアがクライマックスでピーターの言葉をキッカケにモンスターから一人の人間に戻って行く姿は、これまた涙です。
それ以外の所だと街の人々とスパイディの掛け合いは、ベタですがヒーローであることを改めて示してくれますし、JJJ始めDB社の面々は相変わらずの振り回されっぷりとコメディカルな雰囲気で、作品に捻りを加えてくれてます。
あとはメイ叔母さんですかね。
前作ではベン叔父さんの言葉が話の中核でしたが今作は彼女のある台詞がピーターに覚悟を促し、またドクオクの良心を呼び起こす事になります。上手く前作との対比や補完という形で彼女の存在がクローズアップされており、その辺りも良かった所ですね。
他に気になったのは演出面で、よりホラー色が強くなった感じがしましたね。ドクのアームとかその辺りでのカメラワークなどはまさにホラー映画そのものでした。
音楽も、挿入歌であったり、スパイダーマンの歌が場面にあった形で流れるので非常に心情を盛り上げてくれる。特にオープニングのテーマとアートはかっこいいですね、あれ。
概ね満足というか、むしろ好きな映画に入るんですけど、ただ何故か長く感じてしまうんですよね。特に最初の1時間ぐらいはメイン2人の恋愛関係とかにイライラしてたんで非常にテンポが悪い。オープニングのピザ持って用具室から出てくるくだりとかもう2.3秒削ってもいいよ。
まあ色々ありますけど、ピーターとMJのすれ違いを除けば、やっぱりとても大好きで良い作品でした。自分やっぱりヒーローが再起する映画好きです。大好きです。
彼の目には正義の決意が見えた!
映画評価:60点
スパイダーマンとしても、ピーターとしても生活(嘘)を続けていく主人公。
よくよく分析すると凄い人間関係だ
スパイダーマンを憎む親友、ピーターと両想いなのにすれ違い続けてるMJ等々
悩みの種は尽きない
そんな主人公を苦しめる今回の敵はDr.オクトパス
名前の通り手足が8本あるわけなんですが、スパイダーマンの原作者は天才だと感じた。
単純にタコの化け物を出すのではなく、しっかりとした現実的な原因が理由で敵キャラクターが作り出されている。
しかも、ドクターオクトパスといわれるまでタコがモチーフだと気がつかないのだから、そのネーミングを聞いたとき感動した。
そんなオクトパスによって大切な人達が酷い目に合う中で、魔女の宅急便的試練が主人公を襲う。
そう蜘蛛能力の著しい低下だ。
糸が出ないし
身体も頑丈じゃない
しまいには視力も落ちる(元に戻る)
こんな状況でも主人公の葛藤は続き、悩み苦しみ強くなろうともがいている。
そして答えはそこにある
応援してくれる人々や、現実を受け入れてくれた祖母、そしてMJ
そして、成長を遂げたスパイダーマンは3へと飛躍するのでしょう。そう期待しております
【2015.5.23鑑賞】
ピーターとスパイダーマン
今回で2作目となるライミのスパイダーマンはヒーローとプライベートを両立できないピーターの苦悩を描いた作品。
愛と選択をテーマ(たぶん)にして前作に劣らない完成度でとても楽しかったです。
電車でのバトルは迫力がありました。そして相変わらず監督はユーモアがあって、とても笑えました。
やっぱりこのシリーズは大好きです。
元祖、悩み事ヒーロー
最近は暗いイメージを持ってスーパーマンなどを映画化してますが、これはその元祖。サムライミの異常な愛情により、大成したスパイダーマンを超える2でした。感動する場面も多々ありますし、スパイダーマンに感情移入してしまいます。
何より他のヒーローと違って面白いのは、貧乏だということ。アイアンマンとバットマンは大富豪。キャプテンアメリカンは兵士。ハルクは博士。ソーは神様。スーパーマンだって会社員でした。ただし、彼は冒頭から職を探し始めます。ここです、ここ!貧乏なおばあちゃんとお金で困るヒーローなんて見たことなかった。しかもまだ子供。ワンパンマンとはまるで違います。
まさかスパイダーマンで泣けるとは・・・
もう、ぜひ観てください・・・ 私、この映画で泣いてしまいましたよ、ホンと。いやぁ、切ない、切なすぎるんだよ、スパイダーマン・・・
スパイダーマンであることの葛藤がとっても見事に描かれていました。っていうか、MJへの想いが見事すぎる・・・
キルスティン・ダンストが好きなので偏った評価なのかもしれませんが、彼女の表情をずっと見ていたかったです!
サム・ライミ版三部作では今作がダントツ
なにかとヒロインがアレだったりグダグダになったりするこの三部作だったが、今作だけはよかったと思う。
やはり今作のヴィランがドック・オクだからだろう。ドック・オクはどちらかと言うと、完全な悪役ではなく悲劇のヴィランだから、アベンジャーズシリーズのヴィランとは違う異質な感情が伝わる。
また、スパイダーマンと言えばな「葛藤」は相変わらずしっかりしていて、そういう思い切り踏み込めないみたいな感情が若者ウケしたんだろうなーと思った。
アクションもおもしろく、身軽でぴょんこぴょんこ跳び跳ねるスパイディとドック・オクとの戦闘は他の二作とは比べ物にならない。
個人的にはマーク・ウェブ版の方が好きだが、今作も今作でよい作品だったと思う。
ライミ版に勝るものなし
やはり『スパイダーマン』はライミ版が一番です!ストーリー、アクション共に安定していて、テンポの良さ(特に映像の繋ぎ方)も良いです。
電車の上でのバトルシーンが今でもお気に入りのシーンです。スパイダーマンとNY市民の間にある絆が、全てこのシーンに表れている気がします。
等身大ヒーロー拗ねる。の巻
みなさんも経験ありますよね?仕事に勉強、恋愛に友情。
すべてを両立させようとしても上手くいかないことって…
そんな
みんなと何ら変わりない蜘蛛くんの物語パート2です。
高校を卒業し、大学に進学したピーターは学業とバイトの両立に追われ、MJとの関係やハリーとの関係に頭を悩ませています。
そこにもう一つの悩みの種が…
そうスパイダーマンとして人を助ける事です。
物事を良い方向に運ぼうと努力するのですが、これがまた上手くいかない…
犯罪者にいつも邪魔をされ、悩みはどんどん膨れていくばかり。
そしてとうとうピーターはスパイダーマンをやめてしまうのです…。
そんなパート2
アクションは前作よりもパワーアップ
スピーディーでナイスです。
内容も前作と変わらずいいものになっています。
また
悪役もこれまたメカメカした奴でイイ!
そして
ついにハリーが父の隠し部屋を見つけ…
最初観た時は前作よりも劣化したイメージが強かったのですが、今観るとなかなかイイなと思いました。
スゴく共感できるところがあり、結構楽しめました!
3.5で!!
助けるはずの一般市民に助けられるスーパーヒーロー
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 65
演出: 75
ビジュアル: 80
音楽: 65
前作同様、主人公は完璧な正義の味方ではない。たまたまそのような能力を本人の意思とは関係なく身に付けてしまったが、その運命を受け入れ本人なりに精一杯の努力をするだけ。
とはいうものの、所詮は2年前までは普通の冴えない学生。電車のシーンで、力不足で一般市民に助けられる正義のスーパーヒーローなど今までのアメリカ映画には考えられなかった。
それでも一般市民に助けられ支持を得ながら彼なりに出来ることを出来るまでやって成長していくというのが、前作に引き続きこのシリーズの見所なのかと思う。何かアメリカ人の精神性も随分と成長したなあと感じてしまった。
ヒーロー映画の傑作
久しぶりに見直したのですが、いやいやほんとよくできたヒーロー映画ですね。まさに極上のエンタメです。
超人的なパワーを駆使しNYの治安を守るスパイダーマンことピーターパーカー。しかしいくらパワーを持っていたからと言って心は人間、親友の交友関係がこじれて悩むときもあれば失恋して傷つくこともあるし、あまりの苦痛さにスパイダーマンをやめる時だってあります。しかしそんな彼もこれまでに様々な責任を持っているため簡単にはスパイダーマンを捨てることはありません。
この映画はそんなピーターの苦悩と成長期と言っても過言ではありませんが何よりヒーローというキャラクターのすごさを改めて再認識することが出来る映画でもあると思います。ピーターのおばさんがヒーローに関して言うあのセリフはこの映画の存在そのものをさしている気がします。
アクションもさすがハリウッドと言わんばかりの規模のデカさ。クモの能力を使ったユニークなアクションは見ものです。
これほど心を正し毅然へと導くようなヒーロー映画はそうないと思います。幅広い層に楽しめる映画です。
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