恋人までの距離(ディスタンス)のレビュー・感想・評価
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恋をしたあなたに観てほしい。
恋に落ちるってこういうこと。それが限りあるものだから美化されたのだとしても。列車で出会った人と一夜を過ごすなんてばかみたいだけど。情熱的。
ひたすら二人が引かれあっていく様は誰にでも覚えがある瞬間で、自分を重ね合わせながらいつの間にか見入ってしまう。
友達に電話して本音を聞き出す。不安も本音で。嫌な部分を見ても嫌いにはならないのが本当に愛し合うことだけど、愛してるからこそ怖いから連絡先も聞かない。
出会ったばかりの質問タイムも愛しい。
文句なしの恋愛作品
今まで映画をたくさん見て来ましたが、この映画は全然知りませんでした...
何かいい
距離感
悪くない
何気ない
抜群の距離感
最初から最後までずっと微笑ましい会話がいい、 こういうアメリカとか...
基礎体力がすごい
よかった
『6歳の僕が~』のイーサン・ホークがすごくよかった印象のままこの映画をみたら、いけ好かない感じの若者ぶりで、応援したい気持ちに全くならなかった。ヒロインのジュリー・デルピーも全然好みでなく、本当にどうでもいい男女がダラダラ街を練り歩く、見ていて苦痛だった。時間が短いので我慢して見ようと思って見ていたら、だんだん内面の深い部分を語り出して、最終的にセックスもせず、イーサン・ホークにお預けするジュリー・デルピーに対して、そりゃないだろ!そんなことされたらたまったもんじゃないよ!と怒りが湧いた。つまりけっこうのめりこんで見ていた。
3部作とのことで、続きは見なくていいかなと思っていたのだが、見たくなった。特に枯れた中年になった3作目が楽しみだ。ただ、この一作目しか知らなかったらそれほどシリーズに興味を持てなかったかもしれない。
セックスをしたい気持ちがお互いにありながら、寸止めみたいにして離れるところは誠実で好感が持てた。オレの人生にはもうセックスも恋愛もないので、楽しそうでいいなーと心底うらやましく思った。
映画ならではの恋愛模様
ツーリストのような電車での出会いで始まり、ほぼ2人の会話のみで進んでいく。
それが楽しくて微笑ましくて、別れが近づくにつれて悲しくなってくる。
お互いが友達に電話するかのように、心の内を伝え合うシーンが特に好き。
本当に1日限りで終わってしまうのかという展開でラストを迎えるが、再会できるのか不安になる半年後の約束というのはまた切ない。
ウィーンの街並みに…
アメリカ人の男性とフランス人の女性が列車の中でフッと出会い意気投合。
限られた時間の中で2人が恋深めていくラブロマンス。
(1)列車の中での出会い方がいい
(2)2人がちょいちょい挟んでくる名言的な文句がいい
(3)2人の異性に対する率直な感性の表し方がいい
(4)ウィーンの街並みがいい
ただイーサン・ホーク演じるシェリーが少しチャラすぎて残念かな…役柄だから仕方ないけど…
アメリカ男だから仕方ないのかなとっ
でも相対するジュリー・デルピー演じるフランス女性セリーヌは知的で清楚で役柄にあってて素敵でした。
(深夜のカフェで翌日セリーヌがパリで待つ友人に対して電話をするにあたって2人で電話ごっこをするのですが、そのシーンの中でセリーヌがシェリーの話を聞きながら受話器代わりにしていた手の小指を唇に当てる仕草とか、めちゃめちゃセクシーでビッビッビッときました)
素敵な3部作の1作め
BSでやっていたので久しぶりに再鑑賞。
ビフォア3部作(と最近知った)の1作目。
旅先の電車内で偶然乗り合わせた男女が、離れがたくて一日だけウィーンで一緒に過ごして…という話。
芸術の都なウィーンの風景とともに、2人のおしゃれで飾り気のない会話だけで進んでいくのだけれど、それがまた良い。
旅先で素敵な出会いが…という誰しも夢見る状況と、微妙に現実が交差する加減、そしてジュリー・デルビーのヨーロッパな雰囲気がすごく素敵な映画です。
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