シン・シティのレビュー・感想・評価
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Robert Rodriguez
デジタル映画界の異端児#ロバートロドリゲス (#RobertRodriguez) が手がけた、フィルム時代の映画に喧嘩を売った新たな時代の革命的作品。
今回取り上げるのは、デジタル映画というものについて!
みなさんが、スマホのカメラを使って撮っている動画、ちょっと凝って一眼レフを使って撮っている動画、ホームビデオで子供の運動会を撮っている動画、その全てがデジダル動画です。
今となっては、デジタル動画以外の動画を知らないという人がほとんどですが、映画の世界は違います。いまだに、ハリウッドの一流映画というものの20%はフィルムで撮られていると言っても過言ではありません。
我々が映画館や自宅のテレビで見る映像はすべて、デジタル化されていますが、実際に映像を撮影するときには多くの現場でフィルムが使われているのが現状です。
なぜ、フィルムを選ぶかというと、映画はもともとフィルムで撮影され栄えたため、フィルムメーカーたちも、視聴者たちもそのフィルムの雰囲気を映画の一つの特徴と捉えているからです。
フィルムというのは、光とフィルムの持つ物質の化学反応で一枚の画像が作られます。それら24枚を使って1秒を埋めることで、動画として人間の目には映るのです。
その歴史と経緯を辿ると長くなるので、それはまたフィルムで撮影されたときに。
言い換えると、2018年の現在、映画はデジタルで取られることが多くなりました。我々が取り扱うものと同様に、パソコンを使って取り扱うことのできるデータですね。
それは技術の進歩とともに、フィルムに負けずとも劣らない、画質や解像度を現実化させ、フィルムよりも安価で撮影することができます。
そして、もっとも大きな問題が、ポストプロダクション。いわゆるVFXだったりCGだったり、編集をするところの過程のことです。
デジタルにできてフィルムにできないこと。それは、現場で撮影した映像を、ポストプロダクションで操作できるのかということ。
大きくいうと、フィルムで撮った映画もデジタル化され、そこにVFXを加えることはできますし、それはほぼ100%の映画で行われています。
しかし、一番違うことは、フィルムで取られた一枚の画像はフィルムに焼き付けられており、そこに存在するデータの数は一通りだけです。一方、デジタルで撮影された一枚の画像には、一種類だけでなく、莫大なデータが保存されています。正確にいうと正しくないのですが、解釈的には間違っていないと思います。
それを、最大限に利用したのがこの映画シンシティです。
ほぼ全編がグリーンスクリーンで撮影されており、代名詞ともなっている、白黒の中での差し色や、漫画のような超コントラストのある白黒映像は、デジタル撮影でないと不可能です。ほとんどアニメーションの世界に、実写を溶け込ませるという方法はまさにこれまでの映画界に喧嘩を売ったと言っても過言ではありません。
レジェンドと言われる映画監督の多くは、この映画を映画と認めていないのだとか。師匠#クエンティンタランティーノ は、映画とみなしていながらも、私には撮れない映画だと言っています。これまでの映画は、いかに現場で素晴らしい画を作り上げ、フィルムに収めるのかというのが美学になっています。照明や美術を細かく調整し、試行錯誤を繰り返してきたそのフィルム映画。
この作品は、それを全く否定し、現場で撮影された時に施すことは最小限に、ほとんどの工程は撮影後、コンピューターの中で完成しています。これを映画と呼ぶのか、誰の映画と呼ぶのか、そこは大きな問題になっています。
しかし現実、監督を務めたロバートロドリゲスは脚本・監督・製作・撮影・編集・VFX監修・音楽を担当しています。つまりは、全てを自分でやってしまったんです。まさに異端児。これをいったら怒られるかもしれませんが、YouTuberの最強系と言ってもいいでしょう。
さぁこれを、今後の世界がどのように証明していくのかで映画界は大きく変わると思いますが、確実に視聴者の期待は、そちら側に流れてきているような気がします。
個人の意見としては、本来の美しさを失って欲しくないというのが本音。
しかし、見るべき作品です。教科書にのるレベルの偉大な作品になることは間違い無いでしょう。
女神の男三者三様!!
続編を先に観てしまいましたが、エピソード1やビギンズといった感じで楽しめました。ビジュアルのキレは続編の方が上ですが、ストーリーは断然こちらの方が良かったです。ブルースとミッキー、オーウェン3人のエピソードは結局交わらず残念ですが、3人ともナンシーとゴールディ、ゲイルとそれぞれの女神の為に戦うのが印象的でした。どのパートもハードボイルドで、女のケツが魅力的で面白かったです。コーディリア役の少女も可愛かったです。ジェシカは続編よりこちらの方が可愛いです。オールドシティは歌舞伎町GIRAGIRAガールズみたいな設定で良かったです。
極上センス
映画としてどうなのかと聞かれると答えは難しいが、シーンを楽しむという娯楽映画と割り切れば評価は格段に上がる。
ただ一つの映画として納得したい方にはオススメは出来ないし、サイコキラーの歴史や事件、アメリカの犯罪シーンなどに全く無知なら意味不明かも。
勿論リアリティーのある話でなく、そういう世界なんだと加味して観ると楽しめる。
かっこいい
バイオレントなアメコミの映画作品のなかでは一番好き。変にストーリー性を持たせようとしたり笑わせようとしたりせず、どこまでも暴力のための暴力なので観ていて清々しい。モノクロなのも雰囲気があります。
マニア向け
結構残酷シーンが多いので、苦手な人は観ないほうがよい。日本刀で彼を必死に援護して敵を殺す日本人っぽい女性がカッコよかった。この映画を観てよかった点は、それだけです。
アメコミ
あんまりしっかり見てなかったが、それでもそこそこ楽しかったと思う。多分、原作がアメコミなのかストーリーとか雰囲気がそれらしくて好きな人は好きなんだろうなーと思う。続編もあるようだけど、多分見ないかな。。
ヤバい
フランク・ミラーを筆頭にキャストやメイクアーティスト、CGスタッフ、カメラマンなどなど すべての「シンシティ」関係者に 大拍手…!!!
そして、アメコミを愛するすべての同志たちと祝杯を挙げたい気分です。
とんでもないぞこの映画
とにかく、コミックの中のキャラクターたちが映像で蘇る様を見ただけで……もうヤバい!!!
いやマーヴそのまんますぎでしょミッキー・ロークさんよ!
ジャッキーも完全に本の中から出てきたようだ!
今夜はぐっすり眠れそうです。
色の使い方がカッコいい
映像がとにかくカッコいい!
まるでアメコミをそのまま実写化したようなシーンがいい。
初めて見たときは映像のカッコ良さだけでストーリーにあまり魅力を感じていなかったけど、先日久しぶりに鑑賞したらなかなか男臭いストーリーも悪くなかった。
映像はキレイだけど・・・
映像はキレイ、出演者は豪華だけど・・・、自分には得る物は何もありませんでした。うーん、だから何なのって感じです。
無料だとしても、同じ2時間過ごすのならば、本やマンガ読んだり、体操したり、ネットしたりした方が、有意義に時間を過ごせると感じました。
独特の味があり斬新さを感じた。
原作も知らず何の情報もなく鑑賞しました。映画が始まってすぐ白黒画面の構成力の高さに驚きました。とても芸術的だと感じました。そしてストーリーが非常に斬新で新しく、何が起こっているのか理解するのに頭をフル回転させました。その刺激がとても良かったと思います。エンターテイメントには非常に珍しいオムニバスでした。オムニバスは途中でつまんなくなることがよくあるので、これはどうかと心配しましたが最後まで全部面白い話でした。世界観、ストーリー性、芸術性、ダークな雰囲気、アクションの見ごたえ、俳優の面白さ,そして残虐性さえも…それが揃っていてとても、グレードの高い、いい映画だったと思います。原作も買って読みましたが、ストーリー,美術、両方ともに映画が原作を凌駕してると思いました。
照明の力
アメコミ原作へ忠実たらんとしたんだろうけど、同時に、ふとした瞬間に絵がサイレント時代の映画にも似た立体感を帯びてくるのにびっくりしたぁ。その瞬間、ドキッとするんだよ、観てて。こういう経験ができて、単純に嬉しいなぁって感じちゃいます。
アクションがうまいとは思わないけど、でもどのキャラクターも好きになっちゃうなぁ。
イライジャウッドがまさか!
映像や画像のスクロールは独特の雰囲気は圧巻です。後は豪華キャスト!きっと映画と監督に魅力があったんだなと思う。まさかロードオブザリングのイライジャウッドがこの映画ではむごい姿に。よく役を引き受けたなって思います。ロードオブザリング好きな人はちょっとブルーになるかも。
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