恋人までの距離(ディスタンス)のレビュー・感想・評価
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映画ってこんな感じやったなぁ〜
昔はこんな感じの恋愛映画がちょくちょくあった気がする。会話内容が中二病みたいな面倒な感じなのであまり聞いてられないが、こういうキャラクターのストーリーなんで仕方ない。雰囲気で流し見るのが良いかと。ヒロインの女性は典型的な美人で無いのが良かったと思う。一番気になったシーンはピンボールしながらの会話で、ボール落ちたら交代してたけど、タイムニングはアドリブなのか?もしくは決まったタイミングでわざと落としてるのか?何れにしろ演技に集中できなさそう。(ボールが見える角度の時)
邦題は普通に「夜明けまで」とかでよかったのでは?
これは未来から現在へのタイムトラベル
若い頃失ったかもしれない何かを探す旅。3部作を見て、ここへ戻ってきて、この台詞に心を砕かれた。私はこの映画が大好き。あの時の私の心を救った映画。
電車で出会った男女が一晩会話を続けるだけの映画。確実にお互い惹かれているのに、肝心な事は何も聞けぬまま夜は明け別れの時に。2人で誓った"紳士らしさ"を捨て去ったラストシーンは人間味に溢れていた。
普段から人生とか愛とか神とか考えてる人間に響く作品だと思う。答えのない、もしくは人間の数だけ答えがあるようなことについてずっと聞いたり話したり出来るのはこれ以上ないくらい幸せだったりする。
一定の人からするとこれは他に類を見ない、最上級の恋愛映画だったんじゃないかな。
ここからは考え方に共感した話。セリーヌは女性的思考、ジェシーは男性的思考に寄っている事が見て取れる。私はセリーヌの生き方や考え方に深く賛同してしまった。例えば占い師のシーン。
セリーヌはきっと、あの占い師の答えを気に入っていたのだと思う。しかしジェシーは占い師を嘲笑した。初めこそ同じように笑っていたセリーヌだが、後になって子供のようだったとジェシーを叱る。
私はこれを"自立した強い女になることばかりを望んでいた"という彼女の心が強く現れたワンシーンだと解釈した。現に私も同じことをずっと望んでいるし、腑に落ちなかった出来事を後で納得出来ず掘り返す癖も理解出来る。
優しく協力的で反対をしない親の元で育つと、反発するのはかえって難しい。セリーヌはこれを親切ぶった押し付けと呼ぶ。彼女は所謂普通の家庭で愛されて育ったのだ。これは正しく愛を与えられた子供の悩みの種であり反発である。ここにも、強い自立心を感じる。
しかし彼女はずっと人と人の間にあるものを信じている。愛や、神や、相手を思う心や…。嫌いでいたいものと無自覚に信仰しているものはイコールだったりする。悲しいことに。
2025/2/26
邦題の意味がわかりかねる
再会があるといいなぁ。
君と二人で
パリへ向かう長距離列車で出逢うアメリカ人青年ジェシー( イーサン・ホーク )とフランス人女子大生セリーヌ( ジェリー・デルピー )は、様々な事を率直に語り合う。ジェシーはセリーヌにある提案をする。
見つめ合い楽しそうに語り合う二人の姿は、キラキラと眩しいほど。
作中でジェシーから「 ボッティチェリの天使 」だと形容されるセリーヌ。演じたジェリー・デルピー、確かに納得の美しさ ✨
若きイーサン・ホークのはにかんだ笑顔は、どこかトム・クルーズに似ていた。
-愛は利己的なもの
-午後6時に9番線のホームで
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕)
旅の友を求める気持ち
そのうち内容を忘れそう
こりゃあ続編が観たくなる
若いっていいなぁ〜
自分とは?人生とは?愛とは?幸せとは?考えることが幸せで、それを誰かと共有できることが尊かった、自分自身の10代前半から20代前半を思い出したよ。
持て余した時間をめいっぱい使って旅をした学生時代のあの日々。若いって、いいなぁ。
素敵な時間すぎて、素敵な時間と関係を汚したくなくて、これっきりで終わりにしたほうがいいんじゃないかって思う気持ち、わかるなぁ。
ずーっと会話をしていて、風景が流れていく…
一つ一つの会話が(本人たちにとって)心の深いところに触れる内容で、その真剣さや話ができる嬉しさがこちらにも伝わってくる。表情から、相手に惹かれていく様子がとても伝わってくる。
会話の内容でガツンと印象に残ったことや、衝撃的な展開・シーンというのはあまりないけど、「夢のような夜だった」「素敵な映画だった」という柔らかい後味が残る。
夜明け‼️
この作品はある意味、完璧なラブ・ストーリー‼️列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩いていく中、惹かれ合う・・・‼️まるでドキュメンタリー映画のように恋人同士の出会いから別れまでをリアルに綴っています‼️キャストも完璧‼️若くて美しいイーサン・ホークとジュリー・デルピーは、ルックス的にも相性バッチリ‼️これまた美しいウィーンの街並みの中を二人で歩く姿は超絶ラブリー‼️石畳の街路、教会、レコード店、大観覧車、水上レストラン、古いバー、占い師、川辺の詩人などなど‼️ホントにウィーンってなんて素晴らしい街なんだろう‼️とにかくこの二人の会話がいいですよね‼️出会ったばかりなのに、ごく自然に噛み合いまくっている二人の会話のやりとりが楽しくて、微笑ましくて、面白くて、うらやましい‼️やっぱり男女関係において一番大事なのは "気が合う" ってことでしょう‼️そんな自然な会話の中から、人生観や価値観が見えてくるし、二人が惹かれ合うのも説得力十分‼️そして連絡先の交換もせず、半年後の再会を約束する結末も、味わい深い余韻で素晴らしすぎる‼️そして二本の続編が公開された今、この作品がスゴいのは、二人が9年間会えない事、その後結婚して倦怠期を迎え、大ゲンカをする姿を知っている事で、この「ビフォア・サンライズ/恋人たちの距離」で描かれた、甘くて、切なくて、美しい、ロマンティックな一晩の逢瀬が数倍にも光輝いて見える事でしょう‼️やはり三作続けて観た方がイイ‼️
綺麗
今はインスタ教えてみたいにすぐ連絡先聞けちゃうけどこういうアナログな出会いってすごい良いなっておもった
電車で出会ってそのまま1日デートなんてすごい素敵憧れる
デートの内容も素敵だったし詩を書いてもらうなんて雰囲気最高
ただなー結局最後が青姦かって思った 時々男が女を性的な目で見てるのが結局はそういうことがしたいのねって思った 青姦するくらいだったらホテル行って欲しい
青姦がなかったら素敵で綺麗な映画だった
また2人は会えたのかな
ケータイがない時代の半年後の今日会おうね見たいなやりとりは本当に素敵で憧れる
哲学的な台詞
この映画で三番目に台詞が有るのが誰なのか分からないくらい、映画の殆どが二人の会話なんですね。
なので、一夜の二人を見る映画なんですけど、だんだんと惹かれ合っていく過程を楽しむって感じでもないの。
そんな感じだと、普通は観ていて途中で飽きちゃいそうなんだけど、全然飽きないんです。
何故かと言うと、台詞が結構哲学的なの。
お互い同じ考え方を持っているわけではないんだけど、共鳴し合う様にお互いの台詞を引き出していくんですよね。
これは、この二人相性良いんだろうなって思う。
一夜で終わらせちゃうの勿体ないですよね。
再会の約束をしたところで終わるのも良いですね。
まあ、続編が有るのは知っているから、この後も二人の関係は続くのは分かっているんだけど、半年後が気になりますもんね。
と言いつつ、まだ観たことない続編を観てみたいけど、観たくない気もするんですよね。
本当に大好きな作品
まさかの劇場で公開、しかもバレンタインに合わせるなんて憎い企画ですよね。
奇跡のような出会いと、朝までのわずかな時間を描いたラブストーリー。
何が起こるでもなく二人で過ごす時間が淡々と流れるのですが、これが実に愛おしい。
二人の会話で物語が動いていくのですが、その会話は本当取り留めもないんですね。
自身や家族の事だったり、昔の恋人の事だったり、時に社会の在り方だったり、でも二人にとって大切な時間であることがとても伝わってくるんです。
そしてカメラ。その流れる会話と多用される長回しがとてもマッチしてるんですよ。特に序盤のバスのシーンは物語に引き込まれるようでした。
あと今回初めてスクリーンで観るのですが、この長回しがとても映えていましたね。
そしてどのカットも絵のような美しさがあり、心に残ります。
キャス・ブルームの「Come Here」をバックに、何度もお互い見つめるのに目が合わないレコード屋の視聴ブース。
観覧車での引き寄せられたようなキス。
カフェでの電話ごっこで告げる、その胸の内。
芝生でのワインと別れが迫る物悲しい空気。
別れの列車に乗る寸前、堰を切ったように溢れ出る想い。
そして約束。
涙する作品でないのに、これだけ心に残るのが不思議なくらいですね。
今こうしてスクリーンで出会えた事を嬉しく思います。
三作目「ミッドナイト」から9年以上経ってしまいましたが、今でも続編の一報を楽しみに待ってたりするんですよね。
本当に大好きな作品です。
今撮ろうとしても決して撮れない距離感
一夜の恋を体験したような気分になれる作品
主人公二人の会話が知的で素敵。また、出会ってすぐの惹かれ合う男女らしい会話。あー惹かれ合う一番楽しい時期ってこんな感じだよね、っていうやり取り。もう会えないとわかっているからこそ、そのひと時を楽しめる。一番盛り上がる良い時期を切り取ったような映画。
12月16日
お金の無い恋人👫達のディスタンス 特別興行するほど?
ウィーンでデートしたい
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