スナッチのレビュー・感想・評価
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「ジェントルメン」が超楽しかったので、観てみました。
2001年。監督・脚本:ガイ・リッチー。
モノローグでストーリーを進めて行くスタイルは『ジェントルメン』と同じでしたね。
『ジェントルメン』のワルたちも魅力的でしたが、この『スナッチ』は、
ワルとワルの2乗いや3乗・・・手下よりも、ともかくボスの切れ方が尋常じゃない(笑〕
【あらすじ】
スナッチ(sna tch)の意味は、ひったくる、とか、かっぱらう、の意味。
映画は、盗んだ6カラットの大粒ダイヤモンドの取り合いを巡って、所有者が二転三転して、血みどろの取り合い、殺し合いを広げるクライム・サスペンスのコメディです。
『ジェントルメン』は題名が『紳士たち』ですから、マシュー・マコノヒーにもまだ気取りがあるというか、カツコツケ!!が多い。
ところが、この『スナッチ』は、もう品なんてあったもんじゃない!!
アメリカから参戦したブラピは、インチキ英語(ロマ、みたいな設定かな?)を駆使してます。
訛りが酷いし、汚いし、臭いし(多分ね、笑)・・・だけど、終わってみれば、最高の儲け役じゃん!!
ブラピの役は、キャンピングカーを郊外で売り付けるロマのリーダーかな?
だけどおまけに素手のボクシングが、滅多やたら強くて、ファイトシーンの、
パンチが黄金パンチ!!必殺パンチなのだ!!
(上半身も鍛えていてシックスパックが美しい。)
ブラピは汚い役でも十分に美しいのだ。
ガイ・リッチーは話術で魅せる映画監督ですよね。
結局「しゃべくり007」みたいな毒舌やボヤキや脅しの会話で進めて行く。
そして合間合間の暴力シーン。
ジェイソン・ステイサムも主役の一人なんだけど、ステイサムのアクションとかまったくなくて、ギャングの中間管理職みたいな役柄。
調整的な役割を演じているのも珍しいと言えば非常に珍しい。
ブラピとステイサムの共演なんて最初で最後ですよね(多分ね)
それにして、ワンコ(犬)の役割。
終わってみれば、主役はブラピに、ステイサムに、ワンコ!!
ワンコの使い方、リッチー監督、最高でしたよ!!
【ストップモーション、早回し、スローモーションを多用したガイ・リッチーならではの映像と、スピード感溢れる極悪群像劇。貴方は、付いて行けるかな?私は・・(以下、自粛)】
ー 画は、近作の「ジェントルマン」と同じく(一部、「キャッシュ・トラック」も。)、ガイ・リッチーならではのスタイリッシュ感、満載である。
但し、ブラッド・ピット、ベニチオ・デル・トロ、ジェイソン・ステイサムを始めとした、とんでもない悪人たちが多数登場し、物語もジェットコースターの如く進むので、(場面転換、多し)物語に付いていけるかが勝負の作品である。
見所は、多数あれど個人的には”パイキー”(最近あまり使わない言葉だが、ジプシーのような住所不定の人々を言う)で、とんでもなくボクシングが強いミッキーを演じたブラッド・ピットの鍛え上げた身体で、”闇ボクシング”で、大型ボクサーを次々に倒すシーンかな・・。
あとは、この頃から、一切笑わないターキッシュを演じたジェイソン・ステイサムの”闇ボクシング”でストーリー通りに倒れないミッキーの姿を見る苦々しい顔だね。
少し残念だったのは、ベニチオ・デル・トロの見せどころが殆どなかったところかな・・。-
<今作は、20年以上前の作品であるが、現在でもあまり変わらない不老のブラッド・ピットの格好良さ、今よりやや細身だが、笑顔無き坊主頭のジェイソン・ステイサムが印象的な作品である。>
すげーなガイリッチー これはもうタランティーノ作品 イングロリアス...
すげーなガイリッチー
これはもうタランティーノ作品
イングロリアスバスターズのよう
上手く構成されてて全てが奇妙に絡み合ってるのが最高
バイオレンスさを感じさせず人殺しを日常風景のように組み込んできているのが上手い
今見ると新鮮味に欠ける
登場人物が多くて難解
とにかく素晴らしい
公開時劇場で見てすごく興奮したのを覚えてます。
先日「ロックストック」を観てしまった為、ついこちらもDVD借りちゃいました。
本作は「ロックストック」で得た名声、その期待を裏切らないどころか大きく上回るような仕上がりでした。
またキャストが豪華。
引き続きステイサムにフレミングにヴィニージョーンズ、そしてデルトロやユエンブレムナーにシェルベッジア。そして何と言ってもブラッドピットですね。
彼の加入はガイリッチーとマシューヴォーンの名前をより大きく広めたと思います。このギャラが破格なのも評判でしたね。
それとヴィニージョーンズの成長ぶり、完全に俳優になっていました。
そんな作品は、これだけ完璧な偶像劇はあるのだろうかってくらいの完成度。とにかくスタイリッシュな仕上がりでした。
また「ロックスストック」同様ラストの見事な伏線の回収が素晴らしく、こちらはさらにテンポを上げて爽快感が増していたと思います。
今でもガイリッチーの代表作でしょう。とにかく素晴らしい。
色褪せた”名作”
公開当時に見たときは「映画ってこんなに面白いのか!」って感想だった。確か。
んで自分の中ではレジェンド級の名作だったわけだけど、
あれから20年ちかく経って見てみると、「そこまでじゃねえな」っていう。
僕自身こういう感想を抱いたのはショックだったし悲しいんだけど、
冷静に考えれば社会性というかメッセージ性が弱いんだと思う。
映像だとかストーリーだとか、そういう要素のひとつひとつがどんなに斬新だったとしても
後世で擦られすぎればそれは陳腐になってしまうってことで。
「この作品が初めてやったんだから!」って叫んだとしても、それは無駄なんだなって。
そこにヴィンテージ的な価値を見出せないのであれば、
資料になることはあっても名作と呼ぶのとはちょっと違うなと思った。
まぁ好きな作品ではあるのであんまり落としたくはないんだけど
ちょっと時代を重ねると色褪せちゃうタイプの作品なのかなって思ってしまった。
初めて見た
続・寝落ち映画
最近の映画、ジェントルメンを面白くないと言ったら、総攻撃を喰らいガイ・リッチ-監督の映画、面白くないか?ガイ・リッチー?と何だそれ?と思い検索して大昔2000年、スナッチがヒット、評価も良いしブラビとジェイソン・ステイサムも出ている。見てませんでした。
こりゃ凄いと見たらビックリ。
まさかの寝落ち映画でした。
またまたオシャレっぽく作っていて、何この、俺才能あるでしょ?見たいな感じ?
普通に作った方、面白いんじゃねぇ?
まぁ私は素人何で文句は言いませんが.....
デビュー作(ロック、ストック...)はもっと評価が良いですが絶対見ません。
若い頃、洋楽良く聴いてるんだけどピンクフロイド最高だね。と言う事でしょうか?
後々、ピンクフロイド凄いなと本当に思うように、ガイ何とかも、そうなんでしょうか?
どうでも良い事
面白いけど
面白いキャラクター、豪華な役者
ハンパないエナジー!
ポリスを軸に回るコメディ
俳優陣の魅力は勿論、ストーリーも良く練られていました。
ダイヤを盗んだ強盗団、裏切者、裏ボクシングのプロモーター、そしてジプシー。彼らが活躍する盗まれたダイヤを中心とする群像コメディ。
個人的には、コメディなのに平気で人を殺す、死なす映画は好きではありません。ですから、正直この映画も好き嫌いで言えば、嫌いな映画といえます。
ただ、何人もの登場人物が、輻輳してエンディングに雪崩込むストーリーは、まったく先が読めず映画に引き込まれもしました。
個人的な趣向で評価は低めにしましたが、映画としては楽しめる作品だと思います。
あと、ブラピ・・・格好良いですね。
つい子供と観ちゃった
面白いテイスト
どんなストーリーの映画だった?ときかれても返事ができない。
中途半端でバタバタしたストーリーをノリの良いカメラワーク・演技・カットワーク・音楽でつないでつないで割と長いけども最後まできっちり面白く楽しませてくれた。
二番煎じで見たようなものを作っても絶対に面白くないと思う。でもこれは面白かった。こういうタッチの映画を作ろうと思いついたのはすごい。まあパルプフィクションにちょっとだけ似てるけど。ストーリー的には脇役でしかないブラッドピットの役どころがすごく効果的に効いていて映画全体を面白くしていた。
ただ、すごく面白いかというとそうでもない。むしろウイスキーを飲みながら見ると、ますますストーリーが混乱して楽しく酔えるかもしれないと思った。
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