スクール・オブ・ロックのレビュー・感想・評価
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「天使にラブソングを」の3番煎じ
おっさんを目立たせたいのか子供を目立たせたいのか最後まで中途半端
曲もそこまで盛り上がるようなものは使っていないし「天使にラブソングを」の3番煎じ感しか感じませんでした。
あり得ない話だが面白い
誰かになりすます話は悲劇も喜劇もよくあるパターンで、この映画は喜劇の方で、ばれるまでは面白い展開であるが、さて、ばれてからどうするか。結果的には全体のテイストを損なわない無難なエンディングだった。ただ、ラストの子供たちのライブを見て、校長や保護者が今までの態度とは変わって、ロックを受け入れるようになったのはやや唐突な感じがした。そもそもこの学校は進学校なので、ロックをする暇があったら勉強しなさいという態度ではなかったのではないか。
ストーリー展開は無理があるが…
コメディであるが故に全体がまとまり観るものを笑顔にさせる作品。
親が子供達を認めていく過程があまりにも希薄なのが残念な感じもするが、お涙頂戴の作品ではないので良い温度感だったのか?
不朽のスクールコメディ
2003(日本は2004)年公開のアメリカ映画。
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:マイク・ホワイト
主な出演は、
にせ教師デューイ・フィン:ジャック・ブラック
厳格な校長ロザリー・マリンズ:ジョーン・キューザック
親友ネッド・シュニーブリー:マイク・ホワイト
元バンド仲間で間借りをしているジュニブリー役のマイク・ホワイトが脚本を書いている。
プライベートでも主役のジャック・ブラックと仲が良いらしく、ジャック・ブラック用に仕上げた脚本らしい。
本作に直接関係はないのだが、
監督のリチャード・リンクレイターは、並行して『6才のボクが、大人になるまで。』も製作していたことになる。
たいしたもんだ、と思う。
ジャック・ブラックのアクの強さが、プラスになっているし、子役の皆さんも素晴らしい。
エキストラなしの演奏シーンは、まさに圧巻。
カッコいいとしか言えない。
往年のロックの名曲が彩りを添える。
映画は大ヒットし、舞台やテレビドラマになった。
アカデミー賞とは無縁でも、名作だといえる。
デューイと生徒達の交流に感動
デューイ・フィンに扮するジャック・ブラックが良い。
知的な生徒を演じたミランダ・コスグローヴは、後にNHKで放送された『アイ・カーリー』の主役を努めている。
挿入歌として使われている曲は、
ザ・フーの『サブスティテュート』
ドアーズの『タッチ・ミー』
クリームの『サンシャイン・オブ・ラヴ』
レッド・ツェッペリンの『移民の歌』
スティーヴィー・ニックスの『エッジ・オブ・セヴンティーン』
T−レックスの『ボールルームス・オブ・マース』
ザ・ダークネスの『グロウイング・オン・ミー』
とクラシック・ロックと呼ばれた名曲ばかりである。
その他、デューイがホームワークとして生徒達に自宅で聴くように手渡すCDのチョイスも要チェック。
めちゃくちゃだ〜!
全体的に本当にめちゃくちゃなんだけど、感動するシーンやぶち上がるシーンが沢山あった。見ていて楽しかった。ジャック・ブラック最高すぎる。
特にローズとデューイとの会話が面白すぎる。ローズのことただのカリカリした真面目な校長キャラだと思ってたのに、すごい顔しながらビール啜ってたり、音楽聴いて踊り出しちゃってたり、思わず笑ってしまった。デューイと正反対だと思っていたローズが「気取ったおぼっちゃま学校」とかまで叫ぶ。デューイってクズだけど人の本音を引き出す力みたいなのがあるよね。
ただの嫌な奴ポジだと思ってたのに、
保護者との板挟みなだけだったんだな〜とか思い出したら愛おしい。優等生のザックが書いた曲も良い。ロックにさらけ出していく心の内が超アツい。
でも1回目見た時めっちゃ体力使ったし疲れた。あと最後のライブでジャック・ブラックが歌い出した時は若干トミカが歌って欲しかったな〜と思ってしまったり、ダイブするシーンもそこまで上がらなかったり、テンションの合わなさはあったんだけど楽しい映画だった。
最高に面白い
リンクレイター監督、ジャックブラック主演の作品。
何でもジャックブラックが続編にやる気満々らしい記事を見たので、久しぶりの鑑賞です。
引き際を間違ったバンドマンが作り出す、ハートフルなサクセスストーリー。いや、青春映画でしょうねこれは。
あまりにもステレオタイプなロック像ではあるのですが、これが最高に面白いんですよ。
手にギター!心にロック!エンドロールがまた最高なんですよね。
本当、続編を心から希望します。
改めてすごく楽しい作品でした。
この校長どこかで・・・あ!アダムスファミリー2の殺人ベビーシッター...
この校長どこかで・・・あ!アダムスファミリー2の殺人ベビーシッター!(笑)。変わらないわぁ~♪良いキャラしてる。
【コイツが理想の先生?疑問】
確かに、生徒たちの知らないワクワクするようなコンテンツを教えてくれて、一緒にバンドまで組んでくれる先生がいたら素敵ですよ。
でも、主人公のデューイ先生がリードヴォーカルはダメでしょ。生徒に渡してあげて欲しい。
結局最後まで、生徒をダシに自分の夢を叶えたいだけの自己満オヤジにしか見えず、なんか私は冷めた。
私、男の子っぽいやんちゃな人を、かわいく思えないタチなのかな(^^;)。
生徒たちもあまり自主性が無いというか、与えられた楽器や役割をただ楽し気にまっとうしているだけに見えてしまった。
彼らの変化から、ロックンロールを感じない。
とくにマネージャー役のサマー。
デューイをつるし上げ、バンドの授業を廃止しようとする両親たちに、何も言わないのは何故?
「彼の教職偽装は罪、でも、私たちが成し遂げようとしているバンドは素晴らしいものよ。そのためにデューイ先生が必要なの。お父さんたちもライブ観に来て!」
と機転働かせてひと演説ぶてば、バンドを守るマネージャーとしての面を見せられたのに。
賢そうな彼女なら、そのくらいできたはず。
とってつけたような後日談でも、人物たちの魅力の無さはぬぐい切れず。
居候先のカップルはナマナマしくて良かった。
ファンキー
金が欲しいがために身の上を偽って名門小学校の教師になった主人公。
勉強など教えることはできず、ロックばかり教える。
子供達はその素晴らしさに虜になっていくが、当然親達はそれに疑心を抱き、一悶着。
内容としてはミュージックオブハートに似ていると思う。
ただロックなので、主人公の破天荒ぶりとファンキーさが際立っていました。
みんなラモーンズ好きすぎ
デューイ役、ジャック・ブラックの演技、と言うか、これまんま素のジャック・ブラックでしょ!コメディアンでミュージシャンな彼の為にある脚本だが、思った以上に子ども達一人一人のキャラクターが光っていた。
最初は自分の事しか見えていないデューイが、彼ら・彼女らの個性に少しずつ向き合っていく。
コメディなのであまり深く描かれないのが惜しい気すらしてくる。
まずは楽器の才能がある子たちに注目する訳だが、結構目ざとくクラス全員を見ているし、何か悩んでるな?と気づけば力づけたりもする。
「歌いたい」と言ったのに、やっぱり「歌えない」と尻込みするトミカのシーンは素晴らしい。
「歌いたい」と「歌えない」のバランスをほんのちょっとだけポジティブな方向に押す。
一体いつからデューイは彼らを大切に感じ始めたのか。生徒にロックを教えて、バンド・バトルに出ようとひらめいた時、デューイは身勝手な勘違いロッカーだった。まだ。
いつの間にか、生徒たちの「純真さに触れて童心に帰った」のか、もっと純粋に「コイツらと音楽をやりたい!」と思うようになった。
生徒たちに教えて、ロック道に導いているはずだったデューイは、むしろ生徒たちに人生を導かれていた。
最高のステージは世界を変える。
思った以上にポジティブでワクワクする、楽しい映画だった。
ロックンロールの学校‼️
スクール・オブ・ロック‼️この作品は劇中の子供たちだけでなく、観客にもロックミュージックの素晴らしさを教えてくれる夢と笑いと情熱のロック魂‼️そのロック魂を体現するジャック・ブラック扮する主人公デューイ‼️ロックスターの夢をあきらめきれない彼は、親友になりすまし、小学校の代用教員になって、生徒たちに熱きロック魂を教える‼️生徒一人一人に楽器を手渡し、一人気持ちが高ぶったデューイがシャウト‼️その顔芸‼️その体芸‼️ちょっと暑苦しいジャック・ブラックのハイテンションなパフォーマンスに大爆笑‼️この作品は良い意味でのジャック・ブラックの醜態を楽しむ映画なのです‼️最初は嫌がっていた生徒たちがロック魂に目覚めていく過程も熱く描かれ、そこを彩るロックの名曲の選曲センスも抜群‼️クリーム、ツェッペリン、ラモーンズ、スティービー・ニックスetc...すでにそれぞれのCDを持ってたにもかかわらず、サントラを購入してしまった‼️それくらいの神サントラ‼️そしてクライマックスのバンド・バトル‼️デューイがエレキを奏でた瞬間、鳥肌が立つ主題歌「スクール・オブ・ロック」は必聴のロックナンバーです‼️下手なロックコンサートに行くよりも、この「スクール・オブ・ロック」を鑑賞して、ロック愛あふれるカタルシスを味わってはいかがでしょうか⁉️
深みは無いが気持ちよく楽しめる。
映画を楽しむ上でロックを知っていると
溶け込みやすいが、知らなくても十分に楽しめる。
基本的に軽いノリのコメディだが
「偽教師が子供たちの才能を開花させる」
という物語は非常に分かりやすく
ノリノリで鑑賞できる。
難点を言えば軽すぎて内容に乏しいとことだ。
子供たちは実際に演奏し歌う才能を持っていて
その嘘偽りのない能力の高さには脱帽する。
子供の才能、成長物語として分かりやすく、
後に舞台化され、今も世界を回っている。
※
世界を股にかけろ!
この映画を観るキッカケになったのが、何かの音楽雑誌に載ってた「笑えて感動するロックンロール」とか書いてあった記事を読んで、主演がジャックブラックという事でとりあえず観てみるかー位の勢いだったのに、観終わってみれば最高のエンターテイメントだったって感じになった。映画疲れというか、難しい内容やシリアスなストーリーばかり観て疲れた脳をリフレッシュさせてくれた最高の映画でしたね。
結局すぐにDVD買って年2〜3回観るほどハマって、仕事で凝り固まった顔に笑顔を取り戻す為の最高のツールになりましたよ。純粋な子供達の気持ちとジャックのジョークが私の中にある何かに触れる度に、何故か優しい気持ちにさせてくれる不思議な映画ですね。去年?だかにドラムのフレディ役の子が死んだと聞いた時はほんと残念でした。自分映画史ベスト30に入る名作ですねー
凝り固まった脳みそを、ぐしゃっとつぶしてほぐしてくれる!
序盤は、「そんなのアリ!?」って、ヒヤヒヤしまくりだったけど、後半になるにつれて、「なんでもアリだぜ!ロックしようぜ!」って気持ちになってくるから不思議!笑
主人公に対しても、自己中すぎるなって思ってたけど、段々と愛着が湧いてくるから不思議!
こどもたちと保護者たちの前で、「この子にはこんな才能がある!」と熱弁するシーンが特にお気に入り!すべてがバレたことを知って、残された時間でなにかを伝えたいと必死になっている姿が良かった!
最後のライブのシーンも、めちゃくちゃよかった!
一人一人の個性が輝いて、子どもたちもキラキラしてて、こんなこどもたちの表情を引き出してくれるのなら、もうなんでもアリだよ!って気持ちだった!
凝り固まった脳みそを、ぐしゃっとつぶしてほぐしてくれるような映画だった!
エンドクレジットのところの、こちらに語り掛けながら演奏してる様子も面白かった!
ROCKサイコー
むか〜しレンタルで観て、ふと思い出して久々にHuluで探したら出てきたので観るっしょ!!
まぁ、これ日本の映画ならコキ落とされそうな内容、演技だろうけど、アメリカン・コメディなら許せてしまうのは、お国柄の違いか。
やっぱり音楽も素晴らしいし、子供の演奏がROCKしてるの、歌がベラボーに上手いので感動と涙が溢れてしまう。
どんな役割りでも「君がいないと成り立たない」って言う差別の無い教育、これ素晴らしい。
観終わって心が温かくなる一本。
「ろくな奴じゃあなかったが 俺が消えてもロックしろ」と言う本作中の歌詞は、主人公・デューイの偽らざる心境の吐露ではなかったでしょうか。
しかし、生徒たちの心を溶かし、凝り固まっていた校長の心まで溶かしたのは、他ならぬ彼のロック魂であったことには疑いがありません。
コンテストでは優勝こそ逸したものの、ロッカー、ロックバンドとしての真の優劣を、観客席は、ちゃんと掴んでいたと言えないでしょうか。
そう思いました。評論子は。
その一点で、観終わって、気持ちがほんわか温かくなる一本と評することができると思います。
(追記)
細かいことですが、演出面では、最後の切迫した(?)シーンでは、場面の切り換えにドアの開け閉めが効果的に使われ、場面転換のテンポが、とても良かったのが印象的でした。評論子には。
<映画のことば>
「待って。入場券は?」
「息子が中にいるんだ。」
「入場券なしじゃあ、通せない。」
「危険人物が誘拐したんだ。」
「そりゃあ大変だ。早く入場券を。」
子どもたちに教えられる…
子どもたちにロックを教えるうちに、自分本位だった性格がチームをまとめることの大切さを学び、人として成長していく姿を描く。子どもたちも親や先生に言われたとおりにすることに窮屈さを感じていたが、ロックを通して生き生きとし、子供らしさを取り戻した。単純明快なストーリーだがジャック・ブラックの熱い演技が良かった。
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